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ゲゲゲの女房も観ないで、洗濯機を回しておいて、先ずは我が家のお墓へ。
七日盆にお参りしているので、お花はまだ綺麗だったが、七日盆の組花には槙の葉を入れなかったので、盆花には槙の葉の入った組花をお供えした。
お墓で出会った人との挨拶は「おはようございます。よう、お参り。」
全く知らない人とも、交わす挨拶は、お互いお盆にご先祖様にお参りできたことへの労いである。
お水、線香、お経と、お盆の供養のためのお参りを済ませてから、ひとまず家に帰る。
もうこの頃から空は晴れて夏の日差しが痛いように感じる。
洗濯物を、大急ぎで干してから、今度は水筒持参で、川向こうの「最初坊」と言うお墓へ。
ここには、義父の親戚縁者の諸々のご先祖様が眠っていらっしゃる。
この町が眼下に見え金剛山が、遥か真向かいにある景色は良いのだが、上のほうにあるので、お花と水の入ったバケツを持って登るのには、若い頃のようにさっさと行動できない。
次は、一方通行の歴史街道新町通りに入り、実家の菩提寺「宝満寺」へ。
お寺の周りは、子供の頃の遊び場のような路地や、友人の家があり、いつ行っても懐かしい思い出の小箱のような地域である。
最後は明治維新の魁、天誅組ゆかりのお寺「桜井寺」。
ここには、可愛がってくれた叔母(父の姉)のお墓がある。
子供がなかったので、私の父母がいつもお参りしていたから、父母が居なくなった今も、私の実家の弟たちと我が家のものがお参りをするのが習いになっている。
四つのお墓参りを済ませると、もうお昼近い時刻になっていた。
汗びっしょりになってはいたが、このお墓参りが終わると、す~として晴れ晴れとした気持ちになる。
参ってもらう立場になるまで、もう少しこうして元気にお参りできる身でありたいと思う。
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