≪ Memoir:青森おすすめ湯 温湯温泉 飯塚旅館 2005.9.3 ≫
(湯船映像は公式HPより転)
今回、温泉記録を整理し、未計上の温泉施設である飯塚旅館を掲載する。
黒石温泉郷の中心部三つの温泉。板留温泉、落合温泉温そして温湯温泉。
その中の鶴の銘泉を囲んである温泉客舎群の中のあり、源泉風呂を保有
している。鶴の湯では味わえない旅館ならではの湯ッタリ感が味わえる。
【Data】含芒硝ー食塩泉 60.0℃ pH8.1 源泉:温湯長槽源泉(源泉1,137湯計上)
( ⇧ 大正ロマンが漂う飯塚旅館の木造建築の佇まい)
参照#黒石温泉郷 温湯温泉の中心施設「鶴の銘泉」
山行速報:久慈平山Ⅲトレッキング GPS 北 ↘【岩手県洋野町2022.03.26】
昨年の今頃、久慈平岳に登って下山時に見つけた福寿草の群生を期待して
三回目の挑戦。しかし💦 登山道を登るほど残雪が深くなって、とうとう
壺足状態となり、山頂登頂を断念した。今年は昨年より雪が多いのが原因。
(下記アンダーラ)インをクリックすると本ブログの掲載記録参照可能)
記録:🗻706.3m 1:44H(含休憩) 3.8㎞ 227ⅿ 223m
参照#① 久慈平岳山容(2021.4月撮影) ② 福寿草 (2021.3月記事)
③ 山岳/溪谷 山行紀行 2022
≪ 入浴速報:三陸温泉(三沢市三川目) 2022.3.26 3年振り累積9回目 ≫
映像:浴室からの松林。東日本大震災の津波はこの松林の手前迄押し寄せた。
久し振りの三陸温泉。名称に太平洋岸をイメージできる。目の前の松林の先
が太平洋だ。太平洋岸の海辺には高温泉が少ないのだが此処は自慢の高温泉。
嘗てドライブインも併設だったが時代の波でドライブインは無くなっていた。
【Data】 食塩泉 45.5 ℃ pH8.01 源泉:浜通り温泉 (再分析)
(53年開湯、500ℓ/M、2014年よりも泉温が3℃下がったのが気になる)
浴感:この温泉9回目の入湯で、名湯と確信した。高温、豊富な源泉掛け流
しで、筆者の知る限りでは太平洋岸では福島県いわき湯本温泉に次ぐ。
(過去の記述)
三陸温泉は三沢市郊外、それも太平洋岸にある。ちかくには三沢漁港がある。
三沢漁港と言えば「ほっき貝」を想起する。ほっき貝の好きな人がいたっけ。
そのほっき貝を箱ごとくれたのがこの温泉のご主人だった懐かしい思い出が。
参照#①三沢市(空の街)温泉紀行 ②三沢市のご当地食「ほっき丼」
≪学術誌寄稿:温泉地域研究第38号寄稿(日本温泉地域学会) 2022.3月期≫
映像:山村順次名誉会長追悼特集(p25-44)の内、筆者寄稿(p37-38)の一部
日本温泉地域学会を立ち上げ、長年にわたり日本の温泉地の活性化に貢献されて
来た山村順次名誉会長(千葉大学名誉教授)が昨年天寿を全うした。日本温泉地域
学会は機関誌の追悼号を発刊し、山村先生の功績を偲ぶ事とした。筆者も追悼文
を寄稿。山村先生とは青森大会や上北地域温泉フォーラムでのコラボが懐かしい。
追悼文抜粋:筆者寄稿末文
『・・・率先して活動して来たことに深い敬意を表するとともに、山村先生の
意思が引き継がれ、温泉地域学の調査・研究から問題の集約・纒へと発展
し、将来的には失われていきつつある温泉文化の保存・継承の仕組(温泉
地域社会の持続)づくりへと発展が期待される。 山村先生、いましばら
く、頭上の星となって私達を導いてください。』 (2022年1月3日)
