記録:然別温泉郷 かんの(旧菅野)温泉がリニューアルして再開後の湯殿集
かんの温泉は豊富な泉質、湯治宿として営業していた菅野温泉を買収
して完全リニューアルし、かんの温泉として再出発した名物温泉宿だ。
★お気に入り ★夢心地 (記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
燈籠登山道 岩木山Ⅵトレッキング 【津軽国定公園 2023.09.16】
北東北の高山登山道で石燈籠が設置されているのは恐らく岩木山百沢
コースだけだろう。出発点岩木山神社からおよそ一キロの地点にある
お山参詣の朔日山では、その昔この石燈籠にも灯されたと推測される。
この石燈籠を過ぎると神苑桜林(桜林公園)、つまりここまでが境内。
参照#①岩木山 Ⅵ トレッキング 紀行 ②北門鎮護 岩木山神社
岩木山登山出発地点 岩木山トレッキング【津軽国定公園 2023.09.16】
岩木山登山道は5本を数えるが、王道はやはり岩木山神社に参拝して
から向かう百沢コースだろう。今回も途中で棄権したが、いつかは登
切りたいと思う。起点は普段参拝客の駐車場となっているこの広場だ。
記録:この広場は地元では「枡形」と呼ばれている。街道を登りきると、右に
直角に曲がる事から名付けられたのだろう。戦国時代のお城の大手
門の様な構造である。津軽藩の名社に相応しい。事実、賢君が庇護。
参照#①岩木山 Ⅵ トレッキング 紀行 ②北門鎮護 岩木山神社
八合目避難小屋 岩手山トレッキング 【十和田・八幡平国立公園2023.09.10】
八合目避難小屋。バックに山頂(薬師だけ)を要した建物は大きく立派だった。
窓が三段になっていることから三階建てとも見間違うほど。筆者が見た山小屋
では最大立派。景観は以前訪問の北日本アルプスの一部を切り取った様に雄大。
記録:標高1,770m 八合目避難小屋、湧水水飲み場、木長椅子、水洗トイレ
利用:シーズン中は管理人が在中、有料で宿泊可能となる。この場合、毛布も
有料で貸し出しもあり、岩手山~裏岩手山・八幡平を縦走するには便利。
概況:下山時間まで、食事をしたり、清水を味わったりし、岩手県山岳・スポ
ーツクライミング協会のボランティアの販売する手拭、山紫蘇ジュース
購入など、交流して一時間余り時間つぶしをした。
参照#①岩手山トレッキング 紀行
②山岳/渓谷山行紀行 2023
③長野県北日本アルプスの穂高岳景観
山行速報:七時雨山 Ⅲトレッキング 【新日本、東北百名山 2023.09.24】
二週間振りの山友と軽く高山トレッキング。ソロは自己鍛錬の山行なので
やはり、山友との山行は楽しい。ワイワイガヤガヤ励まし合うトレッキン
グが筆者の山スタイル。ソロで楽しんでいる方はそれはそれで良いと思う。
記録 :🗻1,063m 4:37分
7.9㎞
573ⅿ
605m
開始9:03 ~ 13:40終了 ペース:標準 90-110% 天候:☀/☁
ルート:登山~北峰~南峰~北峰~下山
鑑賞#今回の山行で鑑賞した山野草で過去に鑑賞済みのもの
①アキノキリンソウ #アケボノソウ #クサギ #ゲンノショウコ
⑤ゴマナ #タカネニガナ #ツルリンドウ #ノコンギク
#ハクサンボウフウ ⑩ヒヨドリソウ #ミゾソバ #モリアザミ
#ヤマシロキク #リンドウ
記録:山形からのソロ、北上からの三人組、地元の親子三人、五人パーティ、
と遭遇、その他ソロ二人。意外と人気の里山だった。今日は晴天山行。
悲哀:この山に咲く「アケボノソウ」の鑑賞も目的の一つ。鑑賞は出来
たものの、直前に心無い登山者に折られていた。恐らく無感心で
故意とは思わないが、興味がなくとも不用意に踏み潰さないのが
登山者のマナーだろう。本当に悲しい、マナー遵守が求められる。
名のない草などない誰かが慕っている。それは大切な自然の贈物。
参照#山岳 / 渓谷 山行紀行 2023
入浴速報:七時雨冷泉 (七時雨憩の湯:岩手県八幡平市西根寺田 2023.09.24)
今日は三回目の七時雨山トレッキング後の仕舞湯として利用した。七時雨山荘の冷鉱
泉を考えていたが、生憎日帰り利用を休止しているとか。七時雨山の山麓に古くから
