お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

論文執筆「青森県における温泉施設の現状と課題」

2014年09月30日 |  ✑執筆・調査・研究

日本温泉地域学会・学会誌に研究を執筆掲載した。内容は青森県における
温泉施設の現状と課題ー
休・廃業の実態調査をとおしてー P35~ 46。

記録:研究執筆項目
   1.はじめに 
   2.青森県の温泉資源について
   3.青森県における温泉施設等の分布
   4.地域別・施設別の分布・動向
   5.青森県における過去10年の温泉施設の休・廃業について
   6.温泉施設インフラ整備の課題
   7.まとめ

参考:温泉地域研究は日本温泉地域学会の機関紙本誌は温泉等に関する
   研究発表の場である。筆者は日本温泉地域学会監事職を担当する。
    ※2022年現在、筆者は理事職を担当している。

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中の湯(大分県湯平温泉)

2014年09月27日 |   ♨ 九州四国 推奨.

湯布院温泉郷湯平温泉の共同浴場。石畳の坂道のなかほどに
ある。映像はリニュアルする前のもの。他の共同浴場と違い
浴室が1ヶ所のみで、男女日替となっているので注意が必要

【Data】食塩泉 81.9℃ PH8.6 60ℓ/m 源泉湯ノ平 中鶴2号泉

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菅江真澄(ふる雪か・・・峨瓏の滝)

2014年09月26日 |   ✑歌碑句碑 紀行

映像:世界遺産隣接区域の「峨瓏の滝」手前にわが尊敬する温泉紀行家菅江真澄の歌碑

世界遺産白神山地青森県と秋田県にまたがっている。その秋田県藤里町と八峰町が
白神山地南側の入山基地だ。なかでも藤里町は環境省のビジターセンターが設置され
青森県へ回遊するルートでもある。同町で簡単に白神を味わえるのがこの峨瓏の滝だ。

碑文:ふる雪か 花かあらぬか  山風に
        さそわれてちる  滝のしら泡  (菅江真澄) 

解釈:深閑とした森に、流れ落ちる大滝の真っ白な泡沫は白神の大地を吹き抜く風で
   、冬は雪舞の様でもあり春には散りゆく桜吹雪の様でもあり、趣き深いものだ。

菅江真澄:江戸後期の紀行家、植物学者、民俗学者、地誌家、歌人など多様な顔を持
   ち、当初は津軽藩のお抱え学者となり、津軽の民俗、薬草、地理などを調査を
   し後半は佐竹藩のお抱えとなった。特に温泉観光の分野では優れた紀行文を残
   す。筆者の尊敬する温泉観光の祖。ひょっとしたら白神を詠んだ最初の歌人か。

参照恐らく菅江真澄が訪問時にも湧いていたであろう湯の沢温泉郷のユトリア藤里

               2014.夏 白神山地紀行 完

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小鳥の餌場(白神山地十二湖)

2014年09月24日 | 🌏世界遺産日本紀行

映像:白神山地に点在する小鳥の餌場。目を閉じ耳を澄ませると小鳥の囀りが聞こえてくる

白神山地はブナ自然林が認められて世界遺産に認定されたがそのブナ自然林にたくさんの
が生息もしくは渡って来る。その小鳥の餌場となる場所が白神山地の三十三の湖沼なのだ

観察明け方が小鳥の食事タイム写真家が息を潜め待機 参照野鳥の撮影風景(白神山地)

野鳥留鳥・・・クマタカ、イヌワシ、ヤマドリ、クマゲラ、ヤマセミ  他
   渡鳥・・・コノハズク、アカショウビン、エゾムシクイ、ジュウイチ、キビタキ、
        オオルリ、コルリ、アオバト、ツツドリ、ハチクマ  他

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ブナスクリーン(白神山地)

2014年09月23日 | 🌏世界遺産日本紀行

映像:十二湖のブナ林を散策、時折の木漏れ日に安らぎを得る。

世界遺産白神山地はその位置で三つの領域に分かれる。一つは
核心地域、二つは緩衝地域、三つは周辺地域だ。十二湖は周辺
地域にあたるがブナ林の自然景観は核心地域に負けず劣らない。

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沸壺池の清水(白神山地)

2014年09月22日 | 🌏世界遺産日本紀行

 映像:環境省選定平成の名泉100選に選ばれている沸壺池の清水

 世界遺産白神山地の清水と言ったら沸壺池の清水だ。ブナの雫が集合した清冽
 な流れは正に地球の恵み。湖沼群を散策し喉の渇きを覚えたらこの一滴で解消。

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柘榴坂の仇討(松竹:TOHOシネマズ)

2014年09月20日 |  🖊名画名曲 鑑賞

   ≪速報鑑賞: 柘榴坂の仇討(松竹:TOHOシネマズ)≫

久し振りの名画だ。シンプルかつソウルフルな物語の進行中井貴一と阿部寛
という二人の俳優の迫真の演技がこの作品を名画まで引き上げている。白と
黒の背景も一層緊張感を醸し出す。日本の時代劇の名作といって良いだろう。

