この三重の塔は、 1944年、落雷で焼失後、作家の幸田文らの尽力で寄金を集め、1975年に西岡常一棟梁により再建されたもの。
焼失した塔は、法隆寺、法起寺の塔とともに斑鳩三塔と呼ばれ、7世紀末頃の建立と推定される貴重な三重の塔であった。
このような案内図を見かけたが、このサイクリングロードの各所にきっと設置してあるのだろう。
そんな畑中の道を塔から次第に離れて歩いていった。
色づいた柿の実の成る木を、通しての法輪寺の塔は、いかにも大和の風物詩である。
そして コスモス
|
塔は二層部と三層部がコスモス越しに見える。
絶好の撮影ポイントだ。
12枚の画像を、左の半分は塔にピントを合わせ、右の6枚は塔がぼやけるようにコスモスにピントを合わせる試みをした。
下の小さい画像にマウスを置いて四角に中から開くのは、「塔」。
丸く内側から広がるのは、「コスモス揺れて」と題したが、とにかくどちらも斑鳩の里の塔のある秋風景を捉えたかった。