庭に咲くヒラドツツジの蕾を見つけた頃から、その数が増え、一つ二つと開花していくのを、気ままに
撮りためていました。
庭には赤、ピンク、白のヒラドツツジがあります。
木蔭になっていた頃には、あまり花を見ることなくいつの間にか終わっていましたが、今は太陽をいっぱいに浴びて、
我が世の春と言ったような開花状態になってきつつあります。
季節の花300でヒラドツツジについて調べてみました。
つつじは、万葉集の時代から 親しまれており、花が連なって咲くことから 「つづき」、
また花が筒状であることから 「つつ」などと呼ばれていて、 次第に「つつじ」になったらしい。
ツツジを詠んだ俳句、和歌なども多く見つかり、花を見ながら楽しんでいます。
ツツジを詠んだ 俳句 和歌
「水伝ふ磯の浦回(うらみ)の 岩つつじ もく咲く道を また見なむかも」 万葉集
「つつじいけて 其陰(そのかげ)に 干鱈(ひだら) さく女」 松尾芭蕉
「百両の 石にもまけぬ つつじ哉(かな)」 小林一茶
「近道へ 出てうれし野の 躑躅かな」 与謝蕪村
蕾が沢山ありますので、葉が見えなくなるほどの、満開を待っています。