Memoir:湯布院温泉 JR湯布院駅足湯(大分県) 映像:公式HP引用 ( 2007年)
今から17年前の入湯体験。夢中で湯布院を歩き廻ったこの日。街中の〆湯は駅に
ある足湯。初めての湯布院探湯だったので湯の坪街道を観光客の流れに乘って歩き
また中心部の湯布院駅に戻っての湯体験。足湯だが駅に入るので有料となるのだが
特急「ゆふいんの森」 到着を眺めての足浴は鉄道フアン&温泉ファンには堪らない。
【Data】単純温泉 50.9℃ ph8.1 源泉:湯布院駅 足湯
(入湯源泉計上 1,223湯目)
参照#① 鉄道駅・空港併設(隣接)の温泉 ② 大分県 温泉地 探査紀行
リニュ―アル再掲:湯村温泉 足湯 「ふれあいの湯」 兵庫県新温泉町
温泉探査データを見直し、未公開の入湯(足浴)体験を公開
湯村温泉のランドマーク・荒湯とのマッチングが素晴らし
い湯村温泉の足湯浴して、昭和の夢千代時代にカムバック。
【Data】含芒硝・重曹ー食塩泉 101.1℃ pH7.81 源泉:荒湯源泉
(体験源泉計上:1,220湯目)
(過去の記録:2014.07.14)
日本一長い足湯を意識して作ったのだろうが記録は破られるものだ。
春來川沿いの川原に設置された足湯は、当時日本一とされたものだ。
勿論、夢千代日記のロケ当時にはなかった。先ずは足浴を楽しもう。
参考:① 日本一長い足湯の変遷
② 関西(畿内)温泉地 探訪紀行
③ 夢千代日記(吉永小百合主演碑)探訪
④ 夢千代日記 記念手形&直筆碑(吉永小百合)
Memoir:道後温泉駅前にある足湯公園・観光客は先ずこの広場で道後を感じる。
(映像:道後温泉本館と同じ源泉が味わえる足湯 2003 .10.10)
道後温泉に行くには松山市から伊予鉄道で電車に乗るのが普通の行き方。筆者も
坊ちゃん列車で道後温泉に。駅正面に放生園があり、からくり時計や足湯が設置
されている。筆者が訪問時は役場観光課の職員がマドンナスタイルでおもてなし。
【Data】 単純温泉 48℃ pH9.1 源泉:道後温泉第2分湯場(第6・8・9・17‣
19・21・25・26・28号源泉※混合)
(本ブログ初掲載入湯源泉:1,183湯目)
参照#①道後のマドンナと記念写真をパチリ ②道後温泉で「坊ちゃん」になり切り
六ヶ迫鉱泉飲泉場 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.06.04】
大分県(別府)温泉探査の二日目は最終行程に入った。本日の宿の
姉妹鉱泉ともなる六ヶ迫鉱泉(飲泉)、嘗ては旅館が二、三軒あり
温泉郷を形成していたが、今は飲泉場と鉱泉スタンドが残るのみ。
【Data】含炭酸・重曹ー食塩泉(冷鉱泉) 16.9℃ Ph6.0
源泉:六ヶ迫鉱泉 (源泉(飲泉)1,171 湯目)
湯感:これがサイダーの始まりと思える美味しさであった。苦み
も無くギリっと冷やすと、サイダーと言ってもいいだろう。
しかも地元の人によれば胃腸に良いという。ペットボトル
で買い農作業の休憩時に飲むんだとか。自然の恵みである。
参照#①同じく九州の飲泉場長田鉱泉 ②感動の黄金温泉飲泉場
③大分県(別府)温泉探査 紀行
大在温泉(ホテルニュー大在) 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.06.04】
大分市で三湯目の温泉。二湯目は残念ながら、お湯さえも見れなかったがここでは
無事入湯を果たせた。何時もの温泉探査とは違い、コロナでは入湯が出来ない場合
もあるので注意が必要。この施設は大分臨海工業地帯周辺に位置し、ホテルも併設。
