紫陽花寺(長谷寺)を出て、市内バスで鎌倉駅に来た。
目的は駅前に鎮座する鶴岡八幡宮参拝。鎌倉の観光
名所だ。主参道の脇道『小町通』沢山の観光客で賑う。
紫陽花にはたくさんの品種がある。ざ~と数えてもおよそ338種今なお、
愛好家たちにより新しい品種改良がおこなわれ、まだまだふえるだろう。
そういった中で、鎌倉は長谷寺を舞台に「かまくら」の品種が生まれた。
分類:キク類・ナス目・ヒルガオ科・サツマイモ属・アサガオ種(変種)
漢字:朝顔(鎌倉)
効能:生薬「牽牛子」(種子粉末)、下痢・利尿剤
花言:移り気、冷淡、,辛抱強さ、冷酷、無情、高慢
御霊神社から長谷寺に周る。途中民家の軒先を通る。
家々にも紫陽花が溢れていて、まるで紫陽花が地域
の花の様だ。長谷寺では門の赤い大提灯が懐かしい。
宗派:浄土宗 本尊:十一面観音 開祖:藤原房前(殿)
寺格:単位 指定:国重要文化財(梵鐘、十一面観音)
映像:御霊神社の境内を通過する江ノ電。紫陽花が沿道に咲き乱れている
品川駅から鎌倉駅へ向かい、鎌倉駅から江の島電鉄で長谷駅に降り立つ。
いよいよ紫陽花寺(長谷寺)だ。その前に江ノ電が参道を横切るので有名
になった御霊神社をお参りする。江ノ電見物の人達がカメラを構えチラ。
映像:津軽半島の里山に湧く名湯。程よい湯加減の芒硝泉が静かに掛け流し(2013.7.17)
外ヶ浜の名湯と云えば平舘地区にある不老不死温泉。深浦の不老ふ死温泉と間違われるが、
元々、此処が最初に徐福伝説の所以の不老不死温泉の始まり。やがて深浦不老ふ死温泉を
兄が経営し、妹が元祖平舘不老不死温泉を引継いで、兄妹で夫々の名湯を守る事となった。
【Data】含石膏ー芒硝泉 48.9℃ PH8.76 源泉:根岸源泉
参照#①青森市(外ヶ浜地区)温泉紀行 ②縁戚が経営する黄金崎不老ふ死温泉
映像:何十年振りで懐かしの天麩羅定食にありついた。涙がご飯にこぼれた。青春の味。
遠い、ほんと気が遠くなるほど遠い学生時代、お金もなく明大裏のパチンコ人生劇場の
景品ドストエーフスキー全集を抱え数メートル先の天麩羅いもやでお腹いっぱいになり
中央線経由で上石神井に帰る。そんな切ない思いでの「いもや」を漸く見つけた。いもや
は500m先の神田神保町に移転していた。この数十年間ズ~とこの天婦羅屋を探してた。
参照: 天婦羅定食(東京神田いもや)
映像:南新宿高島屋前空中歩道から都庁側を望む。街は綺麗な恋人色。
鎌倉長谷寺には東京を基地に出掛ける。品川駅から東海道線で鎌倉迄
行く。後は気分で江ノ電を使い鎌倉周辺を散策だ。東京は新宿に足を
伸ばしたがやはり南新宿。今も工事中だが新南新宿駅口が出来便利だ。
映像:マンション(別館)の共有浴室は草津名湯万代鉱源泉が溢れていた。
草津温泉での宿泊はスパリゾートの原型となるだろう広大な敷地に点在する建屋。
テニス、ゴルフ、野外アスレチック場・・・・などを有する中沢ヴィレッジホテルだ。
中央フロントで受付を終え、隠れ部屋の様な温泉マンションの一室に辿り着いた。
【Data】含アルミニウム-硫化水素泉 94.6℃ pH1.7 源泉:万代鉱源泉
参考:本物の名湯ベスト100‐ 1 草津温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域文化資産No.53、55、自然資産No.54(日本温泉地域学会編)
所感:久し振りの草津温泉探査である。最初の草津訪問は夢中で共同浴場巡りをし
た物だ。しかし最近温泉地の経済・歴史・文化などが見えてきた。従って温泉
探査もそういう視点から行う様になり数多く入ればいいというものではないと
感じる様になってきた。草津温泉にはおよそ9つの源泉がある。そのうち実際
使用されているのは湯畑、白旗、西の河原、わたの湯、熱の湯、地蔵の湯、煮
川の湯ぐらいのものだそうだ。今回の温泉探査で漸く全ての稼働源泉を味わう
事ができた。残念なのは何時でも無料で入れた18の共同浴場が地元民を優先
の為、御座之湯、白旗の湯、千代の湯、地蔵の湯の四つの施設しか、一般の方
は入浴できない様になったことである。
(2013上州温泉探査紀行 完)
映像:中沢ヴィレッジ本館の浴室の一つ草津温泉をじっくり体感
草津の夜は中沢ヴィレッジ宿泊。日本温泉地域学会の大会基地となる。
ここでは草津の代表的な湯畑、万代鉱、わたの湯の三源泉を味わえる。
草津温泉を代表する、老舗温泉施設ならではの3つの源泉使用である。
【Data】
源泉ーわたの湯
泉質:酸性含硫黄-アルミニウム-硫黄塩塩化物泉 56℃ PH2.08
源泉ー湯畑源泉
泉質:硫黄泉(含硫化水素酸性明ばん緑ばん泉) 55.3℃ PH2.1 4000ℓ/m
源泉ー万代鉱源泉
泉質:酸性-塩化物-硫酸塩泉 94.5℃ PH2.08