鑑賞速報:ムラサキシキブの果実(高森山 24 トレッキング 2024.11.01)
Instagram:イメージ曲(東儀秀樹)‥‥‥‥‥‥
晩秋の高森山トレッキングで観察。この花実は弘前城菊と紅葉まつりの時
弘前城植物園で初めて鑑賞した。それが、山岳トレッキングで自然の中で
遭遇。今年、NHK大河小説「光る君へ」で。身近となった紫式部の名が冠
されているのは興味深い。可憐な花が咲くが紫の実が小粒で鮮やかな果実。
分類:シソ(目・科)・ムラサキシキブ(属・種) 漢字:紫 式部 別名;コムラサキ
効能:止血、抗菌作用があり、胃腸の出血、鼻血などの出血、痔の治療な
どに服用、外用される 花言:知性、聡明、気品、愛され上手
危険:準絶滅危惧の種
文学:やはり、源氏物語の作者・紫式部を想起。学生時代読んだ源氏物語
全54帖の中、「若紫」の帖が好きだった。光源氏が幼少期の若紫を
引き取り育て、己の妻にする内容は驚きと憧れだった遠い昔の記憶。
参照#高森山 24 トレッキング紀行
オオバセンキュウ:秋田駒ヶ岳梵 Ⅴ トレッキング 登山道観察【 2024.09.12 】
八甲田山が登山自粛で行き場がない中、近場里山が中心の体力作りの場となった。
そこで、今日は秋田駒ヶ岳に遠征した。この山も、五回目を数える。秋もちかく
山野草も乏しい中、以前に見たかも知れないが今回久し振りに新しい山野草公開。
分類:バラ亜綱・セリ(目・科)・シシウド属・オオバセンキュー種
和名:大葉川芎
花言:沈黙、静かな人、沈静
参照# ①秋田駒ヶ岳 Ⅴ トレッキング 紀行 ②高山植物・山野草 ベスト 選集
ノボリリュウ:東岳 Ⅶ トレッキング 登山道観察 【 2024.09.02】
東岳トレッキングの帰路、登山道で見つけた珍しい植物。山野草が乏しい時期
貴重。一見、ギンリョウソウに似ているがギンリョウソウは初夏に見られるの
で、秋口に観察されたこの山野草(きのこ)は希少なノボリリュウと思われる。
分類:チャワンタケ(綱-目-亜目)、ノボリリュウタケ科、ノボリリュウ(属-種)
和名:昇龍
参照#東岳 Ⅶ トレッキング紀行
ミヤマウズラ:高森山 22 トレッキング 登山道観察 【 2024.08.22】
高森山登山道で観察した山野草。ランの一種ととれるが、地味な姿は見逃し
そうだ。この日はソロ登山なので、特に山野草に気を配りながら、歩いたの
が幸いして観察することが出来た。良く観てみると気品が漂う花の姿だった
分類:キジカクシ目・ラン科・シュスラン属・ミヤマウズラ種 和名:深山鶉
花言:気品、洗練、美人、謙虚
参照#高森山 22 トレッキング紀行
ヤマブキショウマ:梵珠山 Ⅷ トレッキング 登山道観察 【2024.06.22】
ヤマブキの葉に似ているから、この名がついたと言われる落葉低木。ショウマ
下に名はやや怪しい。葉先の花が展開してない時期、山菜としても利用される。
分類:マメ類・バラ(目・科)・シモツケ亜科・ヤマブキショウマ(属・種)
和名:山吹升麻 花言:爽やか 薬効(漢方処方):発汗や解熱
参照#梵珠山 Ⅷ トレッキング 紀行
ウリノキ:梵珠山 Ⅷ トレッキング 登山道観察 【 2024.06.22】
梵珠山登山道・サワグルミの道で見つけた!なんと可憐な花だろう。ウッ
カリすると見逃しそうな花姿。まるで舞妓さんのカンザシの様な趣の花姿
気持ち良いステップ先に見えた花。誰かの髪に刺して上げたい衝動が湧く。
動画: ウリノキ・イメージ曲 「吉田拓郎・旅の宿」➡
分類:キク類・ミズキ(目・科)・ウリノキ(属・種) 和名:瓜の木
花言:恥じらい・初心 薬効:リウマチ疼痛、慢性腰痛、打撲傷等痛緩和
参照#梵珠山 Ⅷ トレッキング 紀行
鑑賞速報:✿オオカメノキ 八甲田 仙人岱Ⅱ【高山トレッキング 2024.6.16】
オオカメノキを最初に意識したのが「ぼんてん山」だが、それ以来里山高山
とわず鑑賞できるようになった。特に、春の先の里山、初夏の高山では存在
感を増す。それまでは、ヤマアジサイと勘違いしていたのだが明らかに違う。
分類:キク・キキョウ類・マツムシソウ目・レンブクソウ科・ガマズミ属
オオカメノキ種 漢字:大亀の木 花言葉:以心伝心
別名:葉っぱがよく虫に食われることから、「虫刈 (ムシカリ)」と言われる
花感:前述の通り、目の高さには他に花が無いせいか春先非常に目立つ花
また、花言葉が素敵だ「黙っていても通じる私の心」とは如何に!
