感動:青い空、全山紅葉の岩木山、弘前城天守閣、秋晴れ絶景
天守閣が移動して早一年が経とうとしている。天守展望台に立ち
特別な感情を持つのは筆者だけではないだろう。あと十年この仮
天守台に鎮座する小さな天守閣が何故か大きく観えるのであった。
参考:桜の頃の天守閣(弘前城絶景2016)
映像:弘前城南内門を二の丸方角から杉の大橋方面を撮影
追手門のつぎの門がこの南内門。勿論、創建当時の遺構である。
この様な重要文化財が何気にあって、そこを日常的に通学路に
する高校生は幸せだ。今日の門は色づき始めた紅葉がポイント
感所:この南内門の魅力は、門の向こうの紅葉と出入りの人々
の様子だ。筆者は未申櫓の前から南内門を観察撮影した。
指定:国重要文化財
≪Mémoire : 温泉猫・犬(蔦犬青森県蔦温泉) 2016.10.28≫
紅葉の秋・・・蔦温泉は蔦沼をトレッキングをした後、入浴すると快適。八甲田
山中のいで湯としては手軽なトレッキングコースがあり森林浴も楽しめ温泉浴
と合わせて健康志向の観光客には持ってこいだ。その蔦温泉のマスコット犬。
入浴速報:あおもり湯処・富士見温泉 (2016.10.26)
映像:中央大湯口から滝状に流れるが、実際は循環なので減った分の少量の掛け流し
久し振りというか、12年振りの入湯だ。弘前公園を散策したあと平川の味助ラーメン
を食べてからの入湯。普通の街中温泉銭湯といってよいだろう。その後の変化を期待
して来たのだが、身体を浄めてそうそうに退出。源泉掛け流しとはいかないのが残念。
【Data】単純温泉 42.8℃ PH8.97 源泉:富士見温泉
考察:PH8.97の数値は入浴すると身体がヌルヌルする程のアルカリ性であるが残念
ながら、循環・消毒という街中ならではのお湯使いでは成分が抜けてしまう。
ネット情報等では、家族風呂は源泉掛け流しなのでまた湯趣が異なるらしい。
≪速報:八甲田山紅葉鑑賞(城ヶ倉渓谷2016.10.17)≫
紅葉の名所城ヶ倉渓谷から八甲田山を眺望する。
束の間の陽光が錦の山肌を照らす。中腹が見頃
となり沢山の観光客が城ヶ倉大橋をそぞろ歩き。
温泉:八甲田大岳の麓の酸ヶ湯温泉千人風呂。
≪速報:絶景秘境・城ヶ倉大橋(八甲田山2016.10.17)≫
八甲田山、景観、紅葉…本州最北の絶景の一つだろう。秋晴れの一日
この絶景を手中に収めた。天空に雲湧けど斜に刺す陽光が城ヶ倉渓流
錦の絵巻を展開。風吹けど紅葉力強く枝をつかみ渓谷鮮やかに彩なす。
記録:平成7年当時日本一の上路式アーチ橋 (全長360m、アーチ支間長255m、
高さ122m)、現在は広島空港大橋が日本一(長800m、高190m)
噂話:心霊スポット(交通の難所、自殺の名所:2016.10.15にも自殺騒ぎ、
土曜の紅葉とあって橋は通行止め、観光客は溢れ大騒ぎとなった)
温泉:八甲田山側に渡りきると城ヶ倉温泉(Jogakura城ヶ倉ホテル)がある。
ヒマラヤスギ(青森大学キャンパス食堂前庭2016.10.19)
( 📷CASIO EXILIM)
青森大学学食レストランの中庭に立派なヒマラヤスギがある。
このスギの目の前の窓席に座り、大樹木を観ながら日替わり
ランチを食べた事がある。 余りに立派な木なので紹介する。
分類:マツ(綱・目・科)・ヒマラヤスギ(属・種)
効能:アロマテラピー(セダー油)、香料、防虫、収れん作用(樹皮・幹)
花言:たくましさ、あなたのために生きる
アオモリトドマツ (東北大学付属植物園八甲田分園 2016.10.17)
八甲田山を代表する木が、アオモリトドマツ(オオシラビソ)。やがて来る冬に
この木は華麗に変身する。モンスター(樹氷)となって登山客などを感動させる
八甲田山で遭難したときはこの🌲の根元に穴を掘ってビバークするのも一計だ。
分類:マツ(網・目・科)・モミ属・オオシラビソ種(別名:アオモリトドマツ)
花言:永遠の若さ、同情、勇敢、不老長寿、時・高尚・昇進」
考察:映像のアオモリトドマツは標本木に近く山頂部分ではもう少し樹高が低
い。冬に山頂特有のモンスターに変身す。冬の八甲田の花的存在なのだ。
筆者が山岳スキーをやっていた頃根元の空洞に落ち危うい事があったが
逆に考えれば、根元は樹氷の祠で緊急時避難には素晴らしい天の贈り物。
≪速報:Délicieux(デリシュ)・バナナ菓子(弘前市富田元祖いなみや2016.10.11)≫
映像:下から順に、包み紙、栞、直包装菓子、そして最中と半中身
