開花追憶:ブナの雌花 【自宅庭2020春 2020.05.07】
小さな庭の真ん中に,ブナの鉢植。この他にもブナの木三本植えている。
ブナの新緑葉を楽しんでいたが、この鉢だけ突然開花した。どうやら
この鉢だけが雌木。ブナの花を初めて鑑賞。これが世界遺産白神の花。
感動:世界遺産白神山地のブナ花を自宅で観察できるとは夢にも思わ
なかった。間近でみるとナンテ可愛い花なんだろう。ウットリ。
分類:バラ類・ブナ(目・科・属・種) 漢字:山毛欅
花言:独立、勇気、繁栄(木)
観察:青森県にあってはブナの木は世界遺産白神山地を構成重要樹木。
ブナの木を庭に植えたのは世界遺産指定の前、ブナ枝葉に魅了
されてのことだった。鉢植えの雌木は、花を咲かせた翌年枯死💦
参照#ブナの大樹「マザー・ツリー(世界遺産白神山地 津軽峠)」
黒森山 浄仙寺 【黒森山トレッキング:2023.04.22】
八甲田大岳から西を眺めればはるか眼下にテレビ塔がある小さな小山。この気にな
っていた黒森山を制覇しようと来たが、登山道が閉鎖、熊危険、私有地立入禁止等
の立看板林立で断念。後ハダリで、麓の懐かしい八重桜にお堂が映える古刹を拝観。
歴史:住職は明治3年教師補拝命、寺小屋「黒森学校」運営に専念。津軽一円より学
を志すもの多数ここに学んで、政治、経済等有名人多数を輩出したとされる。
仁王:浄仙寺山門は小さく其処此処朽ちかかっていたが、左右に仁王像が鎮座して
いた。面相は、素朴な厳しさながらどこか可笑しさがこみ上げる趣であった。
山号:黒森山 宗派:浄土宗 本尊:阿弥陀如来像(寺宝) 開基:是空行者
札所:津軽八十八ヶ所三十一番
賞味速報:自然薯餃子(+たこ唐揚&生ビール)【道の駅いかりがせき津軽関の庄 2023.4.22】
道の駅いかりがせきリニューアルオープン。秋田県境で筆者にはトレッキング重要拠点
なのでお祝い方々駆け付けた。勿論、山岳(平川・黒石両市)トレッキング後の仕舞湯
は併設の関の庄温泉。湯上り一杯のツマミが碇ヶ関名物自然薯餃子。今日そのまま仮眠。
食感:碇ケ関地区特産が自然薯。それを練り込んだ餃子は旨味だった。他に自然薯そば
自然薯ソフト、自然薯たこ焼きなど粘りと独特の風味の自然薯メニューがお勧め
参照#① この日の仕舞湯「関の庄 温泉」 ② 道の駅仮眠時に利用する温泉(併設・隣接)
クロモジ (黒文字) 【浅虫温泉森林公園✿花物語 2023.4.15】
またまた高森山で新しい✿観察。この花も以前は気に留めず眺めて登山して
いたと思われる。春山の最初の緑系統だ。広葉樹がまだ葉を延ばしていない
ので新鮮。この花、高級爪楊枝に利用されるなど意外に底力の有る木に咲く。
花感 :小枝の節に淡い黄緑色の花は控えめに春の歓びを現わすようで好感もてる。
分類:モクレン類・クスノキ(目・科)・クロモジ(属・種) 漢字 : 黒文字(和名)
花言:誠実で控えめ
薬効:根(根皮)、枝葉(釣樟) を利用。保温、芳香、健胃、頭髪の脱毛ふけ防止
エキスにはインフルエンザ感染予防作用、コロナウイルス増殖抑制作用など
利用:古来クロモジは爪楊枝に使用され爪楊枝の高級品、和菓子に良く添えられ
「黒文字」と言えば、高級爪楊枝の代名詞のようなもので、いまも盛んに利用。
参照#① 高山植物・山野草ベスト 選集 ② 高森山 Ⅹ トレッキング 紀行
リュウキンカ (立金花) 【浅虫温泉森林公園✿花物語 2023.4.15】
登山歴4年目、高森山登山10回目でも新しい✿があるもの。今回初めて鑑賞
した花は「リュウキンカ」。キクザキイチゲなどの春の山野草に寄り添う様
に咲いていた。この花姿から想像するに、今まで見逃していたのだろうかな。
花感 : 茎が伸びその先に金色の花弁
分類 : キンポウゲ(目・科)・リュウキンカ(属・種) 漢字 : 立金花
花言 : 必ず来る幸福、富、贅沢
有毒 : (有毒部位:全草) 症状 : 下痢、腹痛、血尿など
注意 : 春先のキンポウゲ科の黄色い花は毒が、要注意。
参照#① 高山植物・山野草ベスト 選集 ② 高森山 Ⅹ トレッキング 紀行
入湯速報:関の庄温泉2023.4.22 道の駅リニューアル記念に15年振りの訪湯
黒石黒森山、平川志賀坊森林公園をトレッキング後の仕舞湯で利用
道感:碇ケ関道の駅がリニューアルした。トイレと情報館 (休憩スペース)一新。
快適空間となったが、道の駅と言えば地元の産直。ザーと見たが、産直
の割に高額?であった。これでは、早晩施設運営は行き詰まるのかな?
