目覚めた窓いっぱいに雲と青空の遊んでいる情景が飛び込んできました。
ラッキーな快晴です。
雲の流れや形が空で、楽しげに戯れているようです。
海面に時々白波が見えては砕けるのは、遠く遠くにある台風のせいらしく進路上にはなっていないけれど、繋がっている海を感じます。
右下の埼の湯の男性風呂の方が見えていますが、砕けた白波が浴槽に飛び込んでいるのが見えます。
昨日の夕方とは違った海面です。
海底展望台の方に目を移しますと、早朝にもかかわらず歩いている人が見えます。
外はかなり風が吹いているようです。
朝食後、ゆったりとしたロビーの椅子に掛けて、白良浜を眺めています。
もう浜辺で遊んでいる元気な人影が、まるで豆粒のようです。
海が好きなのでいくら見ていても飽きが来ません。
岩場では寄せてくる波が激しくぶつかって砕ける動的な動きが面白くてまるで子供に帰ったように眺めていました。
三段壁や、千畳敷には行ってみたくなかったのですが、この円月島だけは撮っておきたいと回ってもらいました。
沢山の人がカメラを向けたり、記念撮影をしたりしていましたし、前の道路を通過していく車が多いので、何も入らないで円月島と海だけになる機会を気長に待ちました。
お土産はここで纏めて買うことにしていましたので、立ち寄りました。
マグロの解体ショーが終わった後でさばいたのを購入する人たちが集まっていました。
高速道路で帰ると早いのですが、速さよりも国道42号線を海を見ながら走るのが楽しくこちらの方が、ぜいたく気分なドライブです。
でも沿線は高速道路ができるまで、海の見えるいい場所にあったドライブインやレストランは、ほとんど姿を消して建物も、ハイオクのような寂しい姿に代わってしまっていました。「のんびり族」には辛い気持ちになるような、交通の発達に伴う変化でした。
風力発電の風車の並んでいる風景は、広川町に来たことを知りました。広川町辺りには随分あちこちの山の上に風車が見えます。風を十分に受ける地形になっているのでしょう。
ここにくるまでとてもいいお天気に恵まれて青い空と、青い海を堪能するほど眺めてくることができました。海のない県に育っているので海へのノスタルジャーのようなものがこの歳になってもあるのです。荒れた海は恐ろしいけど、こんなに美しい晩秋の海は、心まで広くしてくれます。 3707