映像:好天時、窓が開け放され、180度パノラマ展望風呂となる。(2015.10.23)
鍋石温泉はその景観もさることながら、実は泉質も鉄分含有の強塩泉の優れた
ものである事は意外と知られていない。温泉分析表上認められるものであるが
公共故の循環濾過でその持味が失われているところに原因がある。残念である。
【Data】含鉄Ⅱー食塩泉(強) 50℃ ph6.3 源泉:鍋石温泉
閉館:ウェスパ椿山は10月31日をもって、全ての営業を終了し、全施設閉館。
映像:八甲田連峰 北八甲田 大岳登山道
【山岳トレッキング ⑰八甲田山 大岳 2020.07.25】
大岳トレッキングで最初に遭遇した高山植物 (最初とはこれまで他の山で見かけない)
がヒナザクラ。なんとこの花八甲田山が北限の高山植物だという。湿地に可憐に咲く
分類:キク類・ツツジ目・サクラソウ(科・属)・ヒナザクラ 漢字表記:雛桜
薬効:痰を切り、咳を止める効果(根) 花言葉:乙女の息吹💖
参照#八甲田山 大岳トレッキング(GPS軌跡)
廃業報告:2020年10月31日スーパーホテル山口湯田温泉が譲渡を受け施設利用
(過去の記録:2018年6月20日)
筆者の本州未踏県である山口県の温泉に漸く入湯を果たす。本湯で本ブログ入湯
紹介温泉が989湯目。それも温泉と文学と兼ね合わせの思い出深い温泉地となる。
温泉評論家からは松田屋ホテルの維新の湯の入湯を勧められていたが、一人旅で
日帰り入浴では、現地で優しくお断りされて、仕方なく向かいの公衆浴場に入湯。
【Data】単純温泉(アルカリ性) 63.6℃ PH9.1 源泉:湯田温泉ミックス泉
浴感:旅館・ホテルの源泉風呂は屹度ヌルすべと思うが、公衆浴場なので味気無
映像:青森県内では数少ない地元民専用(ジモセン)の湯小屋(湯野川温泉「梅の湯」)
青森県内の味わい深い共同浴場(公営・地域)、公衆浴場(公共)を筆者厳選
掲載順は本稿時の入浴順、共同浴場と公衆浴場の区分けは筆者の基準
(下記アンダーラインの施設をクリックすると閲覧可能)
〇共同浴場系(集落・共同管理系)
- 梅の湯(湯野川温泉) ・・・いわゆる、ジモセンである。地元民専用の湯小屋
- 浅虫温泉 はだか湯 ・・・むつ湾沿いの「駅ゆ~さ浅虫」に設置された共同浴場
- 山の湯(浪岡町細野)・・・ 限界集落の出で湯、冬は老人の足元が不安で閉鎖
- 二双子温泉(黒石市二双子)・・・湯番のお婆さんに向いのお店の入浴券を渡す
- 温湯温泉 鶴の名泉・・・黒石温泉郷温湯地区共同浴場(青森県を代表する施設)
- 落合温泉共同浴場・・・浅瀬石ダム下流域黒石温泉郷落合温泉集落の共同管理
- 大川原温泉会館ふくじゅ草(西八甲田山)・・・林業が主な産業だった山間集落
- 小国温泉(平川市小国町会)・・・無人、八甲田山から秋田県境に抜ける中間
- 若松会館(大鰐温泉郷)・・・ 大鰐温泉の共同浴場の一つ。綺麗な源泉が魅力
- 青柳会館(大鰐温泉郷)・・・共同浴場がまだ地域に受け入れられている貴重さ
- 霊湯大湯(大鰐温泉郷) ・・ 町内の代表的な共同浴場。建て替え31年6月開業
- 奥大鰐温泉(大鰐町)・・・温泉の町大鰐だが、島田地区は離れている。地域湯
- 大白温泉(西目屋村)・・・西目屋村の村営温泉だが場所的に言えば地域共同湯
- 野沢温泉(新郷村)・・・隣接して新郷温泉館があり、この施設はほゞ福祉施設
- まんじゅうふかし(酸ヶ湯温泉)・・・ 無料提供の半ば公共的な珍しい蒸湯浴