花誌:小さな庭の窓際に植えた#ナナカマドの花が咲いた。
参照#八甲田・仙人岱Ⅱトレッキング
東岳登山口で観察、同行者は誰かが植えたのかなというが自然に咲く
姿はどうやら風が運んできたのかもしれない。一際目立ち咲いていた。
分類:キジカクシ目・アヤメ(科・属)・ヒメシャガ種 漢字:姫射干
※日本特産多年草。山地の森林にある岩場や急斜面に見られる。
薬効(毒性): 口にすると、下痢や嘔吐などの健康被害を引き起こす
花言:反抗・友人が多い・私を認めて
参照#青森マチュピチュⅡ・東岳Ⅵ トレキング202
山野草速報:キバナノアキギリ 梵珠山Ⅴトレッキング 【 2023.10.01】
梵珠山の一般的な周遊下山コース。サワグルミの道で観察。もう花も少ない
この時期、一際目立っていた。この道は南面に向いているので太陽の恵みを
いっぱいに受けてのは花勢なのだろう。其れ故か、花言葉も「華やかな青春」
分類:シソ科・サルビア属・キバナノアキギリ種 漢字:黄花秋桐
花言:華やかな青春
参照#梵珠山 Ⅴ トレッキング
ゴマナ 八幡平Ⅱ・茶臼岳Ⅱ周遊トレッキング【八幡平市 2023.08.26】
八幡平周遊も後半になりかけた時気になる花が‥鏡沼の鑑賞を終え綺麗に
整備された登山道側に咲いていた。いきなり11キロに及ぶトレッキングで、
やや足がふらついていたが過去に出逢ったかも知れない花を撮影して下山。
分類:キク(目・科)・シオン属・ゴマナ種 漢字:胡麻菜
薬効:食用として利用、抗酸化作用や抗炎症作用
花言:実り
花感:葉が胡麻に似て食用草とし名付けられヨメナに似て野菊の一種
参照#八幡平Ⅱ・茶臼岳Ⅱ周遊紀行 2023
Renewal再掲:猛毒、トリカブトの花は可憐なブルー花弁が連なる
(影像:2013年9月に北海道道東オンネトー湯の滝で取材撮影)
オンネトー湯の滝は白と緑と黒の3原色の世界だが、よく観察すると
鮮やかな空色ブルーが可愛く並んでる。ヒグマの恐怖が薄らぐと周囲
のこうした彩色にも目が届く。改めて、この小さな湯源郷に埋没する
分類:モクレン亜綱・キンポウゲ(目・科)・トリカブト属 漢字:鳥兜
薬草(毒性):皮膚温上昇作用、末梢血管拡張作用により血液循環改善
※生で食すると猛毒(致死量0.2~1g:経口摂取10秒で致死心停止)
花言:騎士道、栄光、人嫌い、厭世家、復讐
参照#① オンネトー湯の滝 ② 高山植物・山野草 ベスト 選集
オクノミズギク 【乗鞍岳 Ⅱ トレッキング 紀行 2023.07.29】
乗鞍岳を制覇し、赤倉岳に戻り下山。赤倉岳から矢櫃沢に抜ける途中に小
さな湿地(萢)が有り、右に分岐すると赤沼方面の登山道。左に折れると
猿倉温泉への林道方面。先回此処で迷い道にハマった。そこで鑑賞した花。
花感:水湿地に生える菊ということで、ミズギクというらしい
分類:キク(類・目・科・亜科)・オグルマ属・ミズギク種・オクノミズギク変種
漢字:奥の水菊 花言葉:愛らしい、忘却
参照#乗鞍Ⅱ・赤倉Ⅱ山行 紀行
鑑賞速報:ササユリ 【高森山 Ⅻ トレッキング 完 2023.07.24】
猛暑の中、ユリを求めて高森山をトレッキングした。浅虫温泉森林公園は
温泉地にある里山として熱心に保護活動しているトレッカーが沢山。四季
折々トレッキングを楽しむ仕掛けの一つがこのユリ。大事に守られていた。
花感:高森山登山道をすすんでいくと、やがて屋敷山との分岐点を抜けた
あたりから、主に登山道の左側に数根植えられていて開花していた。
分類:ユリ(目・科・属)・ササユリ種 漢字:笹百合
花言:上品・清浄・希少・純潔
薬効:鱗芽を乾した漢薬百合は、多量の澱粉とタンパク質、脂肪を含み、
薬性は「甘平」で、消炎、鎮静、鎮咳、利尿薬として利用された
参照#高森山 Ⅻ トレッキング 紀行
サルナシ 姫神山 Ⅲ 山行紀行【岩手県盛岡市(旧渋民村) 2023.07.01】
姫神山山頂を極め、こわ坂登山口へ下山する途中で見つけた。本コースは
綺麗に刈り込みされていたが、その刈込地に危うく咲いていた一本。この
時は✿名は分からなかったがその後「サルナシ」と判明。初めての鑑賞花。
分類:ツバキ目・マタタビ(科・属)・サルナシ種 漢字:猿梨
薬効: 生薬名. 猿梨 利用部位. 蔓、樹皮、果実 効能. 利尿、滋養強壮
花言: 誘惑
説明 : 猿が身を好んで食べる事から「サルナシ」と呼ばれるようになったという。
参照#①高山植物/山野草ベスト選集 ②姫神山 Ⅲ トレッキング 紀行
鑑賞速報:シロバナニガナ 下北半島月山で観察。二回目、一回目は八幡平
影像は八幡平で撮影【山岳トレッキング 焼山(八幡平) 完 2021.08.06】
焼山の登山道を上り詰めた時に見つけたのが、珍しい白いニガナ。調べると
一般のニガナとは区別しなければならい貴重なもの。山野草のニガナが高山
の環境に対応した『タカネニガナ』。そして、白いのは『シロバナニガナ』。
分類:キク(目・科)・ニガナ(属・種)・シロバナニガナ変種 漢字:白花苦菜
薬効: 特胃腸の不調や、風邪の解熱、咳、頭痛、抗酸化作用 花言葉:白い追憶💜
参照#焼山(八幡平)トレッキング 紀行