ハードの刷新に伴うソフトのリニューアルも必要ではないかと想う次第
(過去の記録)
国道7号線道の駅いかりがせき津軽「関の庄」がある。此処は以前小さな浴槽で
温泉を提供していたが、御仮屋御殿(温泉交流館)関の庄温泉として立派な日帰
り温泉施設を併設した。道の駅併設・隣接湯としては青森県内で、道の駅ゆ ~
さ浅虫、道の駅おがわらこ湖遊館と此処だ。当館の併設施設「 温泉資料館 」は
狭いながらも温泉を理解できる展示が素晴らしい。
【Data】 単純温泉 38.4℃ pH8.7 源泉:高田温泉 (入湯7回目)
(当初より、0.7℃低下)
評価:加温式であるが、熱交換システムを利用し、豊富な量で源泉を楽しめる
参照#平川市(湯の里)温泉紀行
トウゴクサイシン(東国細辛) 【浅虫温泉森林公園✿花物語 2023.4.15】
感動 :この花の特徴は花弁が落葉に埋もれていて、手でかき分けて漸く花と対面。
上画面下部右寄り、楕円の白っぽいのが花部分、見つけるのは容易でない。
同行の山友が山岳情報サイト(ヤマップ)で開花情報を察知して是非鑑賞
したいと入山時から探したが下山登山口まで発見できず通りがかりの登山
者に「みかけませんでしたか?」と聞いたら、ナント、足元に咲いていた。
⇩ トウゴクサイシンの花芯
分類 : モクレン類・コショウ目・ウマノスズクサ科・カンアオイ属・トウゴクサイシン種
花言 : 勇気、追憶 漢字 : 東国細辛 別名;薄葉細辛 ※貴重で絶滅危惧懸念
効能 : 生薬名細辛(漢方 : 小青竜湯)、咳止、去痰、鎮静、鎮痛、解熱、口内炎
参照#① 高山植物・山野草ベスト選集 ② 高森山 Ⅹ トレッキング紀行
行者岩眺望:釜臥山 Ⅳ トレッキング 【下北半島 2023.04.09】
釜臥山の登山道は中腹から二手に分かれる。通常東ルートであるが今日は
「胎内潜り」という大きな目的があるので、大きく迂回する西側ルートを
選んだが、登った分下るという繰り返しで雪渓もありかなり体力を消耗し
た。途中、テーブル状の大岩に達した。まるで山頂に立ったような達成感。
記録:🗻878.2m 6:31H(休憩30分)
7.3㎞
887ⅿ
868m
開始7:55 ペース:標準90-110% 天候:☂→❆→☁→☀→☂
参照#①釜臥山の雄姿 ②釜臥山 Ⅳ トレッキング紀行
映像:弘前城南内門をくぐり羊申櫓前広場から桜枝越しに💛印
もっとも新しいラブ・スポットだ。これも弘前公園の新しい試み。
桜が満開の時だけ出現する恋の象徴:桜💘だ。ピンク色の花びら
の向こうに幸せの青空が拡がる。ここで愛し合う二人は一層輝く。
参照:① 恋人の聖地(北海道函館港) ② 弘前城(津軽藩) 探訪 紀行
大島弁天祠(夏泊半島大島) 【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島2023.04.02】
夏泊半島の突端、干潮時は陸続きとなるが通常は海の上の大島の断崖に弁財天は祀
られていた。水の神様、音楽の女神、技芸文芸など、才能の女神とされる。祠の中
には艶やかな弁天像が鎮座していた。ここまでは海の上を橋で渡り、たどり着ける。
景観:弁天祠の背後には、津軽半島・むつ湾・北海道・下北半島が望める絶景空間。
青森県にある三つだけの津軽・下北・夏泊半島がこの地で見つめ合う神聖域。
参照 #① 夏泊半島 大島 ✿トレッキング 紀行 ② お山の祠 紀行集
陸奥大島灯台(夏泊半島大島) 【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島2023.04.02】
夏泊半島の突端、干潮時には陸続きになるが普段は波に洗われている。その最先端
断崖に弁財天が祀られている。その手前の敷地に陸奥大島灯台がこじんまりと設置
されている。この周辺潮目があり、好漁場なので小型船舶などの海標に重要である。
記録:大島の東は東風により夏でも肌寒い。逆に、西側は島で東風が遮られ夏は暖
かい。地名の夏泊はアイヌ語「ノツ(岬) トマリ(泊地)」由来の当て字とされる
のだが、陸奥湾岸を青森方面から辿るとこの岬を境に肌寒く感じ、夏が留ま
ったように感じるのも事実で、よくぞこの当て字を考えたものだと感心する。