参照#①山村先生とコラボした「上北温泉地域フォーラム(星野リゾート青森屋)」
②フォーラム終了後、山村会長、石川副会長と珍しい「浮き湯」を体験
③筆者執筆文献一覧(学会・新聞&出版社・NPO&研究所)
Mémoire:二股らぢうむ温泉 露天風呂 (北海道 長万部)2006 .06.16撮影)
北海道道南の三大秘湯・露天風呂といったら、先の奥美利河温泉、平田内温泉、そして
二股らぢうむ温泉の露天風呂を筆者は挙げる。なんといっても名湯にプラス自然景観だ。
道南秘湯露天風呂の第三弾は『二股らぢうむ温泉』。いつか北海道へ再訪を夢見ている。
( ⇩ 2006.06.16の掲載記事 )
北海道は秘湯、野湯の宝庫だ。映像ご機嫌の湯は長万部に位置する秘湯『二股ラジウム
温泉』背景のドーム形の析出物石灰華ドームは天然記念物となっている。このような巨
大石灰華ドームは、海外ではUSAのイエローストーンにあるマンモス温泉群にも観ら
れる。しかし昨今の温泉ブームでこの秘湯も様変わりした。なによりも心配なのが最近
ネットでこの貴重な資源を販売している事だ。温泉の湯の華【石灰湯華】は長い時間を
かけて結晶、鉱石化したもの。貴重な石灰ドームが散在する地域での採取、破砕を規制
すべきではないか。
今昔:その昔、前の経営者の時代の浴舎は本当にドーム型の屋根だった。筆者が訪ねた
時には既に今の浴舎に変わっていた。
【Data】 含塩化土類ー食塩泉 44.3℃ pH7.1 源泉:二股温泉
(1A、B,2,3,4,5,6,7号泉混合)
学術#日本温泉地域自然資産NO.3二股ラジウム温泉の石灰花ドーム(日本温泉地域学会編)
参照#天然記念物温泉ドームと同じ形成過程を示す二股らぢうむ温泉の温泉ドーム
≪Mémoire(追憶) 平田内温泉 熊の湯 野天風呂 (北海道八雲町)2006 .06 ≫
北海道道南の秘湯の第二弾は、これまたヒグマ、蛇、ブヨ、スズメバチの恐怖
を掻い潜って入浴の超秘湯の「熊の湯」。下記の入浴記録の通り危険な入浴💦。
( ⇩ 2006.06.27の掲載記事)
道央自動車道・国縫(くんぬい)I・CからR5号で八雲町へ(約21km)右折
してR277号を熊石町へ向かう(約34km)。海岸線へ出た所でR229号を大成
町方面へ右折。約1km先を案内板に従い右折する。約1.5㎞の所にある平田内
温泉「ひらたない荘」から車で3.5㎞ほど林道を入ると終点に駐車場があり、そ
こから徒歩50m程の所にある。湯船は岩盤をくりぬいたもので、熱い湯は川水
で埋めないと入れない。 一帯は熊出没地帯危険。隣の平田内川に吸込まれそう。
【Data】食塩泉 57.8℃ pH6.9 源泉:平田内温泉(4号泉ポンプ小屋)
参照#道東知床半島の『熊の湯(羅臼温泉)』
危険:筆者のこれまでの秘湯体験の中では、最も危険地帯にある温泉であった。
アブ、ブヨ、スズメバチ、ヒグマ、人間(財布泥棒、置引、車上荒らし)
現況:2023年5月現在、平田内河川上流において小水力発電所の工事が実施され
ているため、当面の間ご利用できないとのこと。
≪Mémoire(メモワール) 奥美利河温泉 露天風呂 (北海道今金町) 2006 .10 ≫
北海道へ渡らなくなってもう五年が経った。コロナウイルスで増々渡りずらくなった。
そこで今日からは、北海道の思い出深い温泉を懐かしんで再掲する。奥美利河温泉は
