台風接近の進路が、またまた気になってきました。
風雨が酷くならないうちに、今朝回って来た回覧板を持って、次の家へ行きました。
農道を一番沢山歩いて行かないと、隣の家に着きません。
傘をさして躓かないように、ゆっくりと歩いて行きました。
稲刈りの済んだ畦道に沿って、彼岸花が沢山ならんでいます。
昨日、尾上ツヤ子先生の、「万葉の旅」・・・美しく知る 「未知」と題する講演を聴く機会を得て
久しぶりに、五條の万葉歌、大和の万葉歌・隣接の和歌山の万葉歌など
大和から紀の国への万葉歌を幾首か学ばせて頂くことができました。
彼岸花を見て、昨日の万葉歌の中に彼岸花を詠んだ一首あったのを思い出しました。
道の辺の いちしの花の いちしろく
人皆知りぬ 我恋妻は
「いちし花」は「彼岸花」のことです。
(道の辺に咲く彼岸花のように 私の妻の事をはっきりと人に知られてしまった)
「いちしろく」は 「はっきりと」の意です。
花を見て感動する感性を大切に、それが感性をみがくことになるので、いい季節、外に出て癒しを感じる
心身を歳に関係なく、そんな生活をしてほしいと、結ばれました。
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雨の降り続く、苅田に先程から1羽のシラサギが、食べ物見つけに余念がありません。