〇公衆浴場系(公共・財産区・寺湯)
- 大間海峡保養センター・・・本州最北端の温泉施設。大間観光癒しの場である
- 桑畑温泉湯ん湯ん・・・下北半島突端部、津軽海峡越しに北海道が見える露天
- 下風呂温泉 海峡の湯‥下風呂温泉の三つの源泉、大湯1号、2号、新湯統合
- 薬研温泉夫婦河童の湯・・・奥薬研温泉。薬研渓流沿いにあり、渓流を望める
- 恐山温泉花染の湯・・・本州の最北、下北半島の高嶺恐山山中に湧出する寺湯
- ふれあい温泉(むつ市川内町)・・・湯野川温泉の手前、蛍が観察できる湯船
- 湯野川温泉濃々園・・・下北半島陸奥湾よりの山中に湧出。林業で栄えた温泉
- 湯の沢温泉「ちゃぽらっと」・・・津軽半島むつ湾沿いにある奥津軽の温泉施設
- 花岡温泉(旧浪岡町) ・浪岡町時代の施設を建替、健康の森花岡プラザとした
- 岩木青少年スポーツセンター‥・嶽温泉のスポーツセンター併設湯。源泉湯
- ふるさと温泉(板柳町) ・・・板柳ふるさとセンター青柳館の併設温泉浴場施設
- 大沢温泉 つがる富士見荘・・・鶴田町廻堰大溜池にある福祉健康保養センター
- つがる地球村温泉・・・旧森田村時代に出来た総合レジャー施設併設湯的存在
- 車力温泉(つがる市)・・・奥津軽七里ガ浜の砂大地を千Ⅿ掘削し湧いた明泉
- 碇ヶ関温泉会館・・・旧碇ヶ関村時代に建設された温泉郷を代表する公共の湯
- 関の庄温泉(平川市碇ヶ関)・・・道の駅碇ヶ関に併設の熱交換を上手く利用
- 鰐come大鰐町地域交流センター(大鰐町)・・・いまや大鰐町のランドマーク
- 古懸温泉(古懸コミュニティ浴場)・・・平川市の郊外部の集落の健康増進施設
- 御所温泉(弘前市相馬総合支所相馬やすらぎ館)‥複合施設の中の温泉施設
- さるか温泉(尾上農村環境改善センターさるか荘)・・・猿賀神社前にある温泉
- 光田寺コミュニティセンター・まえだやしき温泉 「ほからっと」・・・最新設備
- おがわら湖温泉(東北町交流センター宝湖館)・・・・・道の駅おがわら湖に隣接
- 三沢市民の森温泉(三沢市)・・・浴場から眼下に小川原湖が見下ろせるのだ
- 十和田市民の家・・・十和田市が市民の保養と健康のために奥入瀬地区に設置
- 八戸市民保養所 洗心荘(焼山にある八戸市民保養施設) ‥‥猿倉温泉源泉
- 新郷温泉館(新郷村野沢温泉の温泉公衆浴場)‥‥・南部の古くからの名湯
映像:八甲田連峰 北八甲田 大岳登山口(八甲田神社口)
【山岳トレッキング ⑰八甲田山 大岳 2020.07.25】
真夏の八甲田山。いよいよ主峰大岳アタック。早朝酸ヶ湯インフォメーションセンタ
ー駐車場到着。何故ここに広い駐車場と立派なトイレがあるのか今分かった。八甲田
大岳中心に山頂をトレッキングする人達のためだ、八甲田山周遊トレッキングの基地。
参照#八甲田山 大岳トレッキング(GPS軌跡)
速報:浅虫温泉 正立食堂のマスコットオウムのハナコ、実は♂
【山岳トレッキング ㉛ 東岳 2020.10.24】
このオウム、もう45歳になるそうだ。この元気の源は飼い主の愛情と新鮮な海産物
に違いない。今日も店頭でお客様に愛想サービスをしていた。綺麗な白い羽を使い
止まり木をピョンピョンはねて、『コンニチワ』『バイバイ』の連呼に心がなごむ
記録:このオウムのボキャブラリ数は多様「オハヨウ、コンニチワ、コンバンワ、
ワハハハ、ギャー、ハ・ナ・コ」など、更に外国人には「ハロー!」とか!