参照 #① 日本の灯台(岬)探訪紀行 ② 夏泊半島 大島 ✿トレッキング 紀行
山行速報:高森山 Ⅹ トレッキング GPS【浅虫温泉森林公園2023.4.15】
週末の天気が荒れ模様と予報、一番リスクのない山を探して近場の里山
高森山を選んだ。もう十回目の登山などで勝手知ったる山。今回は山行
の体力維持と山野草の花を楽しみたかった。予報通り天候良山野草満喫。
(下記アンダーラインをクリックすると本ブログの掲載記録参照可能)
記録:🗻386m 4:57(休憩30分)
8.5㎞
730ⅿ
731m
開始8:15 ペース:標準90-110% 天候:☁→☀→☁→☂
浅虫温泉森林公園(登山口) ➡ 高森山 ➡ 馬場山 ➡ころび山 ➡ 登山口
鑑賞:今日の山行で鑑賞した花たち✿の中で、過去に鑑賞済みのもの
①アオキ ②エンゴサク ③ エンレイソウ ④オオカメノキ ⑤カタクリ (青)
⑥カタクリ(白) ⑦キクザキイチゲ ⑧キブシ ⑨クルマバソウ ⑩シラネアオイ
⑪スミレの花 ⑫ニリンソウ ⑬ヒ ト リシズカ ⑭ミヤマシキミ ⑮ヤマブキ
感動:久し振りのお花畑。里山は春本番を迎えた。今が旬の春山登山が暫く続く。
今回始めて鑑賞花は、クロモジ、リュウキンカ、トウゴウサイシン。
参照#①高山植物・山野草ベスト選集 ②山岳/渓谷山行紀行 2023
白カタクリ 【大島✿トレッキング 青森県 夏泊半島2023.04.02】
夏泊半島の突端に位置する大島。嘗ては陸続きだったが、浸蝕により潮で渡
れない事もあり堅牢な橋が渡されたが、海上の島には違いない。そんな孤島
にイチリンソウ、ニリンソウ、エンゴサク、キバナノアマナ、コハコベなど
咲き乱れる。そんな中数百のカタクリの花の中でたった一輪だけ白カタクリ
記録:白カタクリは、色の優性遺伝でも赤色に劣り、希少とされる色になる。
さらに真っ白なカタクリを自然の中で見つけることは至難の業となる。
分類:ユリ(目・科)・カタクリ(属・種) 漢字:白片栗
花言:希望
薬効:滋養強壮・腹痛・下痢止め作用
ミヤマシキミ 【浅虫温泉森林公園(高森山・馬場山・ころび山) ✿花物語2023.04.15】
花の季節の高森山・馬場山・ころび山をトレッキングして感じたのが、ミヤマ
シキミの花が可愛い花を咲かせているのが数多く観察できたこと。特に、高森
山から馬場山で多く見かけたが、山全体に咲いている感じがした。今が盛りだ。
分類:バラ類・ムクロジ目・ミカン科・ミヤマシキミ(属・種) 漢字:深山樒
薬効:民間薬は頭痛・眩暈・虫下、食すと痙攣中毒(スキミアニン、ジクタムニンを含有)
花言:清純、寛大
参照#高森山 Ⅹ トレッキング紀行
お便り速報:北海道風景画館便り 四十九 北海道 中富良野 奈江 2023.04.10
映像:奥田修一画伯 セレクション「芦別岳初冠雪 2021年 91×38 608,000円」
今年も北海道風景画館館主から春の便りが届いた。最近、奥田画伯は北海道の山を
描いている。山岳に目覚めた筆者に寄り添う様だと勝手に思っているのだが、氏は
山を描くのは「精神世界に私自身が魅かれる傾向が強まったのが要因の一つ」という。
⇧ 芦別岳の登山道 上が旧登山道、下が新登山道
画感:もう何年も足が遠のいている北海道風景画館。いつか行こうと思いながらも
今日に至ってしまった。封書には風景画館視察会 (バイオリンコンサート付)
の案内状が同封、下記参照。筆者は前の週に長野県学会があり参加できない。
詳細:風景画館2023年友の会「集い」ご案内(抜粋)
■ 日程 令和5年6月10日(土)~11日(日)
■ 定員 16名
■ 行事 10日 バイオリンコンサート(演奏:佐藤ひろみ、風景画館講堂)
会食(フレンチ フルコース:ホテルラーチ)
11日 風景画館モチーフ巡り(北海道風景画館&北海道大自然)
■ 宿泊 金山湖 ホテルラーチ
■ 料金 28,000円(宿泊・会食・朝食・弁当・バス・コンサート代)
5,000円(11日のみ参加:弁当・バス代)
■ 問合 北海道風景画館 友の会 TEⅬ &FAX 0167ー44ー4477
※ご興味のある方は上記にご紹介ください。
参照#北海道風景画館 (本ブログカテゴリー)