お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

津軽温泉検定(黒石温泉郷)

2009年11月30日 |  ✒.連携・温泉・地域

  映像:30名を予定が、想定外の50名に、温泉ガイドを目指した津軽温泉検定受験風景。

  津軽温泉検定が2009.11.29(日)に実施された。お医者さん、会社社長、旅館女将、会社
  員、親子連れ、温泉愛好家、遠くは弘前市民、青森市民、平内町民、秋田市民など想像
  を超える人数で会場は机の増設をし、2人掛けを3人掛けにするなど嬉しい混雑であった。

  泉研代表の試験問題解説も熱心に聴講、専門的立場から問題に対する質問などが行われて
  多くの参加者が「難しかった」、「勉強になった」「楽しかった」、など温泉談義も弾ん
  だ。受験に参加された皆さん、お疲れ様でした。

  今回の温泉検定では著作物も展示販売。温泉評論家石川理夫氏の「温泉巡礼」、日本温泉
  地域学会出版「日本温泉地域資産誌」が用意の分、完売という参加者の温泉文化に対する
  熱心さであった。この検定を通じて「温泉文化」の浸透、津軽の温泉観光の再認識の啓発
  活動が着実に前進したと自信を深めた。

  今後、優秀な成績を収めた方、更に講座を受けて欲しい方を選抜し、津軽「おんせん湯守
  士」認定講座に招いて正しい温泉利用知識&入浴方法や、黒石・南津軽の温泉観光に関す
  る温泉ガイドの資質を有する津軽「おんせん湯守士」を認定する日程。

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那須湯本温泉第14回大会(栃木県)

2009年11月30日 | 📀日本温泉地域学会..

 リニューアル再掲:日本温泉地域学会那須温泉大会視察会・発表・意見交換
  映像:那須湯本温泉大会現地視察会鹿の湯那須温泉神社での学会メンバー
     前列中央が前会長 (故)山村順次先生‥‥‥‥‥懐かしの写真である

 日本温泉地域学会那須湯本温泉大会(理事会・総会・研究発表)が開催された。
    開催地:栃木県那須町那須湯本温 ホテルサンバレー那須
    時 間:平成21年11月21日 9:30 ~ 15:00 後、解散。

 〇 自由論題:座長・・・浦 達夫 氏(大阪観光大学)      9:00~10:40
  ♨ 近世後期の有馬温泉における滞在行動についてのー考察
                      ・・・ 内田  彩(立教大学大学院)
  ♨ 温泉地におけるランドマークの役割ー飯坂温泉の事例ー
                         ・・・ 井上 晶子(立教大学大学院)
  ♨ 雲仙古湯地区のファサード整備   ・・・ 池永 正人 (長崎国際大学)
  ♨ 「海」の体験と「山」の体験を取り入れた温泉宿についてー静岡市「三
    保園ホテル」と「湯山荘」の取り組みー  ・・‥ 新田 時也(東海大学)
  
 〇 自由論題:座長・・・浜田 眞之(国際温泉研究院)     10:50~11:30 
  ♨ 日本と中国の温泉地開発の比較研究  ・・・ 陳 昌(フェリス女子学院)
  ♨ トルコ・アイデル(ayder)における温泉を核とした保養施設の現状について
                                  ・・・ 長谷 戴子
  ♨ 群馬県尾瀬高校とのパートナーシップ・プロジェクトー群馬県内の温泉と
    河川の水質検査ー・・・長島秀行(東京理科大学)・後藤淳(太田女子高校)

 〇 交流会・・・「温泉・温泉地」に関する会員・観光業者・住民との交流会
                              13:00~15:00
  ♨ 筆者は青森県を代表して、
       ① 津軽温泉検定の取組概要
       ② 青森県浅虫温泉郷の現況
       ③ 青森県黒石温泉郷の現況
                   について書類を呈示し意見交換をした。 
 
 又、前日には那須温泉郷の視察会で伝説の共同浴場『鹿の湯』改修工事現場視察、
 大丸(おおまる)温泉白樺の湯混浴体験、会員懇親会など実りある学会となった。
 日本温泉地域学会の那須湯本温泉大会は良き研究、良き仲間、良き温泉であった。

 参照日本温泉地域学会 大会記録集
    ② 大丸温泉 白樺の湯(混浴露天風呂)

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長沼温泉(長沼町)

