カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

般若寺 十三重石宝塔・笠塔婆 

2017年09月13日 | ☆ ふるさと・大和

 

十三重石宝塔

聖武天皇が創建されたとつたえられていますが、その後1253年再建されたのが現在の塔だとパンフレットに記されています。

14,2mの高さで、日本を代表する石塔だそうです。

 

 

 

大きな基壇は、授戒式を行ったと推定されています。

四方仏には、東に薬師如来、南にお釈迦様、西に阿弥陀様、北側には弥勒菩薩が、彫刻されています。

もう何年か前に、四方の仏様を、丁寧に撮影したことがありますので、今回は離れた所からの石塔と秋桜を

撮りました。

 

 

 

笠塔婆 (鎌倉時代)

宋人石工伊行吉が、石宝塔を再建した父伊行末の1周忌に当たり、父母の供養のために建立した大きな石の塔婆です。

もと寺の募地の入口にあったのを、境内に移転した時、下の方に264文字の銘文があって、東大寺再建に携わった、宋人石工事業

が知られる貴重な資料となりました。

お能の謡曲「笠塔婆」の題材になっています。

 

 

今回頂いたお寺のパンフレットから、今まで詳しくは知らなかった、古刹はコスモス寺の

「日本最古の秋桜名所」と言われている由縁が分かりました。

コメント (2)
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