湧いてる冷鉱泉。地元では硫黄・塩分の成分が漆かぶれや、家畜を癒していたという。
【Data】含食塩・重曹-硫黄冷鉱泉 14.2℃ PH6.2 源泉:七時雨冷泉(七時雨の湯)
浴感:14.2℃の冷鉱泉は後述参照の「寒の地獄」並みの冷たさだが、源泉を循環
せず、熱湯注入で加温、39℃ぐらいで提供。筋肉疲労にはもってこいの湯。
画面左の透明の湯は、水道水加温の湯 (42℃)、右が源泉風呂となっている。
参照#①八幡平・岩手山麓温泉一覧
②筆者が冷鉱泉で感動した大分県「寒の地獄」冷鉱泉
Memoir:温泉津温泉 初公開 薬師湯 (公衆浴場2003.10.14)
山陰の10月は夕暮は早かった記憶が‥・過去のデータをチェックして未公開の
温泉があったので掲示。当時は鄙びた温泉地だったが、その後石見銀山の湊
湯の街として区域が2007年世界遺産に指定され、賑わいが目立ち始めてきた
⇧ 薬師の芸術ともいえる析出物におおわれた湯船(by公式HPより)
【Data】含石膏ー食塩泉 45.3℃ pH6.4 源泉:薬師湯温泉(源泉1,201湯目)
石見銀山:戦国時代~江戸時代にかけて日本最大の銀山。温泉津一帯は銀山と
共に栄えたといってよい。日本を代表する鉱山遺跡として1969 年に国
指定史跡、2007 年ユネスコ世界遺産登録決定。同年、日本の地質百選。
記録:NHKで紹介されたのが、薬師湯隣接旧館が「霊湯カフェ内蔵丞」とし
再生されたことだ。公衆浴場「薬師湯」隣で新たな温泉津の名所と期待。
参考#本物の名湯ベスト100-15温泉津温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術#日本温泉地域文化資産NO.93「元湯」共同浴場と歴史的町並み日本温泉地域学会)
御成清水 岩手山トレッキング 【十和田・八幡平国立公園2023.09.10】
八合目に到着。ここまでが今回の山行であったが、一時間の休憩は目の前の
山頂を十分制覇できる地点だ。休憩の場所としては、木椅子が設置され清水
が湧出する。下山時間を決めていたので先行の山友をゆっくり待つ事とした。
清水:山小屋に清水、そして目前の山頂(薬師岳)とまるで長野県の北日本
アルプスに来た様な景観。清水はやや少ないが綺麗で冷たく美味しい
記録:標高1,770m 八合目避難小屋、水洗トイレ有
参照#①岩手山トレッキング 紀行
②山岳/渓谷山行紀行 2023
③長野県北日本アルプスの穂高岳景観
獅子頭大権現 岩手山トレッキング 【十和田・八幡平国立公園2023.09.10】
いよいよ頂上が見えてきた。ここまで来れば岩手山制覇も可能範囲だ。相当
な覚悟で登ったのだか、意外と順調、これでは山友を先送りしなくても良か
ったかも。しかし、同じペースではないから、このまま一人登山と決め込む。
拝礼:岩手山では一合目石祠、豆腐岩を経て。七合目獅子頭石祠に辿り着く、
さらにお鉢奥宮、頂上薬師岳石祠がある。今回は登頂を果たしていな
いので、本ブログでは獅子頭大権現石祠を岩手山石祠とし、拝礼登録。
参照#①岩手山 トレッキング 紀行
②山岳/渓谷山行紀行 2023
③お山の祠 紀行集(山岳紀行)
桶の淵 岩手山トレッキング 【十和田・八幡平国立公園2023.09.10】
初めての岩手山、山友はどんどん先行し、とうとうこの道で見えなくなった。
迷いはしないけど、いつも一緒だった山友は2000㎡級の登山に興奮し、先を
急いだ結果だが、この新道を通過したかどうかは不明。ともかくマイペース。
参照#①岩手山トレッキング 紀行 ②山岳/渓谷山行紀行 2023
鬼又清水 岩手山トレッキング 【十和田・八幡平国立公園2023.09.10】
登山歴四年目で北東北の雄:岩手山(東北で9番目に高い山)に初挑戦
結果は下記山感の通り後味の悪い物であった。しかし十分登れると自信。
馬返し登山口はキャンプ場隣接の立派なものであった。最初にある水場。
参照#①岩手山トレッキング 紀行 ②山岳/渓谷山行紀行 2023
山行速報:岩木山トレッキング 【津軽国定公園 2023.09.16】
概況:本来ソロ(一人)登山はしないのだが、今回山友の日程が合わず、
