十三重石宝塔
聖武天皇が創建されたとつたえられていますが、その後1253年再建されたのが現在の塔だとパンフレットに記されています。
14,2mの高さで、日本を代表する石塔だそうです。
大きな基壇は、授戒式を行ったと推定されています。
四方仏には、東に薬師如来、南にお釈迦様、西に阿弥陀様、北側には弥勒菩薩が、彫刻されています。
もう何年か前に、四方の仏様を、丁寧に撮影したことがありますので、今回は離れた所からの石塔と秋桜を
撮りました。
笠塔婆 (鎌倉時代)
宋人石工伊行吉が、石宝塔を再建した父伊行末の1周忌に当たり、父母の供養のために建立した大きな石の塔婆です。
もと寺の募地の入口にあったのを、境内に移転した時、下の方に264文字の銘文があって、東大寺再建に携わった、宋人石工事業
が知られる貴重な資料となりました。
お能の謡曲「笠塔婆」の題材になっています。
今回頂いたお寺のパンフレットから、今まで詳しくは知らなかった、古刹はコスモス寺の
「日本最古の秋桜名所」と言われている由縁が分かりました。