≪Mémoire(メモワール)温泉猫 :黒石よされ踊り(青森県)2012.8.12≫
青森県黒石市の風物詩:黒石よされ踊りの取材で訪れた時廃業
した造酒屋の裏庭からひょっこり顔をだした縫いぐるみの様な
。なにやら今日の祭りを恨めしい仕草。一緒に踊りたいのかな。
参照:黒石よされまつり(櫓復活2008年)
宇都宮餃子テーマパーク「宇都宮餃子来らっせ」で餃子の食べ比べをした結果
本日ベスト(味覚は調理、体調など日々異なる)は龍門の餃子に決定!とかく
みんみんが有名だが、食は生き物だ。長野の友人達と金を出し合い小皿が山盛。
記録:この施設で常設店は宇都宮みんみん、めんめん、香蘭、さつき、龍門の
五店。その他に33店が日替わりで変わる。ブースで注文するとテーブル
まで運んでくれる。一皿に五店それぞれを盛合わせしてくれるので便利。
参照:嘗て気に入った餃天堂の「もちもち餃子」
( 宇都宮餃子テーマパーク 体験完 2017.秋 )
≪入浴速報: 青い森名湯 唐竹温泉(平川市平賀唐竹地区) 2018.3.20≫
久し振りの唐竹温泉。何故か今日唐竹温泉の熱い湯に無性に入りたく車を
飛ばして来た。勿論途中いつもの弘前一戸理容所で頭をスッキリし、尾上
の味助でここでしか味わえない煮干味ラーメンPHを食べた後ゆったり入浴。
【Data】①含石膏ー芒硝泉60.5℃ PH7.6 源泉:中田1号泉
②含石膏ー芒硝泉35.0℃ PH7.2 源泉:中田2号泉
①含石膏ー芒硝泉61.0℃ PH7.9 源泉:樽沢 源泉
※①②③の混合泉 計測:湯口44℃ 湯壺43℃
浴感:源泉率が高い施設。43℃とは快適湯温から2℃高いが源泉の特性の
柔らかな肌触りが心地よい。サッパリ系なので夏に向かってお勧め。
執筆寄稿速報:「下風呂温泉における共同浴場施設の建て替えと課題」について
日本温泉地域学会機関誌「温泉地域研究」30号に温泉地情報を執筆。本州の最北端の
温泉郷として歴史的、地理学的に貴重な温泉地景観を今に残している下風呂温泉郷が
存亡の危機である。それは下風呂温泉郷の歴史を作った二つの共同浴場の廃止問題だ。
🔵執筆内容概要は以下の通り
1.下風呂温泉の概要
(1) 地勢・歴史・景観
(2) 観光客入り込み・活性化状況
2.下風呂温泉浴場集約構想
(1) 共同浴場集約構想の経緯
(2) 浴場集約構想の概要
3.今後の課題 (ここが筆者が訴えたい箇所)
(1) 下風呂温泉の歴史的景観の維持
(2) 新しい施設への温泉関係者の企画参加
(3) 施設建設後の新しい観光ソフト・人材 育成について
願い:本州最北端の温泉郷として、未来永劫に「下風呂温泉」が存続することを願う。
そのためには地域住民が個々の欲望をある程度抑え、地域全体の幸せを考える。
同時に下風呂温泉に日本全国の温泉愛好家が興味を持ち訪問し楽しんで欲しい。
参照#①大湯共同浴場外観 ②新湯共同浴場を中心とした温泉街景観
宇都宮市ランドマークである宇都宮二荒山神社から徒歩1分の所に空きデパ「
利用したMEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店の地下にこの見本市がある。
常設5店、日替わり33店で宇都宮餃子を食べ比べできる餃子テーマパークだ。」
記録:宇都宮市は餃子の街で活性化を行っているが、同じく餃子の街として
3年連続「餃子世帯当たり購入額」日本一を誇ってるのが静岡県浜松市。
しかし2017年4年振りに日本一奪還を果たした。文字通り餃子日本一。
二荒山神社の山門前交差点で見かけた犬。宇都宮はこの神社を中心に発展。
旧街並は門前町らしくこの神社の参道から南に下る。その起点の交差点に
神社の狛犬のように見えた犬だ。キチンと正坐した姿は魔除けそのものだ。
参照:二荒山神社(栃木県宇都宮市)
日光山中禅寺湖の歌ケ浜にある古刹。本寺の成り立ちは男体山に最初に登頂したと
される勝道上人が関わっているとされる。湖上から見た歌ケ浜の立ち木が千手観音
に見え立木に掘ったのが千手観音像と伝承。中禅寺と二荒山神社が男体山の守役だ。
寺格:別院(輪宝寺) 宗派:天台宗 本尊:十一面千手観音菩薩 開祖:勝道上人(伝)
感動:映像でも確認できる様に日光は空と湖(反射光)で「光」に満ちあふれていた。
指定:国重要文化財(木像千手観音像)
奥日光の出湯探査を無事終えて最終行程の仕上げに入る。これから中禅寺湖経由
宇都宮駅で新幹線に乗換え帰郷。長野県の温泉仲間は宇都宮駅まで送ってくれる。
