映像:北国の初夏、弘前公園の植物園の花時計は盛りだ。
北国の初夏は寒い冬の記憶を振り払うかの如く
清々しい光で満ちている。そして木々花々は太陽
の愛を浴びて、より美しくより鮮やかに咲き盛る。
花言葉:花時計に花言葉はないけれど、私的には
「永遠の美」・・・花で時を刻むから
映像:北国の初夏、弘前公園の植物園の花時計は盛りだ。
北国の初夏は寒い冬の記憶を振り払うかの如く
清々しい光で満ちている。そして木々花々は太陽
の愛を浴びて、より美しくより鮮やかに咲き盛る。
花言葉:花時計に花言葉はないけれど、私的には
「永遠の美」・・・花で時を刻むから
東北本線の終着駅が上野駅。新幹線開業前はこのホームに
皆降り立った。そして、山手線で都内の支線に散っていく。
15番線ホームの真ん前に、丸い形状の啄木の歌碑があった。
碑文:『ふるさとの 訛(なまり) なつかし
停車場の
人ごみの中に そを聴きにゆく』 (啄木)
解説:啄木短歌の珠玉の一首である。在京東北人なら一度は
このような気持ちを持っただろう。冬雪のない上野駅に
雪を積んだ列車が滑り込む度に、泣き出したくなる衝動
を覚えたのは筆者も同じだ。いつしか行き交う訛言葉に
同化していく自分の姿が見える。此処は懐かしい心の駅。
(2013 紫陽花紀行 完 )
紫陽花の街鎌倉、スカイツリーの街浅草、今回の紀行は温泉とは
かけ離れているが地域、資源の確認の心は温泉資源の探査と通ず。
私達の日本はこうした素晴らしい地域のコト・モノで溢れている。
旅の最終はやはり上野駅、上野駅には独特な光、音、匂いがある
駅の片隅に歌手井沢八郎が歌った『ああ上野駅』の歌碑があった。
歌碑:一番{作詞:関口義明(雑誌懸賞作品一位)、作曲:新井英一}
『♪ どこかに故郷の香りを乗せて
入る列車のなつかしさ
上野はおいらの心の駅だ
くじけちゃならない 人生が
あの日ここから始まった ♪』
記録:井沢八郎は青森県出身の、当時無名の新人歌手であった。
又、女優工藤夕貴は井沢八郎の長女である。
スカイラウンジから偶然にも隅田川をシーバスが通るのを発見。もう一つの感動
があった。なんとシーバスの天蓋に東京スカイツリーが描かれていた。乗船する
お客様には見えないサービス。これが本当の観光サービスだ。東京の観光は本物。
スカイツリーを隅田川、墨田区役所ビル、アサヒビール本社モニュメント
と同時に観察できる場所がある。浅草寺から歩いて15分くらいだろうか
吾妻橋の袂、河川公園沿いの絶好の観察ポイント、パワースポットである、
浅草寺参りのチョットしたポイントがこの大香炉。売店でお香を求めて
香炉で焼き煙を上げる。そして、頭に香煙を手繰寄ると無病息災となる。
宗派:聖観音宗 寺格:総本山 本尊:聖観音像(秘仏)
指定:国宝(法華経)、重要文化財(二天文、伝法院他)
ブログをご覧の皆様の無病息災も祈願しました
浅草寺仲見世の賑わいと誘惑を抜け混雑から解放された
場所に辿りついた。昭和二十年の空襲で焼失した伽藍が
鉄筋コンクリートとは思えない程見事に再現されている。
宗派:聖観音宗(元は天台宗)総寺格:総本山 本尊:聖観音菩薩(秘仏)
指定:国宝(法華堂)、重要文化財(二天門 他)
映像:向かって右が風神、左が雷神の守護像が鎮座する通称「雷門」
鎌倉から宿泊先の東京に戻り、一夜を過ごして浅草寺に
向かう。目的は浅草寺のお参りと、隅田川吾妻橋たもと
から見上げるスカイツリー。先ずは浅草寺雷門をくぐる。
鎌倉大仏境内の裏手にひっそりと歌碑が立っている。
与謝野晶子による直筆石文は紫陽花に守られている。
彼の地を訪れた人々を、代表する思いを詠んでいる。
碑文:『かまくらや みほとけなれど
釈迦牟尼は
美男におわす 夏木立かな』(晶子)
解説:与謝野晶子は好男子与謝野鉄幹を略奪愛で前妻
から奪った強者。その晶子をして美男子として
歌わせた鎌倉の大仏・・・なる程美男子だった。
参照#美男の鎌倉大仏(高徳院)