お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

斉藤茂吉(みづうみの・・・鳴子温泉郷)

2012年07月05日 |   ✒歌碑句碑 紀行

エメラルド色の潟沼の傍らに歌人斉藤茂吉の碑が建っている。
茂吉は歌人であり、精神科医であった。そして山形県の出身
鳴子温泉は山形県境に。そんな関係で茂吉も訪れたのだろう。

     『みづうみの
         岸のせまりて
         硫黄ふく
      けむりのたつは
        一ところならず』 茂吉

歌意:潟沼の急斜面に硫黄が吹き上げている
   それもあちらこちらから激しく吹き上げる
感想:斉藤茂吉は美人弟子(永井ふさこ)と禁断の恋に落ちた
   それも俳人;正岡子規の従妹という才女。この歌は心が
   表現されていないのはむしろ不思議、拡大解釈をすれば
   エメラルドの様な美しい恋人を潟沼に譬え、激しく吹く
   硫黄は茂吉自身の切ない感情だろう。28歳も若い美人弟
   子に夢中であった斉藤茂吉の心中を察して余りあるのだ。

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潟沼(宮城県鳴子温泉郷)

2012年07月03日 |  🚙東北縦断紀行 .

映像:エメラルド色に輝く沼、周囲には鳴子火山群(胡桃ヶ岳、尾ヶ岳、松ヶ岳、鳥谷ヶ岳)が聳える

鳴子温泉の山上にある温泉が流れる沼がある。
蒼い色の水面は天上の水辺を優しく演出する。
春の日差しに鴨舞い降り湖面にボートが遊ぶ。

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鳴子の犬(鳴子温泉)

2012年07月02日 |  ♨温泉地の犬・猫

映像:鳴子温泉町の駐車場前に住んでいる温泉犬「もも」

温泉街には猫が付き物だが、ここ鳴子は犬も温泉街
の顔?足湯のある公共駐車場の真ん前に住んでいる
この方は今日も観光客に尾っぽを振り歓迎している。

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