【Data】 食塩泉 47.1 ℃ ph8.0 源泉:大在温泉(源泉入湯 1,169 湯目)
湯感:そんなに混み合っていなかったが入れ墨の方が居て、なかなか自由な湯浴み
が出来なかった。肝心要の湯質感は薄黄色・微濁で塩分を含みシットリ感が
ある。カランが四つしかなく、ホテルの客が主で地域民は貰い湯的な雰囲気。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
塚野鉱泉共同浴場 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.06.04】
温泉探査合流後二湯目。筆者は朝から数えて八湯目入湯となる。別府市を通り過ぎて
大分市の郊外山間部にある古い鉱泉地。今では一軒だけが細々と霊鉱泉を守っている。
( ⇩ 塚野鉱泉共同浴場:奥の祠は飲泉所)
【Data】含炭酸・重曹ー食塩泉(冷鉱泉) 15.7℃ ph6.2 源泉:塚野鉱泉
(源泉入湯 1,168 湯目)
湯感:沸かして提供なので、温泉を味わうというよりは、貴重な源泉に浸かるという
脳感である。この温泉は入るというよりは、飲泉で腸内に効果を現わす療養泉。
便秘などに効果があるマグネシュム成分が15%含まれて、飲泉利用されている。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
熊八の湯(ホテルシーウェーブ)【大分県(別府)温泉探査紀行 2022.06.04】
別府八湯温泉道 196 番/218
朝風呂三番湯。別府駅前のホテルは皆自家源泉を保有してると言ってよい
だろう。今日は何時ものメンバーが温泉調査に合流する日。朝の湯疲れも
心地よい。別府温泉ならではの温泉三昧と言って良いだろう。湯遊び疲れ。
【Data】 含土類ー重曹泉 58.3℃ pH6.9 源泉:熊八の湯
(入湯源泉1,165)
湯感:一階にある露天風呂。三階の打たせ湯は窓がパネルで覆われ街明り
を失いやや穴蔵感だが露天風呂は朝湯の景観が楽しめ、湯はまろや
かで、肌を包み込む気持ちの良さがある。加えて、早朝なので独占。
駅前手湯(モニュメント) 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.06.03】
温泉郷の駅前に手湯、足湯が設置されているのは珍しくない。日本全国
どこにでもある。しかし別府駅の手湯は格別。湯を楽しみながら別府駅
の昇降客を観察できる。人生色々、道行く人を眺め、心もリフレッシュ。
【Data】単純温泉 41.1℃ pH6.9 源泉:別府駅前広場「手湯」モニュメント
(入湯源泉 1,156湯目)
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
デパ地下足湯(トキハ別府店)【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.6.3】
さすが湯の街だ。デパートの地下に足湯が在った。万事不景気低迷な
時代に15億円もかけてデーパートを改装して、七階に大衆演劇場と
地下に湯けむり横丁をイメージしての足湯を設置したという。湯の街
【Data】含食塩ー重曹泉 39℃ pH6.6 源泉:別府トキハ(足湯)
(入湯源泉 1,154湯目)
湯感:デパートを買物あさりで疲れたらデパ地下足湯で一服。素晴ら
しい、別府ならではの休息だ。筆者もこれには脱帽、別府湯処。
記録:トキワ別府店は大分県でデパートを運営するTOKIWA Co.,Ltd.
