リニューアル再掲:丹後半島 伊根町 舟屋(この地方の漁民船小屋景観:京都府)
今の時期になると嘗て裏京都(日本海)を旅した記憶が甦る。もう
17年前の事。映像は小さく見ずらいので伊根観光協会HPより引用
して最新のものに差し替える。どうやら観光ポイントは健在らしい
(過去の記録:2007.1.30)
伝説の丹後半島を車で巡る。伊根といえば舟屋が有名。1階が船の格納庫という独特
の風景は、連続テレビ小説「ええにょぼ」、映画「男はつらいよ~あじさいの恋~」、
「釣りバカ日誌5」ロケ地。約230軒の舟屋があるという。映画での懐かしの場所。
参照#①畿内 温泉地 探査紀行 ②山陰 温泉地 探査紀行
開花速報:お岩木山を背にりんごの花が咲いた(映像は2009.05.16に撮影)
津軽と言えば岩木山、お城、そしてりんご。今年もりんごの花が咲く季節となった。
津軽が最も過ごしやすい季節。 農繁期、人工授粉、実すぐり、田植え、山菜取り。
野外が楽しい季節。そしてなんと云っても、美空ひばりのりんご追分が似合う季節。
分類:バラ(目・科)・サクラ亜科・リンゴ属・西洋リンゴ種 漢字:林檎
薬効:脂肪減・動脈硬化・花粉症(ポルフェノール)、整腸(便通:植物繊維)、血圧(カリウム)
花言葉:優先、好み、選択、選ばれた恋、最もやさしき女性に、最も美しい人へ、
名声、永久の幸せ、後悔
歌謡♪りんご追分 歌:美空ひばり 作詞:小沢不二夫 作曲:米山正夫
♪りんごの花びらが風に散ったよな
月夜に月夜に・・・そっと・・・えええぇえぇえ・・・
津軽娘は泣いたとさ
辛い別れを泣いたとさ・・・
りんごの花びらが風に散ったよな♪
♪津軽娘は泣いたとさ
辛い別れを泣いたとさ・・・
りんごの花びらが風に散ったよな あああぁあ♪
鑑賞速報:内壕観光舟・弘前城三の丸内堀 (2024.04.20 弘前さくらまつり)
弘前城城址公園(弘前公園)の新しい観光ツールに定着した『内壕観光舟』舟を操る船頭
は、九州水郷の郷柳川で修業を積んできた。筆者も柳川の舟下りを経験しているが、柳川
では単に水路(これも以前お壕)を巡るものだが、弘前城の舟遊びは辰巳櫓、杉の大橋や
羊申櫓、土手桜並木の景観を眺めながら圧巻のルートを辿る。動的にはお薦めの鑑賞体験。
動画:Instagram(杉の大橋上から観察)‥‥‥‥‥‥‥‥ ➡
観察:見た目にゆったり進むどんこ舟だが操船はそれなり技術がいる。柳川川下りの技術
を身に着けた船頭が、新しい船頭を養成する為の研修会が開催され次の世代に伝授。
2017年 から始まったこの観光舟は春と秋のさくら・菊と紅葉まつりで運行される。
参照#① 九州福岡県 柳川市 水郷川下り ② 弘前城(津軽藩)探訪紀行
山行速報:東岳 Ⅳ トレッキング GPS図【青森市 takiswa 2024.4.16】
上図コース上の〇は撮影現場下のインスタで一部確認可能。
今年9回目の山岳トレッキングはいつも眺めている青森市の里山である
東岳の今回の目玉は麓にわらびがどれだけあるかだったが、なんと以外
に未だ全く姿を現していない。三月下旬の冷気候が影響しているのかな
動画:東岳中間道~尾根道・頂上へのアクセス動画 ➡
温泉:東岳Ⅳトレッキング後の仕舞湯はやはりご当地浅虫温泉はだか湯
記録: 🗻684m 4:35H(休憩33分) 6.4㎞ 569ⅿ 586m
開始: 8:~13:49終了 ペース:ややゆっくり 70-90% 天候:☀
行程: 登山口 ➡ 東岳山頂 ➡ 展望所 ➡ 登山口
山感: 東岳展望所から山頂へは残雪で覆われていた。深い所で一メートル位
幸い雪が締まって壺足にはならなかったが通常よりも歩きにくかった。
山頂はまだまだ春が遠いと感じた。次回は「サンカヨウ」鑑賞登山かな
鑑賞: 今日の山行で鑑賞した花✿✿✿たちの中で、過去に鑑賞済みの花たち
①イワナシ ②エンゴサク ③カタクリ ➃キクザキイチゲ
⑤スミレの花 ⑥ナニワズ ⑦ニリンソウ
参照# 山岳 / 渓谷 山行紀行 2024
鑑賞速報:桜ハート・二の丸南内門付近 (2024.04.20 弘前さくらまつり)
近年の観光スポットに定着した桜の💝。2017年に園内を見回り中の桜守が偶然見つけた。
