、「日本書紀」や「万葉集」にも登場し、斉明、天智、持統、文武天皇をはじめ多くの宮人たちが来泉された1350年余りの歴史を持つ由緒ある源泉近くの埼の湯に、ホテルに荷物を置くとすぐ出かけました。
温泉の前の崖に仏さまがお祀りされていました。
温泉のすぐ横の海辺です。カメラは中にもって入れませんので、脱衣場の建物の真横から、温泉のある場所を想像してください。
湯壺は4つあって温度がそれぞれ違います。1番下の湯船には、この日波が時々ザブンと崩れて入ってきます。手を伸ばせば太平洋です。さすがにその波が入ってくるところには「いい湯だな♪」なんてのんきに浸かっている勇気がなかったのですが、子どもたちや若い子は、面白がってキャーキャー言いながら、波が入ってくると楽しんでいました。
頭の上をいい風が吹いていますので、長い間湯に浸かっていても、のぼせることのないのが外湯のいいところです。
ホテルから歩いて崎の湯に行く途中、硫黄の匂いのする源泉を通って行きました。高温の温泉を適温に冷やして古代の人たちも太平洋を眺めながら外湯を楽しんだのでしょう。ドライブの疲れもすっかりとれるほどゆっくり温泉で心身ともに癒された夕暮れ時でした。
10207(今日は奈良へ行ってきましたので、随分の歩数でした・後日記事にします。)