道南で最も秘湯と感じた温泉の一つ。清流が注ぎ込む池のような露天風呂が懐かしい。
( ⇩ 2006.10.12の掲載記事)
国縫から西に280号線を辿ると北海道でも大規模の美利河ダムが出現する。国直轄
の巨大ダムだ。その上流を遡り行き止まりにある「奥美利河(ピリカ)温泉」、何回か
、この温泉は紹介しているところだが、今回の秘湯めぐりの仕上げに実にふさわしい。
辿り着いた頃はもう17:00、管理人が下山する時間だが、今日はハウスに宿泊客があ
るので管理人が残る事となった。春に来た時は大雪の為、入山できなかった。今年は
初めて入湯、11月になるとこの温泉も閉鎖となる。4年前は暗闇の中、ヒグマの恐怖
の中での入湯だった。道南はヒグマの生息数の多い所。今日は安全でかつ快適な入浴💦
【DATA】 単純温泉 37.8℃ pH7.9 源泉:奥美利河温泉 200ℓ/m(自然湧出)
所感:小さな谷間の崖部分から清れつな温泉が染み出す。やがて清流と合流、何の不
自然もない光景だ。勿論混浴。水着不可。究極の露天風呂。大好きな野天風呂
記録:奥美利河温泉は最初は美利河温泉だった、が、町の中心部に新しい温浴施設が
出来てそこが美利河温泉と呼称して、『奥美利河温泉』と名前が変更となった。
参考:ピリカとは、アイヌ語で「美しい」「豊か」を意味し、周辺には美利河遺跡も在る。
休館:悲しいことに、その後2015年に水害が発生し、休館になったまま今日に至る。
新型コロナウイルスの災禍がある今こそこういう開放的な温泉地が貴重なのだ
が、ここは正に北海道そのものの様な大自然に抱かれた温泉場。 再開を切望。
≪Mémoire オソウシ温泉鹿乃湯荘の看板猫(北海道新得町) 2007 .10 ≫
もう15年も前の訪湯で会った猫、今も生きて居るだろうか
温泉はどうやらまだ、健在らしいのだが、懐かしい秘湯猫
(2007.10月の記事)
温泉と猫はつきものだが、北海道ではなかなか珍しい。
ここオソウシ温泉はご紹介の通り、動物の癒しの湯だ。
ごの猫すっかりリラックス。飼い主の人柄が現出する。
参照#オソウシ温泉鹿乃湯荘の秘湯露天風呂
≪Mémoire 東岩木山温泉北小苑の送迎猫 (弘前市東岩木山) 2021.4.17≫
東岩木山温泉は浴屋と別棟(管理棟)での入浴手続きをしなければならない。
管理人に入浴料金を支払い管理棟から出る時に遭ったのが「お見送りの猫」。
ニャンとも可愛い表情の歓迎とお見送りを受け、この日の入浴もマッタリ感。
参照#にゃんこが守っている東岩木山温泉 北小苑(弘前市東岩木山)
鞍掛山 ⇧ 眺望 ➹ 岩手山 【鞍掛山トレッキング 2022.03.12】
鞍掛山を下山後、帰路見返したら、岩手山の高嶺の南山麓(映像左)に従う
ような立ち位置の鞍掛山。右の岩手山に比べるとまるで幼児の様な山容だが
標高は900m近い中堅の山。登山口には「たきざわ自然情報センター」がある。
記録:標高897.1m。ハイキング、バードウォッチング、クロスカントリー
宮沢賢治歌碑:鞍掛山の登山口にあたる駐車場に建てられている。
詩集『春と修羅〔第一集〕』の巻頭詩文 くらかけの雪
たよりになるのは
くらかけつづきの雪ばかり
野はらもはやしも
ぽしゃぽしゃしたり黝(くす)んだりして
すこしもあてにならないので
ほんたうにそんな酵母(かうぼ)のふうの
朧(おぼ)ろなふぶきですけれども
ほのかなのぞみを送るのは
くらかけ山の雪ばかり