又この食堂に向かう途中のキティランド廃墟が撤去、綺麗に更地になった。
速報:東岳登山で空いた小腹を満たす為立ち寄った食堂のホタテフライ定食。
【山岳トレッキング ㉛ 東岳 2020.10.24】
東岳と浅虫温泉は南側に隣接して、近場だ。山と名湯といったらこの温泉に
なるだろう。そこで、汗を流すまえに立ち寄りお勧めの食堂が岸壁にへばり
付いている桟敷で提供する海鮮料理の正立食堂。ご主人は現役のホタテ漁師。
参照#東岳トレッキング(GPS経路図) 紀行
映像:八甲田連峰 東八甲田 雛岳 下山後、箒場の茶屋で一服&入浴
【山岳トレッキング ⑯八甲田山 雛岳 完 2020.07.18】
雛岳登頂を終えて下山。登山道の前にある又兵衛の茶屋で一服と入浴。三軒並んで
ある茶屋の中でここだけが温泉を保有している。今日は貸切、そして入浴後はおで
んかソフトクリームが無料で頂ける。主人が居ないのが気が掛かりだが番犬が挨拶。
参照#①八甲田山 雛岳トレッキング(GPS軌跡) ②又兵衛の茶屋「生姜みそおでん」
速報トレッキング:東岳自然歩道(青森市宮田)のGPS軌跡図(2020.10.24 )
青森県の主だった里山(登山道が整備された山)を登り切ったが、津軽でまだ未踏の
山がある。余りにも近いのでついつい逃していた東岳。今日漸くチャレンジ無事制覇。
今回はコロナ収束祈願・連続山岳トレッキングの第三十週目(30座・2渓谷)の記念
すべき週。しかし、故郷では収束どころか拡大・クラスターが発生の由々しい状況だ。
※(記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
記録:🗻684m 4.14h(含休憩・撮影) 6.3㎞ 625m 626m
映像:八甲田連峰 (東八甲田側) 雛岳の登山道から眺望される北八甲田の赤倉岳
【山岳トレッキング ⑯八甲田山 雛岳 2020.07.18】
大好きな雛岳のブナ林を抜けて本格的な登山道を汗かき登るとやがて森林の切れ目に
出た。そして、北八甲田連峰の一角である赤倉岳が雲の合間から顔を出した。未踏の
山だが、近々征服予定。八甲田山には北八甲田と南八甲田に同じ呼称の山が二座ある。
記録:北八甲田の赤倉岳(酸ヶ湯口)標高1,541m、南八甲田の赤倉岳(猿倉口)標高1,298m
参照#①八甲田山 雛岳トレッキング(GPS軌跡) ②南八甲田の赤倉岳(蔦沼眺望)
【山岳トレッキング 東岳トレッキング 完 2020.10.24】
東岳を制覇した。青森在住40年八甲田山はなにかにと出掛ける山だが、日が昇る
東岳はただの山稜にしか過ぎなかった。2020年のコロナ災禍で山行を始めてから
この里山が気になりついに今日、山頂に立った。高森山同様に楽しい登山だった。
参照#東岳トレッキング紀行2020
速報トレッキング:八幡平トレッキングのGPS軌跡図(2020.10.18)
憧れの八幡平登頂を果たした。アスピーテライン頂上駐車場には何回も来ているのだ
が登山や散策等を試みた事は無かった。今回、連続トレッキング挑戦の森吉山の帰り
思いたって立ち寄った。地上はガス状態だったが岩手県側は見事に晴れトレッキング。
※(記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
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- 岩手山眺望(見返峠)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八幡平トレッキング
- 八幡平湿原・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八幡平トレッキング
- 源太森制覇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八幡平トレッキング
- ガマ沼・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八幡平トレッキング
- もっこ岳&アスピーテライン頂上駐車場・・・・・・・・・八幡平トレッキング
- 山賊丼(道の駅かづの)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八幡平トレッキング
- 藤七温泉(八幡平見返峠眼下に見える)・・・・・・・・・八幡平トレッキング
- 蒸ノ湯温泉(混浴野天風呂)・・・・・・・・・・・・・・・‥‥八幡平山行後仕舞湯
記録:🗻1,613.5m 2:02h(含休憩・撮影) 4.9㎞ 149m 148m
※八幡平アスピーテラインで一挙に1,472mまでショートカット
削除:八幡平頂上、鏡沼は後日記録と重複するので割愛(八幡平Ⅱ参照)
参照#山岳/渓谷トレッキング(湯煙り)紀行
速報:歌碑・句碑 映像:森吉山の前岳・冠岩の前にある菅江真澄歌碑
【山岳トレッキング ㉙森吉山 前岳冠岩 2020.10.17】
連続山岳トレッキングは29週目に突入した。ターゲットは秋田県花の百名山森吉山。
継続は力というけれどコロナ撲滅祈願の願いは未だ成就していない。森吉山山頂で
思いがけない歌碑に遭遇した。温泉観光の祖『菅江真澄の歌碑』、彼もここに来た!