良き友人に感謝だ。奥日光で最後の鑑賞ポイント龍頭の滝でチョっと休憩となる。
記録:高さ60m、幅10m、利根川水系湯川
≪Mémoire(メモワール):東日本大震災 岩手県陸前高田(2011.5.04)破壊の爪痕≫
今日3月11日は7年前、東日本大震災が発生した日だ。
決して忘れまい。あの日、あの時、あの町、あの場所。
凄まじい破壊の連鎖。そして今も続く復興へのあゆみ。
記録:
〇人的被害 死 者 15,895人
不明者 2,539人
災害関連死 3,647人 総計 22,081人
警察庁(死者・不明2018.3.9現在)・復興庁(災害関連死2017.9末)調
〇住宅被害 全壊 121,766棟 半壊 280,160棟 一部破損 744,396棟
床上浸水3,352棟 床下浸水10,230棟 公共建物等14,562棟 他91,913棟
〇復興予算 35兆円(実際被害額 25兆円 世界第一位:日本政府推定)
〇津波の高さ(気象庁、科学者現地調査、東京電力)
・八戸港8.4m ・釜石市9.3m ・陸前高田15.8m ・女川漁港14.8m
・石巻市8.6m ・仙台空港12m ・浪江町15.5m ・双葉町16.5m
・富岡町21.1m ・楢葉町12.4m ・福島第一原発13.1ⅿ ・福島第二原発9.1m
参照:日本列島大地震の歴史(869年貞観~2018年平成まで)
所感:筆者は東日本大地震発生2か月後、五月の連休を利用し被災地に入った。東北
は自分の生活を保つのもままならない状態だったが、何とか現地に行き手助
けをしたかったが、確たる情報もなく、被災地をあてなく流離う事となった。
悲惨な光景を目の当りに記録する事に専念。涙ながらの被災地行脚となった。
映像:奥日光 日光湯元温泉の元締め日光山輪王寺別院日光温泉寺の男性湯殿(983湯)
日光湯元温泉郷の奥深い所にちいさな寺院があった。事前のリサーチで極上の湯が
在るのは知っていたが、門前でいくら声掛けしても何の応答もない。不安ながらも
勝手に入っていったら、漸く奥の間からお婆さんが顔を出した。☎中だったそうで。
【Data】含石膏・土類ー硫化水素泉 71.4℃ PH6.5 源泉:奥日光開発7号源泉
浴感:71℃の源泉掛け流しの初湯は強烈な熱さ。ここでも湯仲間三人で奮戦して
ようやく入湯を果たした。さすがに肌が朱くなった。激熱の極楽湯であった。
参考:本物の名湯ベスト100‐42日光湯元温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
参照#① 栃木県温泉地データ・ベース
② 日光温泉寺( 日光湯元温泉 )
③ 恐山温泉 湯小屋 花染の湯(下北半島)
奥日光の湯源郷の源がこの温泉寺である。日光湯元温泉の発見にまつわるお寺。
日光の山を霊場として開いた勝道上人が温泉を発見し温泉寺が開かれたそうだ。
寺に管理された温泉源・施設を『寺湯』という。青森県では恐山温泉が著名だ。
寺格:日光山輪王寺別院 宗派:天台宗 本尊:薬師瑠璃光如来 開祖:勝道上人
日光観光はなにも日光東照宮や中禅寺湖・華厳の滝だけではない。
その先にある日光湯元温泉こそが温泉愛好家の目指す本命観光地。
最終宿泊地の休暇村日光湯元の湯殿は夢の様な温泉風情であった。
【Data】含芒硝・土類ー硫化水素泉 70.3℃ pH6.6 (982湯目)
源泉:奥日光湯開発12,3,4,5,6,7号森林管理署源泉混合泉
浴感:この様な首都圏のリゾート温泉施設では源泉掛け流しは中
々難しいが休暇村日光湯元は超極上の源泉掛け流しで提供。
目の前には小さいながらも美しい湯ノ湖が拡がり木々の梢
に小鳥が囀り渡り、身を包む乳白色の源泉に心が和み緩む
参照:筆者が休暇村グループでお勧めの施設・休暇村乳頭温泉郷
参考:本物の名湯ベスト100‐42日光湯元温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
日光東照宮で日本の最高の建築美と深淵なパワーを頂いたあと最終目的地奥日光へ。
途中どうしても日光いろは坂を通らなければならない。この坂は日光の名峰男体山
の麓へ急峻な48ものヘヤーピンカーブが続く。その42番カーブの真上に天狗がいた。
解説:天狗は安全祈願像である。42(死に)番カーブで、安全を守るパワースポット。
下り専用第一いろは坂上り専用第二いろは坂の合計48カーブ中の下りに有る。