登大路ホテルを出て少し北に歩きますと、こんなモニュメントが立っています。何気なく通り過ぎてしまうことが多いのですが、この日はホテルの近くでもあって1枚カメラに残しました。桜の花をテーマにして、四方を瓦で囲んだ重厚な感じの柱状の大きいモニュメントは、よく見ますと味わいのある作品です。公園の紅葉した木々が背景となって、瓦のグレーが引き立って見えます。
会員制のホテルで、幹事さんのどなたかが会員とのことで、近鉄奈良駅近くであることや、元学び舎の近くであることが、何にもましてありがたい会場の設営場所でした。
手元にあるメニューを撮り置いた写真はコラージュして、どれがどれなど暫くPCと離れていた日でしたので、メニューの順に記録しておきます。
★バランス野菜 ★鮪とシャンピニョンのプロヴァンサルサラダ ★焼きトウモロコシポターージ
★太刀魚と帆立貝のトルネード 大和菊菜クルート ★特選牛フィレ肉のグリエ マロンソース
★ アップルパイとバニラアイスクリーム添え ★コーヒーと小菓子
と、まあこんなメニューでしたが、お食事中も席近くの人とのおしゃべりが弾んで、美味しかったなぁと後で友たちと感想を話す程度で、どれがどれだか、今頃にもなるとさっぱりと忘れてしまっています。
食事の後「なつかしい友 心を結ぶ会」と題した出席者名簿や欠席者からのメッセージ物故者のお知らせなど綴った、色彩豊かな温かさの籠った小冊子のなかの、懐かしい歌の数々を順に歌いました。
ボケない小唄 ( お座敷小唄の曲で歌います)
一、風邪もひかずに 転ばずに
笑い忘れず よくしゃべり
頭と足腰 使う人
元気ある人 ボケません
二、スポーツ、カラオケ、囲碁、俳句
趣味のある人 味もある
異性に関心 持ちながら
色気ある人 ボケません
三、年をとっても 白髪でも
頭禿げても まだ若い
演歌歌って、アンコール
生き甲斐ある人 ボケません
「ボケます小唄」というのもあったのですが、インパクトのあるのは「ボケない小唄」でした。
同窓会に参加していつも思うのですが、こうして集う場所に来れることこそが、健康ですしボケていない証だし、友と話す意欲を持ち合わせているからこそ、参加できるのです。昨年まで参加していた人の訃報を聞いた時には、いつ自分に訪れるかもしれないのだから、「今・生きていることに感謝して、生きていればこそできる様々なことを、心から喜んで受け入れていきたい」と思うのです。
あと一回で終わります。