カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ごろごろ水を汲みに・天川村 洞川へ ①

2015年06月25日 | ☆ ふるさと・大和

 

 今年3度目の洞川だったろうかなぁ。暑い日が続くので、水の消費が多くなって、タンクから冷蔵庫へ毎日のように、移して冷たくした水の喉越しのいいこと。その冷たさが洞川の採水場から、タンクに汲み取った時と同じ山の風が含んでいるような気がする。

温泉街の通りへ入るところに、「七夕参道」の横断幕が掛かっている。7月になっていないのに、このようにして全国から大峰山へのお詣りをする修験者の方々をお迎えするのだろうか。誰にも訊ねていないので、これは私の一人の思いかもしれない。

 

旅館の建ち並ぶ通りの所々に、七夕飾りのあるのを見ながら車で通り抜ける。

 

 

七夕参道 2

 

 

 七夕参道 3

 

七夕参道 4 

 

七夕参道 5 

 

 

 

11時半に家を出たので、午前中は青空が見えていたが、山に入るにつれて怪しげな空模様になったが、ごろごろ茶屋の採水場についたころには、また青空が見えて、本当にラッキーな水汲みの日になった。

 

 

丁度お昼時だったので、採水する人がいくらか少なくなっている時だったので、手早く汲んでくることができた。

隣は三重県ナンバーの車と和泉ナンバーの車に挟まれたような感じで、おしゃべりをしながら採水した。

遠くから来ている車には荷台一杯のタンクを積んで帰る。

私と友人は無くなればいつでも来れるからと、タンクを3個ずつ積んできただけだから早い。

 

 

こちらは、川側の採水場で、いつもの混雑は全くなかった。昨日のことであるから、雷注意報が出ていたし、山に入るのはきっとためらった人が多かったに違いない。

採水している間に空はどんどん明るくなってきて、いい日に来たものだと昼食は旅館街で済ませて、滴るような緑の洞川を少しドライブしたり、龍泉寺にお詣りをしたりする楽しい時間を過ごした。 

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寄足(よらせ)山 生蓮(しょうれん)寺の蓮を観る

2015年06月23日 | 我が町

  

 

 

五條市二見にある寄足山生蓮寺に、午後から行ってきた。今日も雷注意報が出ていたので、午前中は空模様を眺めて躊躇っていたが、どうも降りそうもなく時々太陽が顔を覗かせていたので、家から10分もかからないので、安心して出かけた。

 

山号の「寄足」は弘法大師が高野へ行く時に、立ち寄ったという伝説のお寺から来ている。

  

本堂・御本尊は地蔵菩薩

 

ウィキぺディアより

生蓮寺(しょうれんじ)は、奈良県五條市にある高野山真言宗の寺院。山号は寄足山(よらせざん)。本尊は地蔵菩薩。寺伝によれば嵯峨天皇(西暦786~842)の皇后懐妊苦悩の時、地蔵菩薩に祈願をこめ、皇子安産報謝のために参議 小野篁(おののたかむら)に命じて地蔵菩薩像を安置したのが起源。昔から子安安産、雨乞い、晴れ乞い祈祷の請願所であった。

この寺の創建年代については不詳であるが、伝承によれば平安時代初期嵯峨天皇皇后の安産祈願のために参議 小野篁(おののたかむら)に命じて地蔵菩薩像を安置したのが起源とされ、その後空海が来山し、地蔵菩薩像を刻んで本尊胎内に安置したと伝えられる。その後、江戸時代1738年元文3年)諸堂が再建されているが、近代に入って荒廃し大正年間(1912年 - 1926年)に復興されている。

現在の本尊地蔵菩薩坐像は像高328センチで、永禄13年の銘がある。

 

     

駐車場前の蓮である。

 

 

境内に入ると本堂前から梵鐘の方へと、蓮と語らいながら歩く。安らぎと、和みの世界に一人いることに感謝する。

 

 

シオカラトンボを留まらせている。

 

 

 

清純そのもののような白い蓮が、本堂の前で開花していた。 

 

葉に溜まった雨水に境内の蓮の花の蕾を映している。偶然だけれど面白い。

  

 ぼけ除けのお地蔵さまには、しっかりと地蔵様の真言を唱えてきた。市内のお寺で今年初めての蓮の花との出会いができたことは嬉しい。

咲き終わったのもあれば、これから美しく開花する可愛い蕾に、これからお寺にお詣りする人は、にこやかなお迎えを受けることだろう。

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馬見丘陵公園 ぶらり

2015年06月21日 | 季節の花

 

 

不安定なお天気のわずかな晴れ間を見て、午前中だけ何かお花を見たいと思って出かけたのは、お馴染みの馬見丘陵公園。

ここへ行けば、木でもいい花でもいい、今季節いっぱいに咲いている何かに会える。

公園館前の花ごよみの植え込みも、花菖蒲や紫陽花の頃来た時と違って、すっきりと植え替えてある。

暑苦しげに密生していたのが今は、涼しげに梅雨の時期を、伸びやかに訪れる人にもいい印象を与える。 

 

  

コクチナシの白い花が甘い香りを、足もとに届けてくれる。

 

 

 

