9月15日撮影
一昨日の歴史公園の記事の続編を書きかけたまま、昨日は、午前中奈良へ行き、帰ってきたのが4時過ぎでした。 天気予報では、雷雨注意報が出たり降水率が高かったりしたのですが、みんな外れになっていたので、とにかくよく乾いた洗濯物を取り入れて、すぐに明日香村へ行きました。
2日間灯りの回廊は、明日香のあちこちで行われているようでしたが、前日見た高松塚古墳と歴史公園だけは、どのような、灯りに彩られているのか、興味がありましたので、そこへだけ行くことにしたのです。
上の画像は、すべて前日のお昼に撮ったものです。 アップ途中だったのをそのままにして、昨夜の灯りの歴史公園を続きにカメラに収めた灯りの灯る夜を、今一つにしました。
三脚も持たないで、慌てて出かけたものですから、写った画像がちゃんと正直にそれをに証明しているようです。
9月16日 夜の撮影
着いたときは、日没間際の夕明かりで、会場のイベント広場も、まだ明かりの入らない状態でした。 着火ライターの貸し出しがあったので、展望台へ行く途中まだ灯りの入っていない灯籠の蝋燭に、火を入れながら登っていきました。
展望台に着いた頃は里山は蝋燭の灯り以外には、何も無い暗闇に包まれていました。 親切なカメラマンさん二人が、いろいろとアドバイスをしてくださったのは、とてもありがたいことでした。今年は高松塚古墳が発見されてから40周年になるのですね。発見当時ラジオウォークで浜村淳さんの、巧妙説明を聴きながらここに来た日が、もうそんなに遠くなってしまったのかと、感慨無量です。
私の着けた灯りもこの中にあるのだろうなぁと、足元に気をつけて、倒れないようにゆっくり下って行きました。明日香幼稚園の子達の行灯も、小学校の学年ごとの行灯も、幽玄の世界を創り出していました。
村全体がこのような一つのイベントに取り組んでいくことが、いろんな問題の多い世の中で、とても大事なことだと思いました。
今「世界遺産」を目指して、頑張っている明日香村です。 古代を今に繋げてきた人々や、行政、村民の積み重ねの成果が出ることを願っています。
イベント広場で、万葉人と出会いました。 会場の案内状を訪れる人に渡していました。眼鏡をはずしてもらえば、良かったかなぁと、気持ちよく撮影に応じてくださった、古代の若者に感謝しています。
夜は殆ど車に乗らないのですが、前日のお昼に見たのが夜はどんな風に見られるのかという好奇心に惹かれていってきました。
明日香のうちでも、一番近い場所にあることも、安心していけたのです。
壁画発見以来の行事でしょうか。
地域が一丸となって幽玄の歴史を守る。
みなさんの一体感が醸し出され、絆が深まりますね。
実際の光景は言葉に尽くせないでしょうね。
灯りの点灯を来場者に任せる。
いいアイディアです。
参加者の方々との一体感も生まれます。
ここ飛鳥国営公園も随分お金がかかったのでしょうが、
そのぶん和歌山線に使うわけには行かないのでしょうか、
同じ様に讃岐にも国営公園が出来ていますが、
そのオカネを上手に使う素晴らしいアイディアが出来ました、ブログを見てください(まだ行っていないのに・笑)
五條振興計画も中々ススミませんね(笑)
来年は、私もどこかに焦点を当てて灯りの回廊のイベントがあれば行って見たいと思いました。
発見された貴重な壁画や副葬品は、日本だけでなく世界遺産に登録されればいいなぁと村の人の願いを共有させてもらった灯りの回廊のイベントでした。
ここ明日香は、近鉄沿線ですので、和歌山線はなかなかその恩恵にあずかることが無いのが残念です。
五條のほうも、歴史街道新町筋探訪や、藤岡家住宅の計画するいろんなイベント、吉野川の梁漁等、少しずつ以前と代わってきていますが、長い目で見ないとなかなか進みませんね。
明日から四国の旅ですね。
旅つづり楽しみにしています。
お天気も回復傾向でよかったですね。