山門から道路を見ますと、お寺の外にも川岸を染めるような紅葉です。
二つ目の太鼓橋に降りかかるような、紅葉の色はややオレンジがかっています。
上の紅葉ですが位置を変えてみました。常緑樹の中に朱色が映えます。
滝の口から流れてきた、浄い水の池の上の紅葉の色は、他の色よりやや深みのある赤です。
境内の紅葉の色はずいぶん微妙な違いがあるので、観るのがさらに楽しくなります。
葉を散らせてしまった桜から、バトンタッチしているような紅葉です。
朱色の重なりの濃淡が、もみじの葉にボリュームを演出しているのが見事です。
境内で楽しみ、池に浮かべて青い空に浮かべた紅葉の、素敵なプレゼントになりました。
灯籠やお地蔵さまの丸で花笠のような、枝の伸び方はとても素敵でした。
そろそろ動かないと、季節の方が先に進みそうです。