の別府にあるデパートで地方としては、異例の大きなデパート。
湯の街の集客を担っている施設。七階の大衆演劇場ぶらり劇場
別府座では人気の『都若丸劇団』公演(6月)が開催されていた。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
大分空港 足湯 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.06.03】
別府八湯温泉道 80 番
大分空港に足湯があった。一階ロビーの奥まったところに「宇宙ノオンセン県
オオイタ 大分空港 足湯」の暖簾が掛かっていた。「宇宙ノオンセン県」とは
大分空港が水平宇宙空港を目指しているからなのか。時間潰しには良いだろう。
【Data】単純温泉 45.8℃ ph7.8 源泉:桜湯 (別府八湯 堀田温泉)
単純温泉 41.7℃ ph8.0 源泉:原町の湯(別府八湯 別府温泉)
(源泉入湯 1,153 湯目)
記録:この足湯の湯は別府市内二カ所からタンクローリーで運んでるそうだ。
それでいて掛け流しだそうだから、何時までサービスが続くかは疑問。
記憶:空港での足湯提供は珍しくない。鹿児島空港でも足湯を提供していた。
参照#①鹿児島空港足湯「おやっとさぁ」 ②大分県(別府)温泉探査 紀行
鉄・マグネシウムなどを含む炭酸泉は珍しい。故に貴重な飲泉(鉱物摂取効果)
として筑紫地方で知られていた。勿論、加温して入浴も楽しんだ。その名残り
がこの温泉場に残っていた。蛇口を捻ると今も薬効豊かな炭酸泉が流れてくる。
【Data】単純二酸化炭素冷泉 22.8℃ PH5.1 源泉:新船小屋温泉
記録:炭酸含有日本一とされる。向いの茶屋ではこの飲泉利用のガラ・コーラ
を販売。
参照:飲泉として筆者が大好きな肘折温泉郷黄金温泉カルデラ館炭酸泉飲泉場
映像:画面左上にシユワシャワと泉泡が出ている。雀地獄足湯が気持ち良い。
船小屋温泉から三百Mも離れていようか。長田鉱泉(新船小屋温泉)がある。
往時は20軒位の旅館が軒を連ねていたが今は数軒のみである。しかしここの
凄さは変わらない。日本一と自ら自負する含鉄炭酸泉が湧出する。「すずめ
の湯」湯小屋は閉鎖されていたが、この足湯で往時の趣を味わうこととした。
【Data】含鉄(Ⅱ)・二酸化炭素ーマグネシウム・ナトリウム―炭酸水素冷鉱泉 22.6℃
PH4.9 41ℓ/ⅿin(動力)源泉名:新船小屋温泉(998湯目:2018.5.26)
映像:炭酸泉のテーストを確認する調査仲間の温泉研究家
小浜温泉は高温泉で有名だが、一方で冷鉱泉が沸いているのも面白いのだ。
今では小浜温泉の名所の一つとなっている。住宅街の小道脇農道側だった。
【Data】含硫化水素ー炭酸泉 21℃ PH4.0 源泉:刈水鉱泉
映像:旧西有家の地域湯として親しまれるビジネス須川観光ホテル浴室
温泉に興味のない時代何度かこの地方は旅していたが気が付かなかった。
今回、同行した探査チームが発見。国道251号線沿いに看板があった。
訪ねてみるとビジネス須川観光ホテルという建物。お湯は地域民に開放。
【Data】単純温泉 30.6℃ PH6.7 源泉:須川温泉センター
映像:塩田川、嬉野橋の袂、嬉野温泉公衆浴場シーボルトの湯の浴室
嬉野温泉は長崎街道の要衝でもあった。長崎は江戸幕府にとって最先端
の文化を得る重要な港街。その長崎に辿り着く前の宿場がここ嬉野温泉。
かの蘭学医シーボルトも江戸の途中この温泉宿場に立寄ったはずである。
【Data】重曹泉 73.4℃ PH7.68 源泉:嬉野温泉 清流源泉
解説:江戸時代、蓮池藩の湯治場が前身とされ、版籍奉還により地元有
力者が共同経営を始めたが、1922年正月に大火で全焼。2年後に西洋建
築公衆浴場が再建された。設計はドイツ人建築家とされ、昭和40年迄
賑わったが、1996年に施設の老朽化などで閉鎖された。平成22年に「シ
ーボルトの湯」として再出発。 この5年間で入館者25万人を達成した。
参考:シーボルトの湯再建には平成18年に合併した旧嬉野町、塩田町の
合併債を活用したと思われる。総工費3億3千万円である
浴感:嬉野温泉は濃厚な重曹泉が持ち味。この施設のように循環にして
しまうと湯趣がなくなる。ここではお宿の源泉かけ流しを勧める。