所感:筆者はこの柘榴坂を通った時がある。品川駅から高輪プリンスホテル
   を目指すとこの坂に遭遇する。今でも早朝深夜は閑静な佇まいなのだ。
記録:興行収益 6億4,400万円、平成26年度 芸術選奨文部科学大臣賞受賞

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神秘の青池( 白神山地)

2014年09月19日 | 🌏世界遺産日本紀行

映像:透き通ったコバルトブルーの池底には白神の精魚、岩魚が回遊。

世界遺産白神山地の中で、神秘的な景観が青池だろう。
ぶな林に辿りついた先にポッカリ碧い空間を発見した。
自然配色としてこれくらい綺麗な青色を他に識らない。

参照厳冬期の青池の景観

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白神の幸(青森県深浦町静観荘)

2014年09月17日 |  🍜美味三昧紀行

映像:建物も浴室も年季の入った古さ、手作り磯料理は海の幸が満載だった。
  タイ、サザエ、アワビ、ウニ、ヒラメ、ワカメ・・・乙姫様がいれば竜宮城

   白神温泉静観荘に泊まった。古びた玄関を入っても誰もいない。
   大きな声で挨拶したら、奥の厨房から年老いた女将が出てきた。
   旧岩崎村国道4号線沿いJR五能線裏、部屋から日本海が望める

解説:世界遺産白神山地は日本海に隣接する隆起山地。日本海から雪が吹付け
   雪解けには白神山地の滋養が海に流れ出し、湾岸に多様魚介類を育てる。
   映像はそういった自然の恵みが循環した素材を漁師(宿)が収穫し提供。

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豹 紋 蝶(弘前城植物園)

2014年09月14日 |  🐋動物観察紀行..

 Memoir(メモワール):動物監察  ヒョウモン蝶 弘前城植物園 (2014.09.14) ≫

晩夏の弘前城植物園
。陽射しは真夏並みの中アザミの花に蝶が舞い降りた。花と蝶との
構図をパチリ撮影。調べたらヒョウモン蝶というらしい。なるほど羽がやや豹柄である。
夏の終わりと共に姿を消すという。ということは、今が夏の真っ盛りということになる。

分類:動物界‐節足動物門‐昆虫網-アゲハチョウ上目‐タテハチョウ科‐ドクチョウ亜科
   ヒョウモンチョウ族ーヒョウモンチョウ属ーヒョウモンチョウ

参照同じアゲハチョウ上目の孔雀蝶(北海道オンネトー温泉にて観察)

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圓覚寺(白神山地の寺)

2014年09月12日 |   卍 寺院霊場探訪

映像:白神山地を擁する深浦町の古刹・圓覚寺境内

世界遺産白神山地は日本海の風雪がその存在を育んだ。その日本海代表的な
交易都市が深浦町だ。町の古刹には北前船乗込み船頭の安全祈願髷額が保存。

山号:春光山 宗派:真言宗醍醐派 本尊:十一面観音 開基:坂上田村麻呂
札所:津軽三十観音霊場第十番
髷額(まげがく):江戸時代の船旅は常に死の危険と背中合わせであった。
   航海の安全を感謝してちょん髷を切り奉納。国重要有形民俗文化財に。

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白神の恋人(青森県白神山地)

2014年09月11日 |  💖日本感動絶景紀行

白神山地への海道を南下し、疲れた頃に千畳敷が出現した。
暫し潮風に吹かれ、海原に魅入る。どこまでも続く碧い海
ふと気付くと遥か岩礁に若い二人のシルエットが交差する。

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津軽富士見ランドホテル (五所川原市)

2014年09月09日 |  💜青森忘れじの湯

映像:湯船からは雲の合間に津軽富士:岩木山を眺望できた。

津軽富士(三角岩木山)を湯船から眺められる温泉。この地に東京の方が
夢枕にみたという信念で、温泉を掘って見事に掘り当てた。しかも豊富で
良質の食塩泉。津軽の風雪にはピッタリの温泉。それから随分と時が経つ

【Data】含重曹ー食塩泉 50.5℃  PH8.1  545ℓ /m 源泉狼野長根温泉

記録:この温泉を掘り当てた東京在住のご主人が亡くなったあと、女将が
   引き継ぎ頑張っていたが、経営が思うように行かず、閉鎖となった。

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米子鬼太郎空港(鳥取県)

2014年09月06日 |   🚉駅港空港紀行

2014年山陰温泉探査の全行程が終了した。例の如く、学会最終日に皆よりも早く
帰路の始まり、米子空港に到着。米子市内からJR境線で直接米子空港の前に到着。
この空港現在は鬼太郎空港と名付けられ空港の至る所に水木しげるの作品がある。

      (  2014年 山陰温泉探査 完 )

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米子駅前 米っ子合掌像(鳥取県)

2014年09月05日 |   🚉駅港空港紀行

鳥取県米子市JR米子駅前にあるモニュメント。米子への玄関口という存在感だ。
一見イメージが湧かないが、なにやら真珠貝に似た感じたが、米子市の『米』を
発想
しての創作らしい。この地方の方言「だんだん(合掌)」が耳に響くのだった。

だんだん:山陰鳥取地方の方言で『ありがとう』の意

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