
ここまでは順調に自然界が季節の流れに沿っているように見える。
しかし、このピカピカテープが張られる頃に、鉄塔の上に開かれる雀の学校には、一向に生徒の集合がない。
ひらひらテープは、むやみに太陽に輝いて何か虚しい。

よく見ると同じくらいの大きさの実が、葉隠れに沢山ついている。
昨年もついたのだろうか。
全く気がつかなかった。
色づいてくれば目立つだろうに。
近くに蜜柑畑がないので、実の大きさを比べられないが、これは順調な育ち具合なのかしら。

三つ目は今年の我が家の花をそう呼ぶしかないような開花である。
大体ボケの開花時期は、11/25頃~ 4/15頃。
11月頃から咲き出す花は、春に開花するものと区別するために、「寒木瓜(かんぼけ)」と呼ばれることがある。
このように、季節の花300には記されているが、この猛暑の8月末に咲いた我が家の木瓜は「呆け」としかいいようがない感じである。
でもよく見ているとこの暑いなかよくもまぁ健気に咲いたものであると、賞賛してやりたくなる。
背景にある丸いのは、ピカピカテープの太陽の反射をカメラが写し撮ったものだ。
一枚目の画像の光った部分がこれである。