東北裏日本の庄内地域周辺の共同浴場は地元で「正面湯」と
呼ばれる。ここあつみ温泉でも共同浴場が3つある内上の湯
は「正面湯」と呼ばれている。あつみ温泉名湯源泉を肌で感ず。
【Data】含芒硝・石膏ー食塩泉
56.5℃ PH7.3 源泉:5号、6号、7号源泉(混合)
平安時代の美女小野小町が辿り着き病んだ身体を癒したという開湯由縁が
伝えられる温泉場。中心部にある共同浴場が『尼湯』。昔は女人旅は尼僧
の姿でないと超危険。この名も小野小町の言い伝えが具現されたのだろう。
【Data】硫黄泉(含食塩・石膏) 80.3℃ pH値 6.9 源泉:協組第4号泉
≪ Memoir:青森わすれじの湯 ラッコ温泉(現極楽湯) 映像:公式HPより 2005.12.20 ≫
ラッコ温泉の入浴体験は強烈であった。それゆえに、今日まで入浴体験を封印して来た。
平成18年に廃業して久しいので、封印を解いて紹介する。国道七号線バイパスという
立地もあり、ともかく混み合っていた。封印した体験とはあまりの混み合いで尻と尻が
ブツかってしまった。以来、現在の極楽湯に至ってもこの温泉に足を向けることは無い。
【Data】単純温泉 37.1℃ pH8.0 源泉:成瀬源泉
(本ブログ初掲載で入浴源泉1,147湯目計上)
湯感:上述の通り、混雑の中の入浴体験は、湯感どころではなかった。とても温泉を
楽しむ気持ちにはなれない。今でも通りから見ると駐車場が満杯で当時を想起。
記録:2006年ラッコ温泉は全国チェーンを展開する『極楽湯』に引き継がれた。入場
制限するなどの企業努力で,筆者の様な不幸な入浴体験が無いようにして欲しい。
参照#青森市 (世界遺産 縄文の街 ) 温泉紀行
映像:日本温泉地域学会第六回大会土湯温泉大会で発表する筆者
前大会で筆者が主催する「温泉地活性化研究会」の活動内容がユ
ニークであると評価されたことから、今回は助成金を活用しての
県外温泉愛好家の啓発活動として青森県の出湯マップ作製を紹介。
開催地:福島県 福島市 土湯温泉「 山水荘」(土湯温泉町油畑55)
時 間:2005 年11 月14日 9:00 ~ 17:00
〇 自由論題Ⅰ:座長・・・長島 秀行(東京理科大学教授) 9:30~10:30
♨ 別府地獄観光の展開と現状 ・・・ 中山昭則(別府大学)
♨ 高度成長期における別府温泉の地域形成
・・・ 浦 達雄(大阪名浄大)
♨ 熊本県山鹿温泉の地域変容ー山鹿温泉館「さくら湯」の改変
問題をとおして ・・・ 大山 琢央(別府大学)
〇 自由論題Ⅱ:座長・・・中山昭則(別府大学教授) 10:50~11:50
♨ 青森県における温泉調査と活性化の取り組み
・・・ 谷口 清和(温泉地活性化研究会)
♨ ユニバーサルデザインによる温泉地形成の現状と課題ー岩手県
における身体障害者アンケートを中心にしてー
・・・ 宮井 久男(岩手県立大学)
♨ 「温泉評価」の現状と課題ー複数の温泉地評価等を手掛かりとしてー
・・・ 前田 勇(立教大学名誉教授)
〇 基調講演・・・山村 順次「持続可能な保養温泉地づくり」 13:00 ~13:30
〇 シンポジウム・・・「保養温泉地の課題とあり方」 13:40~15:00
♨コーディネーター ・・・ 森 繁哉 (東北芸術工科大学教授)
♨パネリスト ・・・ 渡辺 久(湯遊土湯温泉協同組合理事長)
・・・ 富永 滋 (千葉大学大学院生)
・・・ 布山 裕一 (日本温泉協会事務局長)