暫く涼しい日が続きましたので、今日は里山の花たちを観て、一回りして戻ってきますと、
一汗も二汗もかくような日差しの強さになってきました。
公園館では、入り口に冷たいミストを、噴霧してくれていました。
ありがたいおもてなしです。
公園館の前で今年初めての、彼岸花を数本見ました。
今日、ここを訪れたのは、ナンバンキセルが咲いている頃だろうと、昨年見て覚えていた場所に、先ず直行しました。
このようなお知らせの表示がありました。
高く澄んだ青空に、秋の七草のひとつ、ススキが気持ちよくすっきりと立ち上がっていました。
上の写真の薄のひとかたまりの根元を、丹念に見ました。
ススキの根元に固まって、まるでお母さんに庇護されるような形で、ナンバンキセルが咲いていました。
膝が悪いのでしゃがむことができなくて、腹ばいになって花の写真を撮ろうと、自分なりにかなり努力したのですが、
そんな姿勢では、手振れをしてしまいました。
精一杯の今年のナンバンキセルの記念撮影でした。
鮮やかな色のよく目立つオミナエシが綺麗です。
ワレモコウも地味な臙脂色が、今を盛りと花を咲かせています。
ホトトギスでしょうかしら、一輪見つけました。
秋の七草はみんな見つけることができなかったのですが、里山クラブの方々が、お世話をしてくれている辺りを
少し離れて写しました。
キキョウは、万葉集の中では、「アサガオ」と呼ばれています。
小さい鈴のような花が沢山集まって咲いています。
ツリガネニンジンです。
もっと上の方へ登れば、途中で秋の花たちを多く見ることができたでしょうが、ストックをついて、
膝を労わりながらの秋の花見つけでした。