公園館前から下池へなだらかなスロープを下りて行く。両側のエゴノキには、小さい実がたくさん枝にぶら下がっている。

今年は花の時期を外してしまったので、白い可愛い花とは出会えなかったなぁと、鈴なりの花の後の、鈴なりの実を眺めながら歩いた。

 

 

 

これはいったい何だろう。小さいエゴの実は見慣れているが、これは初めて見る。なんだかグロテスクな感じがしないでもない。

 

 

   

 流れのある坂道の流れの行き止まりの小さな池に、赤と白の睡蓮が咲いていた。

   

しばらく歩いて、池の畔まで来ると、今はムクゲの花の開花が始まって、木のあちこちにまるでニッコリしているようなピンクの花が可愛い。沢山蕾をつけているので、これからの開花が楽しみだ。 

 

どんぐり広場や古墳の丘を、左足の膝の痛さをこらえながら、その痛さと仲良くするような歩き方で目に優しい緑に誘われて歩く。

家の近くではこんな歩き方ができないので、この自然が私を「のんびり・ゆっくり」と労わってくれるようで、この足が歩けなくなてしまうことのないように、公園の自然に励まされて歩く。リハビリ歩きには何よりだ。

植え込みの向こうに、赤い花の集まりが見えた。

 

 

 

花菖蒲が大方終わりを告げようとしている園内に、ノウゼンカズラの棚があったのだ。ここでいつも絵を描いている画家さんはいなくて、別の人がキャンバスに向かって写生の手を動かしていた。

 

 

 

ノウゼンカズラはいい木蔭を作っている。棚といえば藤棚をイメージするが、こんなに茜色の華やかなノウゼンカズラの棚はとてもいい。

この花の頃には来ていなかったので、今まで気が付かなかったのだ。

この下で暫く、足休めの休憩をとった。

 

 

前回来た時には、華やいでいた菖蒲園は、花も人も少なくなっている。ぼんやりとそんな風景を見ながら、茜色の花天井の下で十分に憩える場のあることがこの日に公園を訪れた、大きな収穫だった。

他にももっと歩けば花たちとの出会いもあったろうが、カメラのバッテリーが丁度切れてしまったので、また次回に楽しみを残して帰った。

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 京奈和自動車道 御所道と五條北ICを繋ぐトンネル工事

2015年06月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

季節の果物の他にたるに入った百合の花が、店主の華やかさのようでとてもいい。 

R24の、もうすぐ風の森峠に掛かるまでの登り坂になる手前辺りに、季節の果物を表に並べている 知人のお店がある。

そのお店の前から、この度の写真を撮らせてもらった。

白線の区切りだけの歩道で、カーブまたカーブの国道なので、このお店の場所でないと写真など撮っていては、命の保証はないと思う。

  

 

 

 

 

西側に伸びていくコンクリートの橋脚を、場所をかえて撮ってみる。こんな形の柱が見れるのは、もう今少ししかないだろう。

いつもここを通っているが、「あれっ、いつの間にこんなに、コンクリートの柱が並んだのだろう。」と今更のように、普段はあまり注意をして眺めていなかったことに、気が付く。

上3枚の写真が五條北ICに繋がっていく橋脚だ。

 

 

R24を隔てた店の向かい側の山が工事中である。

 

 

これは、土砂崩れでも、深層崩壊でもない。工事用の機械が2台見えている。その機械が動ける範囲で先ず工事用の道路が作られている。

両側の木が伐採されている。

 

 

この辺りの木がもう伐ってある。 

 

 

立木のある所と伐採した所に堺のような印の綱が見えている所を見ると、トンネルの出入り口がこの辺りになるのだろうか。

東側は御所南ICから伸びた道路の山の突当り(巨勢山トンネルという文字が御所側に見えていた時があったような気がする。)から五條方面へすでに掘り進められているらしい。御所側の工事は全く見ていないので、たまたま五條に貫通するところに知人の店があったため、こうして、6月19日現在の、京奈和自動車道のこの町を通過する東側を記録に残すことができた。

これから先の進み具合に、興味がある。

 

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雨に閉じ込められて・そしてさむ~い

2015年06月18日 | ☆季節

 

 

家から見た今の南側の景色だ。

しとしととした雨だから、南の山も雨のカーテンを通して見えている。

豪雨がつづいる南九州の方では、こんなことではないだろうと、どうか大きい水害事故が起こりませんようにと祈念している。

昨日から梅雨らしい気候が続いているから、出かけることも面倒でためらっている。

それに、家の中にいても寒い。夏ものの衣類とすっかり入れ替えてなかったので、春の頃に来ていた衣服を出して、重ね着した。

 

 

元気がいいのは、田植えの後の早苗の列である。植えた頃よりもかなり株が張ってきて、しゃんとしている。

東からの風が強いらしく、みんな西に向かって頭を垂れている。

 

表の庭の紫陽花も、どんどん開花してきている。開花した紫陽花の小さい花は、まるでガラス細工のように美しい。もっと上手に撮れれば良かったのだが、風で揺れるため装飾花を片手でつかんで動きを止めているので、脇が甘くピントがあっていない。

赤い紫陽花の方が、すっかり開花している。紫陽花は長い間美しい状態を保っていて、今の庭の女王のようだ。

 

コップのふちに舞い降りた天使・コップのふち子さんと、外に出ていけない所在なさを、カメラ遊びをするのもまた楽しい。

 

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