碑文:連瀬沢 滝音ききつ 登りぬれば
もろびの匂いす 前岳近く (菅江真澄)
解釈:登山道は沢音が聞こえる経路でそこを上り詰めると一ノ腰、そして前岳に
至り、なだらかな稜線にはもろび(青森トドマツ)の香りが立ち込めていた。
記録:菅江真澄は二度ほど森吉山に登頂している。地理学の見地からみるとこの
様な高い山が必然なのであろう。 頂上にはもう一つ歌碑があったらしい。
歌文:『秋田山 いはねのむろひ 折かさし 雲ふみわけて 皈(かえ)るかな人』
参照 # ① 連続トレッキングでもう一つ出会った菅江真澄の碑文(青森県:夜越山)
② 菅江真澄(紀行家・歌人)探訪紀行
③ 森吉山トレッキング 紀行
速報トレッキング:花百名山を求めて秋田県阿仁町の森吉山トレッキング(20.10.17)
コロナ撲滅祈願連続山岳トレッキング第29週目、㉙森吉山トレッキングを挙行した。
森吉山は秋田県県北に位置する。名山なのだが、深田久弥が選定した「日本百名山」
には寸足らずで選ばれなかった。深田久弥は1500m以上が選定の基準だったらしい。
しかし、本日制覇して、間違いなく、秋田県が誇る名山であると確信したのだった。
※(記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
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- 秋田犬の北斗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森吉山トレッキング
- ゴンドラ山歩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森吉山トレッキング
- 森吉山登山道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森吉山トレッキング
- 菅江真澄歌碑・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森吉山トレッキング
- 山人平遊歩道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森吉山トレッキング
- 森吉山制覇‥‥・・・・・・・・・・・・・・・・・・森吉山トレッキング
- 打当温泉マタギの湯・・・・・・・・・・・・・・トレッキング後入浴
記録:🗻1,454m3:43h(含休憩・撮影)6.4㎞432m400m
※ゴンドラで 1,167mショートカットされる。
参照#山岳/渓谷トレッキング(湯煙り)紀行
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八幡平中腹に湧く温泉、八幡平トレッキングで疲れた躰を癒すには絶好である
此処の魅力は何といっても露天風呂群。湧出る源泉と八幡平の紅葉・岩肌を眺
めての入浴は身も心も癒される。旅館の向側に男女別、混浴の3つの野天風呂。
その昔北投石こそないが現代の玉川温泉程の賑わいがあった。十数棟の湯小屋
が立並ぶ湯治村だったとは・・・今はその面影もない。蒸気風呂から『ふけの湯』
と言われた。今は、ただただ自然と向い合う静寂な一軒宿と噴気群があるのみ。
【Data】 単純酸性泉 79.8℃ pH5.8 源泉:熊の湯(野天)
参考:本物の名湯ベスト100(講談社現代新書:石川理夫著)-13位秋田八幡平温泉郷
学術:日本温泉地域自然資産NO.16 蒸の湯温泉の噴気地帯(日本温泉地域学会編)