お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

大町桂月歌碑(蔦温泉)

2010年06月27日 | 🗻十和田八幡平N.P

蔦温泉の内湯『泉響の湯』に入る。日本の名湯に相応しい。ややうすぐらい湯室は気持ち
を落ち着かせ、瞑想の世界に誘う。そして、静かに湯船から湧き上る芒硝泉に身を任せる。

湯あがりに何気に見つけた大町桂月の歌碑。不覚だ。何度も利用しながら気づかなかった。

碑文:『ここちよさ 何にたとえん 
         湯の滝に肩をうたせて 冬の月見る

考察:蔦温泉の特徴は湯船の底から湧き上る源泉にある。しかし、この桂月の歌は湯情あ
   ふれる名歌ながら、打たせ湯を述べている。周辺には打たせ湯の谷地、酢ケ湯があ
   り恐らくこのどちらかでの歌であろうか?。でも、蔦温泉にあっても違和感はない。

泉響の湯# 浴室はこちら  泉響の湯

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二ツ目の池(白神山地 十二湖)

2010年06月20日 | 🌏世界遺産日本紀行

 世界遺産白神山地周辺部津軽国定公園十二湖へのアクセスで、海岸部から『八景の池』
 続いて二つ目の池である。そのまま『二ツ目の池』と名付けられたと推量した。まだ
 海岸部に近いので幽玄とか秘境とかの雰囲気はない。いよいよ十二湖だなと決意の池

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箱根湯本温泉 天山湯治郷(神奈川県)

2010年06月13日 | 💛関東中部 名湯巡.

 映像:湯治部の内湯、名湯の心地よさに内湯の狭さも気にならない。

 箱根は懐かしい観光地だ。20代の頃タクシーを飛ばして観光した。
 あれから随分たった。今思えば箱根で一泊も良かったのだろうが
 箱根の宿泊の記憶は中学時代の修学旅行にさかのぼる。小湧園だ。

 今日は温泉というテーマがシッカリある。宿泊は箱根湯本温泉天
 山湯治郷。連泊でないと宿泊できないのだが温泉評論家の手配で、
 一泊の部屋を用意して貰ったのだ。箱根の名湯に浸かり蛍を観賞。

 【Data】食塩泉 67.3℃ ph8.3 258ℓ/min 源泉天山温泉

 参考本物の名湯ベスト100-37位(講談社現代新書:石川理夫著)
 学術:日本温泉地域自然資産NO.59大涌谷噴気泉源地帯(日本温泉地域学会編)

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暗門第一之滝(世界遺産 白神山地)

2010年06月13日 | 🌏世界遺産日本紀行

 世界自然遺産白神山地核心地域:暗門第一の滝。流石に世界遺産白神山地の最深部
 もう半端なハイカーの姿はいない。ヘルメット姿で登山装備のトレッカーが目立つ。
 ここまで来るにはサンダルやハイヒールは難しい。世界遺産パワーを十分に体感可。

 記録:落差42m、第二の滝より200m上流。ヘルメット及び登山装備必要。沢歩き有。
 参照#①世界自然遺産白神山地 暗門第二之滝 ②世界自然資産白神山地 暗門第三之滝

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暗門第二之滝(世界遺産 白神山地)

2010年06月13日 | 🌏世界遺産日本紀行

 世界自然遺産白神山地核心地域:暗門第二の滝。此処までは来るには渓流トレッキング
 が必要だ。筆者が探査したこの年は幸いにもパイプによる遊歩道が整備されていたが
 その後、重なる洪水で遊歩道の整備を諦めガイド先導の山岳渓流トレッキングとなる。

 記録:落差37m、第三の滝から上流160m、沢越え装備、ヘルメットなど必要である。

 参照世界自然遺産白神山地 暗門第一之滝 ②世界自然資産白神山地 暗門第三之滝

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熱海温泉大会:研究発表

2010年06月11日 | 💽日本温泉地域学会..

映像:熱海温泉:起雲閣で研究発表する泉研代表

熱海温泉で日本温泉地域学会が開催された。筆者は温泉地活性化研究会代表
として、研究発表を行った。演題は青森県民念願の東北新幹線全線開通で県
都青森に新幹線が開通時の観光振興策で、山村会長は時宜を得た研究と評価

掲題:浅虫温泉郷の現状と課題
     ~新幹線時代を迎える本州北端の温泉地の取り組み~
   1 はじめに
   2 浅虫温泉郷の現況
   3 浅虫温泉郷の宿泊客数の推移
   4 浅虫温泉郷活性化支援状況
   5 支援に対する浅虫温泉郷の姿勢
   6 支援団体温泉地活性化研究会による新たな試みに対する現地の反応
   7 課題の解決への方策  (1)浅虫温泉郷の課題   (2)問題解決への方策

記録:聴講者全国から研究者50名余

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常盤木門(小田原城)

2010年06月06日 |  🏰城郭史跡探訪

城門は城ごとに面相が異なる。小田原城は現在は二の丸本丸部分しか残っていないので
所謂、大手門(追手門)はない。この常盤木門も1971年に再建されたものである。本丸
へ向かう正門で堅牢な構えは多聞櫓と渡櫓門が連なる本丸の重要な防御拠点と目される。

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源実朝(都より・・・熱海温泉)

2010年06月06日 |  🚅関東・中部紀行.

 熱海温泉湯前神社の境内に鎌倉幕府三代将軍:源実朝の歌碑がある。
 関東南部熱海という地が時の権力と大いに関係あることを示す物だ。
 後の為政者徳川家康も、お忍びで湯前神社前の大湯を訪れたという。

  碑文都より巽にあたり出湯あり名はあづま路の熱海といふ

 解説:建保2年(1214年)正月、実朝23歳、第4回目の二所詣の時、
 箱根権現から三島社を経て伊豆山権現に向かう途中熱海の地を通り
 海岸から湧出する温泉を見て詠んだとされる。実朝は歌人でもある。

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伊豆山神社(神奈川県熱海市)

2010年06月06日 |  ⛩ 神社教会探訪

 話は中世まで遡る。平家に敗れた源氏の嫡男頼朝は伊豆に配流された。
 頼朝はたびたび、この神社で北条政子と逢引をし愛を育んでついには
 北条を味方に天下取り。この神社は恋愛と勝負運のパワースポットだ。

 社格:国幣小社、関八州総鎮護 創建:孝昭天皇治世
 祭神:火弁須比尊、天忍穂耳尊、拷幡千千姫尊、瓊瓊杵尊

 参照この神社の真下に湧出する伊豆山温泉「走り湯」

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小田原城址(相模国小田原藩)

2010年06月06日 |  🏰城郭史跡探訪

メモワール・Histoireイストワール):小田原城址2010.6.6≫

小田原城は箱根、熱海などから近いので容易にいけるのだがこれまで
なかなか立ち寄れなかった。菖蒲庭園が美しいこの時期漸く入城した。
小田原評定、豊臣秀吉、北条氏直歴史がこの城で動いた
ことを実感

城郭:平山城、複合式層塔型3重4階天守閣 
城主:北条早雲~上杉~稲葉~大久保氏
遺構:石垣、土塁、堀(天守、門は再建)
石高:小田原藩11万3千石 家紋:大久保藤
指定:国史跡、日本百名城(指定23番)

温泉:筆者お勧め、箱根温泉郷:姥子温泉

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