戦国時代、根来寺は大きな勢力を備えました。
しかし、こうした強大な寺社勢力を危惧した豊臣秀吉は天正13年(1585)3月に紀州根来に攻め入り、大塔・大師堂などの2~3の堂塔を残して全山消失してしまいました。
秀吉の焼き討ちから逃れた、建立当時のままの大塔です。
高さ40mを誇る木造建築としては日本最大で唯一無二の国宝です。
大師堂・真言宗を開かれた弘法大師様をお祀りしています。
根来寺の中では最も古い建物で、須弥壇と共に重要文化財に指定されています。
大伝法堂
根来寺の本堂に当たります。ご本尊は3mを超える大日如来さまです。
多宝塔を興味深く拝観しました。
紅葉に包まれた、この季節でないと見ることのできない、紅葉と多宝塔です。