2009年11月29日 |  ♨温泉地風光景観

 パークゴルフ場に隣接の温泉施設。宿泊施設、レジャー施設と相まって豊かな北海道を実感。

 湧出量が毎分1900リットル。およそホテル十軒分の湯量だ。泉質は強食塩泉で、52度。薄緑
 色の湯が惜しみもなくあふれる大浴場は、肌にシットリとまとわりつく温泉。三十人以上は
 優に入れる大浴場をはじめ、中浴槽、ジェットバス、バイブラバス、サウナ…そして露天風呂。
 ここも又街中名湯の条件を備える。

     【Data】食塩泉 51℃ PH7.8 1150ℓ(毎分動力)微淡黄色 源泉:長沼温泉

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美泉定山像(定山渓温泉:北海道)

2009年11月27日 |  ♨温泉力情報発信

映像:源泉公園に鎮座する定山温泉の開祖、僧侶:美泉定山像

定山渓温泉は豊平川渓谷部に自然湧出の温泉郷。主な泉質は食塩泉、酸性
硫化物泉の二種類。川底に湧出する源泉に湯小屋を立て癒しと安らぎを
求めたのが修行僧定山だった。その後変遷を得て今日の定山渓温泉となる。

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湯の花(定山渓温泉)

2009年11月26日 |  ♨ 北海道 推奨湯.

映像:シッカリした湯勢を味わう事ができた浴室・湯情は北の道後温泉だ。
   ここ定山渓温泉は札幌の奥座敷として発展してきた温泉地である。

日も暮れ、今日の仕舞湯を探したがなかなか見つからない。そんな中、日帰り)
温泉専門の施設を見つけた。丁度レストランもある。浴室は渋い石造り、道後
温泉を思い起こす。後で聞いたら、施設の経営者は道後温泉を意識したそうだ。

【Data】食塩泉(ナトリウム871㎎ー塩化物1534㎎)81.9℃ PH6.7 源泉定山渓温泉(湯の花)

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足のふれあい 太郎の湯 (定山渓温泉)

2009年11月25日 |   ♨ どさんこ 湯処.

 映像:定山渓温泉:足のふれあい「太郎の湯」を楽しむ札幌の女(ひと)

 夕刻高速道で札幌に舞い戻る。北海道を代表する温泉郷の一つ定山渓温泉は雨に濡れていた。
 そぼ降る雨に打たれ温泉街を歩くと足湯『太郎の湯」に札幌美人が一人足湯を楽しんでいた。
 ご一緒していいですか?と声を掛けると、手招きしてくれた。一時、足湯の混浴を楽しんだ。

 【Data】食塩泉 65℃ PH6.6 76.5ℓ毎分(自然湧出) 源泉:ホテル山水。

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トマム山(北海道占冠村)

2009年11月24日 | 🗻日本百名山(私的)

幸福ICから帯広広尾自動車道高速に入り、終点トマムICで高速を降り、一般道
を走ると右手に巨大な建造物が。壁面から建築途上で中断した廃墟かなと思い
近づくとナント、巨大なホテル群。トマム山麓にいきなり出現した高層ビルだ。

記録:2等三角点「苫務(地形図にはカナで記載)」、標高1,239m、日高山脈

観察:トマム山は雲海で有名。頂上には星野リゾートの雲海テラスがあり、雲海
   を楽しむ事が出来る。一方眺望する筆者にとってはご覧の通り雲だらけだ

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恋人の聖地(北海道十勝平野)

2009年11月23日 |  🚙道央・道北紀行.

 映像:恋人の聖地に認定のプレート

 桂由美デザインの「恋人の聖地」プレートが眩しい。NPO法人地域活性化センター
 が認定する『恋人の聖地』は申請、審査、認定という手順でプレートが交付される、
 初期費用が23万円、維持費用が15万円かかる。果たしてこの費用が高いか安いかは
 申請者自信が判断するところだが、旅人にとってはメモリアルな場所となるだろう。

 しかしながら、本当にメモリアルな場所には、プレートなどが必要であるだろうか?
 恋する二人にとってはこの幸福駅の佇まいだけで十分満足、幸せなのではないのか。

 参照幸福の駅(帯広市)

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幸せの記憶(幸福駅)