(ひとつの古風(こふう)な信仰です)
解説:宮沢賢治が厳冬期小岩井農場を訪問した時に鞍掛山、岩手山
を眺望した情景を歌ったものと推察、岩手山南山麓に吹き降
ろす雪に、自分の置かれた心象を映しこんだものと思われる。
参照#①宮沢賢治(銀河の詩人)探訪紀行 ②鞍掛山トレッキング 紀行
③山岳/溪谷 山行紀行 2022
山行速報:鞍掛山登山道 【岩手県滝沢市 2022.03.12】
晴天の鞍掛山トレッキング。どんぐりの森からはしばらくは岩手山を正面に
眺めながら進む。雑木林の向こうには雄大な岩手山がまるで招いているよう。
色々里山トレッキングを行ったが、眼前に巨峰を眺めながらの登山は初めて。
参照#①鞍掛山トレッキング 紀行 ③山岳/溪谷 山行紀行 2022
⇧ 相の沢キャンプ場のテントサイト。 単独・ペアなどキャンパーを数組観察
山行速報:相の沢キャンプ場テントサイト 【岩手県滝沢市 2022.03.12】
鞍掛山登山口の駐車場の奥にあるキャンプ場。キャンプは勿論、車中泊も可能。
登山口の左手に「たきざわ自然観察センター」があり、管理人も常駐(15:00迄)
無料だが、届け出が必要。又施設(トイレ・水場など)利用に善意の寄付金制。
参考:キャンプ及び、車中泊の場合、網張温泉の日帰り入浴が便利である。
参照#①キャンプ場より車で9分の網張温泉 ②鞍掛山トレッキング 紀行
③山岳/溪谷 山行紀行 2022
⇧ たきざわ自然観察センターの右手から登山道が始まる。頭上に岩手山が聳える。
山行速報:鞍掛山登山道入口(どんぐりの森) 【岩手県滝沢市 2022.03.12】
それは、網張温泉の手前にあった。何回もこの道は通っている。しかし、その時は
トレッキングより温泉が主体で網張温泉に入って帰るだけの道程だった。鞍掛山は
その道すがらにチョコンと聳えていた。岩手山をバックに極端に控えめな山だった。
参照#①岩手山山腹網張温泉露天風呂 ②鞍掛山トレッキング 紀行
③山岳/溪谷 山行紀行 2022
⇧ 筆者背後の山は『岩手山』、2000mを越える山容は峻厳。
山行速報:鞍掛山 山頂制覇 【岩手県滝沢市 2022.03.12】
いよいよ岩手山攻略の足掛かりに辿り着いた。勿論、このまま岩手山に直登とは
考えていないが、いつかは眼前の岩手山を制覇したいという思いを籠めて、滝沢
市民、盛岡市民の里山である南麓に聳える鞍掛山を制覇。シーズン初の里山遠征。
山感:好天に恵まれ、背後の岩手山は峻厳ながら荘厳な佇まいであった。鞍掛山
山頂では足元の埋もれた板上に『▲ 鞍掛山頂上 標高897.1Ⅿ』と表記。
参照#①鞍掛山トレッキング 紀行 ②山岳/溪谷 山行紀行 2022
山行速報:鞍掛山 トレッキング GPS図 ↖ 北 【岩手県滝沢市 2022.03.12】
2022年、最初の県外遠征を実施した。県外遠征といっても、せいぜい岩手県、
秋田県、北海道など限られるが初登山は楽しい。 今日のターゲットは鞍掛山。
岩手山南麓に聳える里山。 900m近いが後方岩手山に比べると小さく見える。
山感:この日は晴天。登山道前方に岩手山山肌が迫る雄大な里山登山に感動。
(下記アンダーラ)インをクリックすると本ブログの掲載記録参照可能)
記録:🗻897.1m 3:51H(含休憩) 6.0㎞ 404ⅿ 398m
(今回は、登山西側コース、下山東側コース)
参照#山岳/溪谷 山行紀行 2022