爽やかな秋日和はお出かけ日和と言いますが、病院へのお出かけは、通院日和と言っても
いいような気がします。
何か病を抱えて出かける病院は、雨だったり曇りだったりすると、気持ちがますます滅入ってしまいます。
でも今日のようにどこまでも晴れて高く済んだ秋空の下では、何よりの通院日和と思えば気も楽です。
介護タクシーのお世話で、南奈良総合医療センターへの通院でした。
ドライバーさんはとても親切で、大きい病院でありがちな、受付から診察の場所や手続きがスムーズにできるようにアドバイスや、確認など、ストックを突きながらの移動に気を遣ってくれました。
出入り口に立派な木材の1枚板に、いい文字のお迎えメッセージが、目につきました。
前に来た時にはなかったので最近設置されたのかしらと眺めました。
診察や入院の手続きも終えて、外に出たら目薬のせいか、凄く眩くて一瞬立ち止り、しばらく目が慣れるまで
じっとしていました。
タクシーが来るまで、カメラを持ってぶらつく元気をすぐ取り戻しました。
前に見えるのは葛城山です。今頃は山一面ススキの穂が揺れている頃でしょう。
ススキを見に行く人にとっては、登山日和でしょう。
左が金剛山、右が葛城山。
葛城山を大きくしてみました。
金剛山が正面に広がっています。
病院から道路の上を渡る陸橋があって、エレベーターで下りると、近鉄福神駅に行くことが出来ます。
左の方の建物が福神駅です。
エレベーターへの通路です。
足が悪くなかったら、この通路をとんとん渡って、エレベーターで下に降り、福神駅から電車で吉野口へ、そして和歌山線で私の住む町へと行けるのですが、今は何しろ長時間歩くことも、電車に乗り降りもできないのですから介護タクシーが頼みの綱です。
福神駅の天井は、綺麗な桜の模様が描かれていたような記憶があります。
吉野山に花見に行く時の特急電車の停車駅なので、何度かこの駅の駐車場に車を置いて、吉野山に
お花見に行ったことがあります。
駅近くの広場の木々が色付き始めています。
病院前から小さな秋を見つけました。
私の通院日和の、タクシー待ちの時間を使ったレポートでした。