ハート型をしたピンク色の桜の花びらの向こうに青空がのぞく。なんとも心を揺らす景観
今日も大勢の観光客の観光スポット。今ではSNSで世界中に発信されているラブスポット。
楽曲:桜ハートの筆者イメージ曲・アメイジング・グレイス ➡
観察:偶然に見つけたとは言え、この様な景観を維持するのは並大抵でないだろう。桜守
が桜の木に愛情をもって接した事による産物ともいえる。この景観が続いて欲しい。
参照# 弘前城(津軽藩)探訪紀行
リニューアル再掲:城ヶ倉温泉・露天風呂 八甲田山(毛無岱)登山口 2007.02.21
八甲田城ケ倉渓谷に湧出する城ケ倉温泉、八甲田山中の多様な温泉の中、唯一単純温泉。
癖の無いのが特徴。利用客は登山客が多い。疲れた身体を、清浄・爽やかにしてくれる。
汗を流した後、温めの露天風呂に入りブナ原生林浴を楽しむ。この温泉の最良の入り方。
【Data】単純温泉 42.8℃ PH7.6 源泉:城ヶ倉3号泉
浴感:近代的な浴室(露天風呂)だが、昔は植物が植えられジャングル風呂の様だった。
建て替えられてからは八甲田山中の景観を楽しみながら入浴できるようになった。
参照#八甲田山(登山口)温泉紀行
開花速報:青木(アオキ)の花(自宅庭2023春) 2024 .04.24 📷 iPhone8
例年、春になると枝葉が瑞々しくなる青木。いったいこの木は何時咲くんだろう?
とズーっと思ってきた。実は今頃咲いていた。よく見ると枝葉間に小さな手裏剣
のような花が咲いている。一見、花とは気づかず今まで見過ごしてきたのだった。
分類:真正キク類・ガリア(目・科)・アオキ(属・種) 漢字:青木
薬効:やけど、腫れ物、凍傷
花言:初志貫徹、若く美しく、永遠の愛、変わらぬ愛
山行速報:高森山 19 トレッキング GPS軌跡図 【 2024.04.11】
本年5回目、通算19回目の高森山。四月中旬なのに意外と里山は春が浅い?
しかし今日も山友が随行なので元気を出して登山。ようやく花盛りになった。
動画:高森山 19 回目のトレッキングインスタ ➡
温泉:浅虫温泉 はだか湯(道の駅 ゆ~さ浅虫)・高森山 19 山行後仕舞湯
山花:今日の山行で下記の山花を鑑賞した。クリックで花姿参照可
①カタクリ、シュンラン、キクザキイチゲ、キブシ、⑤ナニワズ、
マンサク、⑦ミヤマスミレ
記録:🗻387m 3:40分 7.3㎞ 520ⅿ 522m 天候:☀
開始:12時14分~ 15時54分 休憩22分 ペース:標準 90ー110 %
行程:森林公園~ むつ湾展望所~登山口~山頂 (赤祠) ~登山口~森林公園
山感:今日は弘前の久渡寺山予定だが積雪で中腹で断念、急遽高森山に変更
参照#山岳 / 溪谷トレッキング 2024
鑑賞速報:弘前城天守閣:二の丸下乗橋付近 (2024.04.20 弘前さくらまつり)
2024年弘前さくらまつり。本日(4月20日)、満開宣言がなされた。コロナ災禍後の
本格的な花まつりで晴天下で往時の賑わいが戻ってきた。気になるのが桜の木の古木化
と低木化だ。嘗ては堂々と茂り、見上げながら逍遥したものだが・・・天守台の城壁に
足場が組まれ修理中だが、いよいよ来年は元の場所に収まる。その後が真の桜まつりだ。
観察:本来は足場の最上部に天守閣が聳え建っているのだが、映像奥に僅かに仮天守台
の天守閣の甍が覗いている。工事は着手からおよそ10年の月日がかかる難工事。
参照# 弘前城(津軽藩)探訪紀行
リニューアル再掲:山陰を旅した時の絶景が忘れられない。しかしこの鉄橋は三年後
コンクリート鉄橋に架け替えられた。二度とみれない絶景鉄橋だ。
映像:鉄道マニアが一度は乗ってみたい餘部(あまるべ)鉄橋を渡る。「空を飛んで
る!」・・・此処は北風が強いと運休する不安定な走行環境、ドキドキの鉄旅。
記録:2010年コンクリート製に架け替えられ、2017年に「空の駅」エレベーター
を設置。餘部駅(空の駅)は、一日平均乗車客は55人(2016年)であった。
(過去の記録:2007.02.06掲載)
『♪知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ行きたい 知らない海を ながめて
