リニューアル再掲:浜明神遺跡 (津軽半島十三湊:2007.08.08撮影)
映像:海を見据えた神殿。十三湊水戸口に建てられ航海の守護神として鎮座。
十三湊は中世、安藤氏の時代に北の湊として栄えた。その証左に砂で覆われた遺跡
が彼方此方に散在。この浜明神も嘗ての栄華を象徴する構築物。小高い岡から海を
睨む様は車力高山稲荷にも似ている。沖を行き交う船を望める位置に建築したのだ。
社格:遺跡 祭神:津彦命と速秋津姫命
参照#津軽(田園いで湯)温泉紀行
リニューアル再掲:津軽半島 七つ滝(2007.08.09)
映像:七つ滝は本州北端の滝、この先は交通の難所だった。
小泊から竜白ライン越えで竜飛岬へ。吉田松陰が辿った道。当時は道なき道
が今は立派な舗装路になった。最果ての景勝地を吉田松陰は日本国を憂いて
踏破しただろうか。滝に遭遇し碧く連なる日本海を眺め一服したと想像する。
記録:青森県内を訪ね歩いた江戸時代紀行家菅江真澄も訪れ紀行録に記した。
参照:① 日本の名瀑・涼感厳選集 ② 江戸時代紀行家 菅江真澄
リニューアル再掲:津軽半島 十三湖景観(2007.08.08)
映像:十三湖に浮かぶ漁船(シジミ船)、昔は木船、今は立派なグラスファイバー船
元祖
津軽の人々は『十三湖の蜆貝』といえば知らない人はいない。早朝の蜆売りの声は
初夏の風物でもあった。蜆売りの声が聞こえるとドンブリ片手に戸口に立つ子供達、
何気ない昭和の光景。その蜆貝売りの里が此処だ。おいしい蜆汁・・・・懐かしい。
参照#十三湖名物・元祖 和歌山のしじみラーメン
リニューアル:再掲(奥津軽の風物カッチョ:2007.08.09)
映像:小泊までの集落にいまだ木切れで風雪を防ぐ囲い、これを「カッチョ」という。
歴史的な湊町を離れ小泊を目指す。嘗て太宰治が乳母タケを訪ねた切ない思いで車
を走らす。車窓からの景色もややセピア色。暫く走ると海岸沿いに集落が出現した。
なんとも古びた木の囲い。北風を防ぐ為の物、この様な家々が半島岬まで点在する。
参照#太宰治(含羞と失意の作家)探訪紀行
青函連絡船(高森山頂上眺望) 【高森山 14 トレッキング 完 2023.11.10】
高森山14回目の登頂。 頂上からの景色は陸奥湾を眺望。遥か沖には白い連絡船
この船で頻繁に北海道に渡った日々が懐かしい。温泉探査が主目的で、利尻山や
大雪山、十勝岳連峰、富良野岳、阿寒岳、摩周岳、斜里岳、羅臼岳、ニセコ連峰
羊蹄山、北海道駒ケ岳、恵山など登山口まで行ったのだが今思えば頑張って登頂
しておけばと悔やむのだった。今からでも遅くない一座一座目指すと決意新たに。
むつ湾に浮かぶ湯の島 【高森山13トレッキング 完 2023.10.25】
浅虫温泉の象徴となっている「湯之島」、この日は良く晴れて海も波静かだった。
湯の島は浅虫温泉のシンボル・ランドマーク的存在。この島の対岸は掘れば湯が
湧く温泉場でピーク時は百以上の源泉井戸があったが、今では20本ぐらいで管理。
記録:この景観を捉えて、版画家棟方志功は『 浅虫温泉 海も 山も 温泉も 』
というキャッチで絵を書き、それが今の浅虫温泉のポスターとなっている。
参照#高森山 13 トレッキング 紀行
登山道修復(マンガンコース)梵珠山 Ⅴ トレッキング 【 2023.10.01】
梵珠山マンガンの道は昨年、通行止めとなっていた。五回目トレッキング
で訪山し、利用可能であることを確認。梵珠山の楽しみは東側のマンガン
の道から登り、下山時は陽光眩しい南側サワグルミの道を辿るのが楽しい。
参照#梵珠山 Ⅴ トレッキング紀行
賞味速報:浅虫温泉地ビール 蛍火【高森山 Ⅻトレッキング 2024.06.08】
衰退しつつある浅虫温泉に、ビール党には堪らない施設ができた。元
銀行をイノベーション。なんと金庫が飲みの空間。元銀行員の筆者に
は不思議な空間。金庫の鍵番の時は飲めなかった💦ともかく一杯注文。
味感:高森山トレッキングで乾いた喉を潤すにもったいない味わいの
クラフトビール。映像のメニュー種類は「残光」。白ワインの様
な香りに大地のアロマを持つライトエール。登山&温泉に最適。
⇧ 元銀行を改造リニュアルした地ビールの店「 蛍火醸造 」
記録:この地ビールの店をオープンさせたのは地元の花火師 ( 丸山銃砲店)
浅虫温泉の活性化活動「蛍の里」の蛍、自ら花火師の縁の火をとって
「蛍火(けいか)」とお店の名前をつけた。浅虫温泉街が活気付いてる
参照#① 高森山 20 トレッキング ② 筆者感動のご当地「静岡ビール」