しかし、津軽地方の最大の山祭りであるお山参詣の残り香を確か
めたく、ソロ決行。朝の小雨で一時間遅れの出発、そして最大の
難関、大沢登り大岩越えで無理な体制をとり左足痙攣を発症した。
高山では無理をしないのが安全に山行する事の基本心得、で断念。
記録 :🗻1,625m 9:41分
10.9㎞
1,085ⅿ
1,081m
開始7:08 ~ 15:00終了 ペース:標準 90-110% 天候:☀☁
ルート:百沢コース
鑑賞#今回の山行で鑑賞した山野草で過去に鑑賞済みのもの
①アキノキリンソウ #キンミズヒキ #ギンリョウソウ #ダイモンジソウ
⑤タカネニガナ #ヌスビトハギ #ノコンギク #ハクサンボウフウ
#モリアザミ ⑩ヤマハハコ
勇気:出会った8割がソロ登山者であった。筆者の他に一人、岩場で
登頂を断念した登山者がいた。『山を恐れず、山を畏れよ‥・』
のごとく、己を過信せず、勇気ある撤退も又、クライマーの姿。
参照#①山の祭り「お山参詣」 ②山岳/渓谷山行紀行 2023
画像:旧相馬村社中「お山参詣有志会」の行進に密着取材した様子だ。もう少しで、山門
に到達する。最後の力を振り絞り、無事の参拝を果たす為、お互い掛け声が強まる。
今年も、津軽の山のお祭り、お山参詣が始まった。13向山、14宵山,15朔日山。
筆者は山頂の喧騒(今年は250名以上登拝)を避けて16日に登拝予定。 安山祈願
(過去の記録:2011.08.11)
サイギサイギ ドッコイサイギ・・・お山参詣独特の掛け声がだんだんに近づいてくる。笛や
太鼓なども力強くなる。集落の長を先頭にご幣、お供えなどを掲げてた集団が岩木神社の
拝殿を目指し、境内を進んでいく。今年も豊作。人々の顔が神社が近づくにつれ凛となる。
( ⇧ 奉納旗が空を舞う様に強力の手綱さばきで大鳥居井を潜る時大歓声が沸く)
( ⇧ 岩木山神社参道。登山囃子を唱和して、隊列を整えお供えを運ぶ)
( ⇧ 岩木山神社に無事、特産物(収穫物)を奉納し、お祓いを受けた後広場で歓びの
手踊りの輪。・・・バタラバタラバタラヨ、宵山かけた・・・バタラバタラのバタラヨ~)
参照#青森県立岩木高校生徒を中心とする「レッツウォークお山参詣」のお山参詣行進
山行速報:岩手山トレッキング 【十和田・八幡平国立公園2023.09.10】
山感:今回体力を考慮し山友と別行動。登頂した山友を待ち避難小屋前
で休憩に一時間を費やし、後から合流との連絡で先行下山。後に
防災ヘリが出動、頂上で遭難騒ぎがあり、下山途中、各ポイント
小休止し待ち、最後は心配して一合目の木椅子で20分余計に休み
情報収集して山友を待った。なんと山友は別コースで下山してた
一時間半余分休憩は山頂制覇可能だった。真に残念な山行だった。
記録 :🗻2,038m 9:41分
7.7㎞
1,170ⅿ
1,151m
開始 6:04 ~ 15:45終了 ペース:ややゆっくり 70-90% 天候:☀☁
ルート:新道(樹林)コース 出発点:馬返し口(四等三角点標高609m)
鑑賞#今回の山行で鑑賞した山野草で過去に鑑賞済みのもの
①アキノキリンソウ #イチヤクソウ #イワギキョウ #ウスユキソウ
⑤ウメバチソウ #オヤマリンドウ #ゴマナ #シラタマノキ
#ダイモンジソウ ⑩ハクサンボウフウ #ヒヨドリバナ #モリアザミ
⑬ヤマハハコ
無念 :登れる頂きがありながら、山頂で楽しそうなトレッカーを横目に
下山する無念は、山を愛する者であれば容易に理解できるだろう。
下山後、霧中でも登っておけば良かったと心から悔やむのだった。
参照#①渋民村から眺めた岩手山の雄姿 ②山岳/渓谷山行紀行 2023
天空の階段 【八甲田大岳Ⅺ・毛無岱トレッキング 完 2023.09.03】
大岳を制覇し、大岳鞍部避難小屋に向かい下山、避難小屋で小休息し、毛無岱へ
下る。季節は進んで昨年楽しんだ金光花はもうなくなった。僅かにウメバチソウ
が咲いて慰めてくれる。そして、驚いたのが、天空の階段とも称される木階段が
真新しく修復されていた。登山をしていると、この様な仕事人に感謝する此の頃。
参照#八甲田 大岳Ⅺ 山行紀行 2023