みたい どこか遠くへ 行きたい 遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅・・・♪』
JR山陰の海岸沿いの線路は断崖絶壁を行く。つい『遠くへ行きたい』を口ずさんで
しまった。一人旅はこの知らない世界が何よりも魅力的。冬の山陰は物悲しいグレー
が基調色世界。その代わり晴れると眩しい光景が迫る。光と影の世界が交錯する景観。
城崎温泉から湯村温泉町まではJRで移動。いよいよ今回の主目的地へ、夢千代の里。
参照#①畿内 (京都・大阪・兵庫) 温泉地 探査紀行 ②山陰 温泉地 探査紀行
山行速報:久渡寺山 Ⅵ トレッキングGPS図 弘前市坂元【 2024.04.11】
凡そ一ケ月振りのアタック・・の筈だったが、なんと今回も途中で下山して
しまった。もう足は土の登山道を意識しているので、まさかの残雪で断念だ。
今回は山友同伴なのに、残念。里は春早くても山は遅いのが今回の春山特徴。
温泉 :青森市の高森山をおかわりした後なので。道の駅ゆ~さ浅虫はだか湯。
記録 :🗻188(663)m 75分 2.3㎞ 188ⅿ 189m 天候:☀
山花 :今日の山行で下記の山花を鑑賞した。クリックで花姿参照可
カタクリ、キクザキイチゲ
決断 :今回も早々登山中断を決めた。雪のない里山を期待しての登山だった
ので急遽雪のない高森山へリセット。高森山がホームマウンテン事情。
参照 # 山岳 / 溪谷 山行紀行 2024
Memoir:林 芙美子 放浪記 記念碑 (JR直江津駅前:2012.09.08)
北陸加賀温泉郷を大人の休日で訪問した時に立ち寄った直江津駅。特段
直江津に用事は無かったが、直江津という地名に魅かれて列車を降りた。
(記念碑文)
「 花 の 命 は 短 く て
苦 し き こ と の み
多 か り き 」
解説:林芙美子の放浪記は自らの日記をもとに書き綴った自伝的小説で
出世作と同時に代表作‣ベストセラーである。それを舞台化した
ものを女優森光子が演じこれも森光子の代表的舞台作品となった。
舞台上演2000回、国民栄誉賞を受賞した森光子を中心に記念
碑建設機運が高まり、林芙美子ゆかりの直江津に建築されたもの。
感想:何気なくフラッとJR直江津駅周辺を歩き、この記念碑を見つけた。
林芙美子も森光子も筆者には遠い昔だが「放浪記」だけは記憶に
残っている。それ程碑文のフレーズは余りにも有名なのであった。
参照#① 石川県 温泉地 探査紀行
② 新潟県 温泉地 探査紀行
③ 林 芙美子(放浪記)探訪紀行
温泉と文学、筆者の温泉探査は即ち青春時代に感涙した詩歌と小説を辿る旅でも
あった。それを本アイテムで作家の年代順に纏め上げた。温泉と芸術の旅は続く。
(本ブログで記載した思い出深い文人をデータベース化し古い順に一覧とする)
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- 松尾 芭蕉・・・・・・・・・・・俳諧師 (伊賀国 出身 1644~1694 上野村)
- 菅江 真澄・・ 紀行家・博物学者(三河国 出身 1754~1829 秋田藩)
- 小林 一茶・・・・・・・・・・・俳諧師 (信濃国 出身 1763~1828 柏原村)
- イザベラ・バード 紀行家 (イギリス・ヨークシャー1830~1904)
- 夏目 漱石‥小説家・英文学者(千葉県 出身 1867~1916 東京市)
- 大町 桂月・・・・・歌人・随筆家 (高知県 出身 1869~1925 蔦温泉)
- 島崎 藤村‥‥・詩人・小説家 (岐阜県 出身 1872~1943 東京都)
- 高浜 虚子・・・・・俳人・小説家 (愛媛県 出身 1874~1959 鎌倉市)
- 有島 武郎・・・小説家・評論家 (東京都 出身 1878~1923 軽井沢)
- 与謝野 晶子・・・・・・・歌人・作家 (堺県 出身 1878~1942 杉並区)
- 種田 山頭火・‥自由律俳諧師 (山口県 出身 1882~1940 松山市)
- 野口 雨情・・・ 詩人・童謡作家(茨城県 出身 1882~1945 栃木県)
