♪ れ~んげ つもか はな つもかあ
ことしの れんげは よう さくなあ ♪
ごく小さい子供の頃、こんな歌を歌いながらレンゲ畑の中で近所の子達と煙をはいて走る
汽車の見えるレンゲ畑で春の陽ざしをいっぱい浴びて、よく遊んだものです。
その頃のレンゲ畑は、花がびっしりと咲いてまるで絨毯のように柔らかい感触で遊びを
しっかり受け止めてくれたものでした。
この頃のレンゲ畑は、花もまばらでましてその中に入って遊ぶ子もいません。
今日はカズコさんの車で恋野へ行ってきました。
恋野のレンゲ畑は、幼い頃遊んだ場所のような感じで、今レンゲの花さかりで、暫く昔を思い出して眺めていました。
目線を上げるとレンゲ畑の向こうに、京奈和自動車道が真直ぐに見えました。
レンゲ畑と自動車道の構図が、遠い昔の和歌山線を走る汽車と重なって、その頃歌った歌や、近所の遊び友達の
何人かの顔をふと思い出していました。