大和三山のうちで、1番山容が佳いと言われているのが、耳成山です。
いつも耳成山を見る地点は、藤原宮跡からが多いのですが、昨日はまほろばキッチンへ買い物に行くことがありましたので、その帰り道路標識に「耳成山公園」だったかそのような文字が目に入りましたので、通ったことの無い道を耳成山方面へと走りました。
奈良県の桜の開花宣言が昨日でした。
標本木に数輪咲いたら開花とのことで、同じ日耳成山の麓の桜並木を眺めていますと、蕾はかなり膨らんで
淡いピンクの色を見せていました。よく見ますと、所々に開花した花もありました。
耳成山の上にうろこ雲が青い空のアクセントのように浮かんでいて綺麗です。
その下の少し赤みがかった色の着いたのが、桜並木です。
4月に入ってこの並木の桜が満開になったら、どんなに美しいことでしょう。
見たい景色としてチェックしておきましょう。
その下の白い帯が、雪柳満開の縁取りです。
こんなに美しく咲いているボリュームのある雪柳と、偶然に通りかかって出会えたことはとてもラッキーでした。
ソメイヨシノより一足先の、耳成山の春の彩です。
風が強かったので、雪柳は風の動くままに、ゆりゆられています。
傍に行くとさらに花のボリュームが増しているように見えます。
初めて近くで見た耳成山の麓の春に感動です。
ビックリポン! です。
久米寺のユキヤナギも見たことがないのですが、耳成山麓の池の山側のユキヤナギは、実に見事でした。
白い帯のようです。
雪柳の群生 真っ白で気持ちがいいです
花つきも凄いボリュウム、見応えがあります
いつもは、離れた所からしか眺めていなかった耳成山の春がこんな素敵な景観を、いっぱいに待っていてくれたんですものね。