カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

仏送りの道すがら 今夜の花火会場

2010年08月15日 | ★ 日々の呟き
< 仏送りの道すがら 今夜の花火会場>
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一年ぶりの我が家で、ゆっくりと過ごしていただいた(と思うのは自分ばかりかも・・・)人たちを、
彼の岸へお送りするためにお寺にお参りした。
後は夜になってから送り火を焚くだけとなって家のお盆の行事はお終いである。

「ドドーン ドドーン」町の夏祭りの花火大会のお知らせが、
よく晴れた空に、白い煙だけ見せて響いている。

お寺に行く時に吉野川の堤防道から川向こうのお寺に行ったが、
堤防に沿って祭り提灯が風に揺れてずらりと並んでいた。

お寺からの帰りに、堤防の下に駐車して、川原の見える堤防の上に上ってみた。
河川敷はブルーシートがずっとしいて場所取りをしていた。
今年は、有料席があるようなことを聴いていたが、
それがどこなのか全く分からなかった。

私は家で空に上がる花火を見て楽しむことにしているので、
人ごみの中でなく、ちょっと遠い特等席の花火見物だと、得心している。

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荒坂峠・万葉の歌碑

2010年08月15日 | ☆ ふるさと・大和
13日のことである。
お墓参りを終えて、
「これで外への仕事はおしまいだ」。
家へ帰ろうとした時、洗車して置こうと、思い立ち24号線を御所方面へ走らせた。
こちらはスムーズに走れるが、反対車線が大渋滞だ。
帰りのことを考えると「しまった」と思ったが、24号を走らなくてもいくつかルーとがあるから、それを使えば良いとそのままガソリンスタンドへ行った。

給油と洗車をしてもらい、24号線を西に走った。
スタンドから暫くは混みながらも何とか動いていたが、峠のカーブを見通すとやはり渋滞のようなので、このまま町筋に入ると、かなり遅くなりそうだ。
そこでで京奈和自動車道の側道を走ることにした。


荒坂峠
24号線の混雑に比べて、前後に車のない空いた荒坂峠を越え、くだりにかかる所の山側のスペースに草刈のちゃんとされた場所に、万葉歌碑が建立されている。


武者小路実篤の揮毫による万葉の歌碑
たまきはる 宇智の大野に 馬並めて 朝踏ますらむ その草深野 巻1-4 中皇命


手前は旧宇智村と旧北宇智村の間にある荒坂峠の旧道。
向こうに線のようになっているのが、京奈和自動車道で、荒坂峠は地形の関係から、この自動車道の側道をかねている。

新しい道路ができて荒坂峠を走る機会が少なくなったので、久しぶりの万葉歌碑を眺め、
わが町が「草深野」であった古代へと思いを馳せた。
多忙な一日のちょっとしたゆとりの時間だった。

コメント (8)
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