この画像の丁度中ほどの低い屋根のところがそうである。
手前のベージュ色の楓は、春のバラ祭りの時の新葉が、真っ赤だったので印象に残っている。
< クラフトデザインの作品 風鈴祭りに参加> | |||||||||
<> |
|
ちょっと他の参拝や、撮影の人と、雰囲気が違ったので、思わず声を掛けた。
円空庭で、作品の展示をするとのことだったので、準備ができるまで、このあたりの町歩きをしてくることにした。
適当に時間をつぶして、茶室に行ってみた。
風鈴祭りだから風鈴の製作発表かと、どんな作品なのか楽しみにしていた。
まだ展示の準備が完了していなかったが、単なる「風鈴」ではなく、メデアを使った、クラフトデザインの作品である。
素材も、木材、ガラス、金属、もっと丹念に見せてもらえば、多くの素材を使っていることに気づいただろう。
インテリアクラフトとして、同じ市内の寺院の恒例行事に参加し、大学から出た場での発表が、町に定着した大学の活動として更なる発展を期待したい。
まだ準備中だったので、次回もう一度盛夏にお参りしたとき、学生さんの作品をゆっくり見せてもらいたいと思う。
「芸術は文化教養に一つというより、いまや生活そのものに溶け込んでいる時代です。日々の暮らしの中で「美」とは何か、「私」とは何かを問い続け、多くの作品にふれて対話を深めていただきたいと願っています。」
若い人へのメッセージだけれど、今の年齢に達している私も、たいそうなことではなくごく自然にそうありたいと思った日であった。
おふさ観音シリーズは、今日で閉じたい。