新生「伊豆の国」は初夏の暑さだった。早朝、街中を探索後今日の会場、
「ホテルサンバレー富士見」へと向かったが徒歩なのでアンダーシャツ
が汗でビッショリ、会議の前に着替えようと浴場へ行ったのが運の付き?
【Data】単純温泉 66.4℃ pH9.0
源泉:ホテルサンバレー富士見温泉古奈50号
所感:なんと極上のお湯が待っているではないか。これは入らず何とする。
上野の森美術館の後ろにひっそりと建っている像。可愛い姉弟を連れた
母親初代林家三平婦人海老名香葉子が立てたもの。関東大震災、東京大
空襲の悲劇を二度と繰り返してほしくないと思う気持ちだった。著名な
方で不自由のないご婦人の原点は廃墟だった。皆忘れてしまった貧しさ、
空腹・・・・・・この塔の名前は「時忘れじの塔」だ。平成17年3月9日建立。
映像:伊豆長岡温泉 ホテルサンバレー富士見のコンベンションホールで大会
伊豆の国市で日本温泉地域学会が開催された。写真は午前の部の自由発表での
参加者が熱心に聴講する様子。この日の理事会、総会にて泉研代表(筆者)が
監事選任・就任した。また、甘露寺先生の活発な質疑が目立った( 2006.05.09)
日本温泉地域学会伊豆長岡温泉大会(理事会・総会・研究発表)が開催された。
開催地:静岡県伊豆の国市伊豆長岡温泉 ホテルサンバレー富士見
時 間:平成18年05月29日 9:30 ~ 15:00 その後、解散。
〇 自由論題:座長・・・石川理夫 氏(温泉評論家) 9:00~10:30
♨韓国における温泉リゾート新しい展開ー徳山Spa Castleを事例としてー
・・・ 高 眞淑女(立教大学)
♨塩原温泉郷の健康観光地としての可能性
・・・ 前田 勇(立教大学名誉教授)・姜 淑瑛 (耽羅大学)
♨温泉地の連携による地域づくりー熊本県菊池川流域温泉郷の事例ー
・・・ 山村順次(城西国際大学教授)
〇 自由論題:座長・・・長島秀行(東京理科大学教授) 10:50~11:30
♨ 日本温泉地域資産の認定をどのように生かすか
・・・ 古田 靖志(岐阜県博物館)
♨ 熱塩温泉地域における温泉水発電など新エネルギー展開の事例研究
・・・ 前野 一夫・石橋 保 (千葉大学)
〇 シンポジウム・・・「温泉と健康のための地域づくり」 13:40~15:00
♨ コーディネーター・・・ 浜田 眞之(国際温泉研究院)
♨ パ ネ リ ス ト:望月 良和(伊豆の国市長)
望月 澄夫(伊豆の国観光協会長)
高橋 誠 (駒の湯源泉荘社長)
宮川 幸治(日本大学助教授・かかりつけ湯アドバイザー)
玉川温泉の朝、老夫婦が、それぞれゴザと傘を手に天然の治療場へ向かう。
何を病んでいるかは知らないが足取りは重く、連日の祈願の疲れを感じる。
こうして、昼ごろになると硫黄噴出する岩場は病んだ巡礼者で一杯となる。
・・・・・・・・・岩盤浴で身体を癒す光景はこの温泉場の風物となった。
【Data】微量のラジウム・マイナスイオン 98℃ pH1.2 源泉:玉川温泉岩盤
今日、八甲田の温泉関係者の集まりがあった。ホテル城ヶ倉、酸ヶ湯温泉、八甲田温泉
、ホテル藤沢の経営者と八甲田山の山男たち。仕事で温泉の方々と意見交換は至福の時
でもある。そして、それぞれ色々な悩みがあることも分かった。帰りに、茅野茶高原の
茶屋で冷涼な山の気候に合う青森名物、生姜味噌オデンをご馳走になった。美味しい。
青森生姜味噌おでん:青森県青森市を中心としたおでん料理である。 昭和20年代に青森
駅周辺の屋台のひとつが青函連絡船の乗客の体が温まるようにと出されたおでんにつけ
て食べる味噌だれにおろした生姜を入れたところ喜ばれ広まったとされるソールフード。