- 齋藤 茂吉・・・ 歌人・精神科医(山形県 出身 1882~1953 東京都)
- 髙村 光太郎・・・ 詩人・彫刻家(東京都 出身 1883~1952 中野区)
- 若山 牧水‥‥・ 歌人・自然派(宮崎県 出身 1885~1928 静岡県)
- 北原 白秋‥‥詩人・童謡作家(福岡県 出身 1885~1942 杉並区)
- 石川 啄木‥‥‥歌人・評論家(岩手県 出身 1886~1912 東京都)
- 宮沢 賢治・ 詩人・作家・農学者(岩手県 出身 1896~1993 花巻市)
- 川端 康成 ‥・・抒情派・小説家(大阪府 出身 1899~1972 伊豆市)
- 石坂 洋次郎・・・小説家・教師 (弘前市 出身 1900~1986 伊東市)
- 金子 みすゞ・童謡詩人 (山口県長門市 出身 1903~1930 長門市)
- 林 芙美子・‥小説家 (鹿児島市古里町 出身 1903~1951 東京都)
- 深田 久弥・‥登山家・随筆家 (石川県 出身 1903~1971 茅ヶ岳)
- 棟方 志功 ‥‥・画家・版画家(青森市 出身 1903~1975 東京都)
- 中原 中也・・・・・詩人 (山口県湯田温泉 出身 1907~1937 鎌倉市)
- 井上 靖‥‥‥・小説家 (北海道旭川市 出身 1907~1991 世田谷)
- 太宰 治・・・・・・・小説家 (青森県金木町 出身 1909~1948 三鷹市)
- 船越 保武‥‥・彫刻家 (岩手県一戸町 出身 1912~1987 府中市)
- 寺山 修司・・・・・・歌人・劇作家 (弘前市 出身 1935~1983 杉並区)
- つげ 義春・・・漫画家・随筆家 (東京都 出身 1937 活躍中 葛飾区 )
- 石川 理夫・・・温泉評論家 (宮城県仙台 出身 1947 活躍中 別府市 )
- 奈良 美智‥・‥画家・芸術家 (弘前市 出身 1959 活躍中 栃木県 )
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筆者にとって林芙美子はテレビの中の森光子演じる放浪記主人公、そして桜島古里温泉の温泉旅館の悲しい婚外子として、イメージされる(旅商人と旅館の娘との間に生まれた切ない子)その娘が後に大作家となった。『昭和初期に「放浪記」で一躍人気作家となり、戦後は「浮雲」「雨」など、戦争に傷ついた庶民を描いた名作を残した。芙美子はテレビ放送開始以前の昭和26年に48歳で急死したが、芙美子が亡くなる直前「若い女性」に出演時NHKはその様子を広報用に白黒フィルムで撮影していた。その貴重な映像とともに、芙美子の清々しい声を紹介』(NHKアーカイブより)
(下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)
解説:林芙美子の出身地古里温泉は人気の露天風呂ホテルも破産し、文字通り
遠い古里になってしまった。時代は豊かさから複雑なデジタル時代突入。
それでも郷里桜島のお湯は枯れることのない大自然の恵みに感謝したい。
参照#芸術 & 文学 & 温泉 探訪紀行
開花速報:椿の花 自宅庭2024春(開花三番目) 2024 .04.17 📷 iPhone8
庭の椿の花が咲いた。この椿は、浅虫温泉椿館に投宿した時に亭主
から分けて貰った花。椿館はその名の通り、浅虫温泉発祥の頃から
「つばきの湯」と称されて今に引き継ぐ老舗旅館として著名である。
分 類:ツツジ目・ツバキ(科・属)・ヤブツバキ種 漢字:椿
効 能:湿疹、かぶれ、養毛(椿油)、止血、毒虫刺され(若芽)、
関節痛、寝違え(葉)夜尿症(果実)、滋養強壮(花茶)
花言葉:控えめな素晴らしさ、気取らない優美さ、謙虚な美徳
毒 虫:椿につく毒虫の茶毒蛾(蛾の幼虫)は毒針(毛)に触れる
と皮膚炎などを起こす最も恐ろしい毒虫として知られてる。
参 照#俳句で著名な正岡子規が「椿」を詠んだ句碑と「椿神社」
①正岡子規「賽銭の・・・愛媛県椿神社」(歌碑句碑Japan)
②通称「椿神社」の地元伊豫豆比古命神社(神社仏閣Japan)
参照#椿に因み椿の花が咲く内庭を望む椿館の湯殿 (青い森名湯巡)