大正・昭和初期の頃、バナナは高級果物でかつ傷みやすいものであった。
そのフルーツ風味を最中菓子に封じ込めた菓子がこのバナナ菓子である。
その後多くの菓子店が類似菓子を製販しているが弘前市富田のいなみや
が開発したもの。今様でいえば商標登録してもよい程の発明品であった。
所感:今日久し振りにいなみやに立寄り驚いた。店舗が新しくなっていた。
駐車場有りより便利になった。城下町の伝統菓子店が元気なのは嬉
しい。御用達の大阪屋、卍最中の開雲堂、うちわ餅の戸田餅店。こ
うした和菓子屋さんが古都弘前の食文化を支える。筆者大好きな街。
≪速報:Délicieux(デリシュ)・ジャージャー麺(青森市山水苑(2016.10.10 )≫
青森市中心部国道裏通りにある小さな食堂。ここのジャージャー麺
は独特の味である。夫婦二人で切盛りし一見気難しく見えるご主人
だが、彼の作り出すピリっと甘辛で酢が効いた肉味噌は絶品である。
所感:筆者が県庁北棟一階にある県の外郭団体の事務局長時代によく
食べに行った。 十年振りに立ち寄ったが、微妙に美味しい肉味噌は
相変わらずの味。ここのジャージャー麺を食べたら他所は物足りない。
情報:料金精算の時に近くのコインパーキングのticketを提示すると、
ワンコイン(100円)キャッシュバックがある。路上駐車防止を。
≪ メモワール:Fleur(フルール)・ミヤマツボスミレ2005.6.19≫
( 📷PENTAX K200D・レンズPENTAX18-55Ⅱ)
青森県東八甲田山田代湿原。本州中央 3000m級の高山植物が咲いている。
本ブログを始める前の撮影画像で見つけたのがこの花画像。時たま過去の
画像を整理し思いがけなく、貴重な画像を発見するものだ。この花もそう。
分類:キントラノオ目・スミレ(科・属)・ミヤマツボスミレ種
漢字:深山坪菫 花言葉:誠実、純粋、謙遜
≪メモワール:弘前感交劇場・弘前こぎん研究所(旧木村産業研究所2016.7.21)≫
世界文化遺産に認定された国立西洋美術館を設計したル・コルビュジェ氏の一番
弟子が川島國男である。彼の処女作となったのがこの「弘前こぎん研究所」である。
川島國男のお母さんが弘前市の出身。その縁で弘前市に彼の8つの建築物がある。
指定:国登録有形文化財(2003年)、DOCOMOMO100選(2004年)
参照#世界文化遺産 国立西洋美術館 、弘前市民会館管理棟ロビー
≪ 速報・アニマル(Animal):コガラの幼鳥2016.7.3 ≫
映像:三羽の雛のうちの一羽。(📷-PENTAX K200D:lens-TAMRON)
自宅の庭木の上で小鳥が頻りに囀る。よく見ると
親鳥と雛鳥の5羽だ。小鳥の飛来は珍しく無いが
三羽の雛は初めてだ。恐らく庭で孵ったのだろう。
鳴声:ツツ ニーニーニー
つげ義春は1960年代に月間冊子「ガロ」で活躍した漫画家である。その漫画家が
温泉地を題材にして、たくさんの漫画作品やエッセーを発表している。特に東北
関東など鄙びた温泉場の作品が多い。それらをまとめた冊子が「つげ義春の温泉」。
解説:筆者も懐かしさに駆られ、アマゾンでこの冊子を手にした。学生時代には
買えない大金(1800円)を払った。白黒の物語風のコマ漫画だが、高度成長
下の狭間の温かさ、おおらかなエロティシズム、切なさ・・何よりも昭和の
温泉場が忠実に描き込まれており温泉研究家に貴重な一冊であろうと推量。
題目:長八の宿、 二岐渓谷、 オンドル小屋、 ゲンセンカン主人、 懐かしい人、
会津の釣り宿、黒湯・泥湯、上州湯平温泉、秩父の鉱泉と札所、東北の湯
治場にて、上州湯宿温泉の旅、颯爽旅日記・抄、下部・湯河原・箱根、伊
豆半島周遊、 養老(年金)鉱泉、 丹沢の鉱泉 ( 漫画&エッセーの題目 )
記録:欧州最大規模の漫画の祭典、第47回アングレーム国際漫画祭の授賞式で
特別栄誉賞を受賞した。(2020年2月1日:フランス南西部アングレーム)
≪ 本誌に掲載された温泉地(温泉&鉱泉)≫
温泉:湯野川、蒸ノ湯、後生掛、黒湯、孫六、泥湯、小安峡、夏油、瀬見、今神、
肘折、定義、早戸、西山、玉梨、大塩、岩瀬湯本、二岐、滝ノ原、湯ノ花、
木賊、北、湯宿、四万、尻焼、不動の湯、明治、屋敷、下部、湯河原、大
平台、松崎、城崎、湯村、壁湯、湯平、峐(はげ)ノ湯(有色の各温泉は筆者訪問済)
鉱泉:湯岐鉱泉、塩川鉱泉、柴原鉱泉、養老鉱泉、鶴鉱泉、飯山鉱泉、別所鉱泉
参照#つげの花(自宅庭)