澄んだ青空の下、ひこばえの田んぼで、シラサギの到来を2度見ることが出来ました。
きっとシラサギも秋晴れのお出かけ気分になって、ここに飛んできたのでしょう。
高い空に薄い真綿のような雲が広がるのは、秋ならではの風景です。
空でも何か大きな鳥の形をした雲が羽ばたいています。
北の空を見上げても、透き通るような雲がふうわりと漂うように浮かぶのみです。
9月中頃まで、空で威張っていたモクモクした大きい雲は姿を消してしまいました。
雲があまり綺麗なので、ずっと見上げていた、私の視線にシラサギが音もなく訪れて
お隣の塀の向こうへと、立ち去っていきました。
この場所に来るのは珍しいので暫く待っていましたが、下の方へ行ったのか、戻ってきません。
幾らか時間を置いて、今度は部屋の机に向かっている時、シラサギが姿を現しました。
お隣の塀の向こうへ飛び去った鳥なのかどうか、分かりませんが長い首を伸ばして餌探しの様子を見せたり
遠くを眺めたり、歩きだしたりしています。
シラサギはいつも独りぼっちでやってきます。
スズメやハトは大集団で、空が一瞬暗くなるほどで、通過していきます。
カラスは2~3羽のグループ行動です。
一人ぼっちのシラサギが、私の観察対象です。
シラサギだけじゃなくて、ダイサギなどのサギ類は、大抵1羽で来て少しの物音にも驚いたように去っていきます。
峠の向こうにはため池がいくつかあるようなので、そこが塒なのかもしれないと思ったりしますが、本当のところは分からない
お客さんです。