2009年11月22日 |  🚐交通乗物探訪

幸福駅停車場は当時をソックリ再現。ディーゼル列車が大事に保存されていた。
まるで、今にも走りだしそうだ。日本全国、この様な懐かしい光景があった筈、
しかし今では数える程しか残されていない。昭和の時代の幸せの記憶となった。

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幸福駅(北海道帯広市)

2009年11月21日 |   🚉駅港空港紀行

 映像:質素な木造駅舎が保存。壁に定期券や名刺などが記念に貼付。

 愛国駅から幸福駅へやってきた。鉄路は繋がっていないが、多く
 の観光客はこの二つの縁起のいい駅名に誘われる。筆者も、何十
 年振りかの再訪を果たした。幸福駅の佇まいは往時のままだった

 幸福駅:札内川のアイヌ語「サツナイ(乾いた川)」と井県の
     入植者によって拓かれた村に因んで幸福と改められた。

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那須岳(栃木県那須温泉)

2009年11月20日 | 🗻日本百名山(私的)

 那須塩原の温泉地を巡る時、常に頭上にあるのが那須岳。那須五岳ともいう。
 映像では五岳全部が雲に隠れて見えないが御覧の山は那須連山の中の鬼面山
 この連山の中腹に大丸温泉、北温泉など筆者の大好きな名湯が点在している。

 日本百名山:深田久弥の名著一文より№.24
    『・・・那須七湯(湯本、北、弁天、大丸、三斗小屋、高雄、板室。現在
     はこのほかに、旭、八幡、飯盛、新那須の四つを加えて十一湯となっ
     ている)はこの火山脈のおかげである。・・・那須岳の大きな特典である

 温泉那須岳山麓で筆者が最もお気に入りの『北温泉
 記録:鬼面山標高1,616m、最高峰が三本槍岳1,917m、那須連山、成層火山

 

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愛の国から幸福へ(愛国駅)

2009年11月20日 | 💖 感動 ‼ 北海道..

映像:愛国駅から幸福への切符記念碑(2009.8.28)

愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで全国的な人気を博した。1978年
7月、「愛国→幸福」の乗車券発売枚数が10,000,000枚を突破。釧路鉄道管理
局が駅前に記念碑を設置。 全国から多くの観光客がこの切符を目当てに訪問。

現況:平日のせいか見学者は筆者のみだった。管理人のおじいさんが「公園
   として綺麗になったが観光客がメッキリ少なく寂しくなった」と述懐す。

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愛の蒸気機関車(愛国駅)

2009年11月19日 |  🚐交通乗物探訪

映像:旧広尾線(帯広~広尾)愛国駅に展示されている9600型蒸気機関車。

愛国駅近辺にその昔愛国青年団という開拓団が展開していた事から愛国という名が
ついたとか。時代は蒸気機関車全盛期を迎え鉄路がこの地方にも伸びた。文字通り、
希望と愛を乗せて蒸気機関車は走った。三十年も前この地を訪れた感慨が今に甦る。

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葡萄畑(池田町)

2009年11月18日 |  🚙道南・道東紀行.

音更町の隣町の池田町。十勝ワインで著名。産業が乏しい池田町が財政破綻状態となり、
町内に自生している山ブドウをヒントに町営でワインの醸造に乗り出したことが、十勝
ワインの始まりだという。池田町のワイン城などは後の夕張メロン城などの手本になる。

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温湯温泉講話(温泉地活性化研究会:温湯温泉)

2009年11月17日 |  ✒.講話・発表・主催

映像:泉研隊長の講演を熱心に聴く、温湯温泉地域の町会役員達。(温湯集会場:2009.11.16 19:00~)

青森県を代表する共同浴場:鶴の湯を抱える黒石市温湯町会の招きで講演会を開催した。温湯温泉「鶴の湯」は現在の施設になって8年だという。その後近郊には新しい民間の温泉施設が出現し、入浴者も減って来たそうだ。衰退する温湯温泉をなんとかしようと『温湯のまちづくり懇談会』が開催されたのだ

所感:温湯温泉共同浴場周辺は今も温泉客舎が残る温泉文化史の見地からも貴重なものだ。筆者もこの湯の里景観を守りたい気持ちがあり、熱心な聴衆に感動した。19:00~21:00まで、これからの温湯温泉のあり方について懇談、帰宅したのは22:00頃だった。温湯地区の皆さん、これからも一緒に温湯地区の発展に頑張りましょう。

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