今年のあしびの会(大学同窓会)は登大路ホテルで開催されました。
開会まで少し時間があったので、学び舎だったところまでカメラを提げて出かけました。
現在のキャンパスは高畑町の方に移転していますが、私たちは登大路の裁判所・県庁の建物の建っている場所が、若いころの学び舎のあった場所です。そのすぐ近くの同窓会は、5分も歩かないうちに、当時の懐かしい日々にタイムスリップできるのです。
公園の木々の紅葉が進んで、様々な秋色に染まっていくさまは、当時とそんなに変わらない秋を、感じさせてくれます。
逆光の桜の木は葉を落として少なくなってきています。
今朝の落ち葉でしょう。道路わきの端の方に固まって、まだ誰にも踏みしめられない美しさを保っています。
思い出に浸りながら少し歩いて公園の木々の紅葉を楽しみました。
会場のホテルまで戻って、今歩いてきた方を、終わったらまた歩こうと眺めました。
学び舎はここになくても、こんなに恵まれたところで学んだことが、当時そんなに恵まれたところだという意識もなかったのがもっと他に惹かれるものがあったのだろと不思議な気がします。歳を重ねるにつれて、人生の出発点のような場所であることを、今つくづく思います。
続きます。 8741