リニューアル再掲:メモリアルシップ八甲田丸、ベイブリッジ
を背景に右にねぶたの家ワラッセ、左にりんご工房A-FACTORY
(過去の記録:2010.12.13)
東北新幹線全線開業を機に港町青森が新たに整備された。
ウォーターフロントの景観地帯は青森ベイエリアと呼ば
れ、一帯はJR青森駅側から立体的に観察出来、周遊可。
陸奥大島灯台(夏泊半島大島) 【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島2023.04.02】
夏泊半島の突端、干潮時には陸続きになるが普段は波に洗われている。その最先端
断崖に弁財天が祀られている。その手前の敷地に陸奥大島灯台がこじんまりと設置
されている。この周辺潮目があり、好漁場なので小型船舶などの海標に重要である。
記録:大島の東は東風により夏でも肌寒い。逆に、西側は島で東風が遮られ夏は暖
かい。地名の夏泊はアイヌ語「ノツ(岬) トマリ(泊地)」由来の当て字とされる
のだが、陸奥湾岸を青森方面から辿るとこの岬を境に肌寒く感じ、夏が留ま
ったように感じるのも事実で、よくぞこの当て字を考えたものだと感心する。
参照 #① 日本の灯台(岬)探訪紀行 ② 夏泊半島 大島 ✿トレッキング 紀行
流木アート(自然のオブジェ)【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島2023.04.02】
むつ湾景勝地。夏泊半島大島の浜に何処からか漂着し、まるで芸術家が意図的に
彫刻して設置した様な自然の造形美。時を掛け、波や、陽射しや、雨滴・氷雪に
鍛え抜かれた流木は、存在そのものが海岸に溶け込んでいた。こうも地球は巧み。
参照 # 夏泊半島 大島 ✿トレッキング 紀行
菅江真澄歌碑(はま風の・・・) 【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島 2023.04.02】
映像:夏泊半島大島入口にある菅江真澄歌碑
2023年の春花めぐりで訪れた夏泊半島大島の渡海橋手前に石柱が一本立っていた。
それは筆者が尊敬する江戸期の文化人「菅江真澄」の歌碑であった。平内町では
夜越山で同じく菅江真澄の歌碑を見つけたが、景勝地に相応しい歌碑がヒッソリ。
碑文:はま風の ふへくのりも つみぬらん
ひるやしほでの 水もあさみに (菅江真澄)
解釈:引き潮で浜風に吹かれ、地元民がふのり(海藻苔)を摘むさまはのどかなり
記録:菅江真澄は北海道から下北、そして浅虫温泉、津軽地方と、野草学や地誌
民俗学を中心に渡り歩き、膨大な資料を残したがた故に,間者と疑われて
津軽を追われ、秋田佐竹藩に抱えられた人物だが、その実像は不明である。
里山速報:大島花✿トレッキング (夏泊半島 大島 2023.04.02)
快晴の続くこの頃、山もいいが海も良い。今日は久し振りにむつ湾夏泊半島に
足を延ばした。大島周辺は磯遊びやキャンプで夏は賑わうのだが、全体に荒廃
が目立つ中、大島入口に公衆トイレが新築となり、快適さが増したのは嬉しい。
(記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
鑑賞#2023 年花巡り、過去に鑑賞し、今日鑑賞したのは以下の花たち
(以前に観察・公開済みの高山植物・山野草たち)
①ウツギ ②エンゴサク ③エンレイソウ ➃カタクリ(青)
⑤キクザキイチゲ ⑥コハコベ ⑦ニリンソウ
記録:🗻73m 周囲3キロ 1:57H(含休憩)2.9 ㎞ 158 m154m ☀
休憩6分 登山ペース = ややゆっくり・70ー90%
参照#① 山岳/溪谷 山行紀行 2023 ② 山岳・里山ベスト山行 選集
山行速報:むつ湾(青森港) 眺望 【里山トレッキング 東岳Ⅱ 2022.4.30】
春の花々を鑑賞し、急峻な登山道が途切れた。山頂まで残り40分。視界
が開け尾根道になる。頂上と反対方向に進むと標高651.8mの東岳展望所。
そこからは、日の出目線でむつ湾&青森港を眺望できる。春浅い昼下がり。
参照# ① 東岳Ⅱトレッキング ② 山岳/溪谷トレッキング 2022
【山岳トレッキング 阿闍羅山 Ⅱ 2020.12.05】
阿闍羅山登山道には休憩ポイントが三か所ある。その三番目が此処だ。水道
の蛇口が側にあることから、昔は水場でもあったのかも知れない。行者が願
掛をしたらしい祠が残っていた。ここも東北自然歩道だが何処も寂れている。
参照#①一番休み阿闍羅山登山道入口 ②阿闍羅山Ⅱトレッキング 紀行