吾妻橋のたもとに東京の基礎を作ったとされる勝安芳(海舟)の銅像がある。
この場所は東京の新名所ともなっている吾妻橋界隈。建設は有志・一般の
寄付による。勝海舟と言えば、戊辰戦争時の江戸城無血開城の功績がある。
参照#勝海舟銅像がある墨田区うるおい広場方面「ツリースポット」
とかく浅草寺に隠れがちだが、浅草の三社祭の神輿担ぎで
威勢のいい江戸っ子振りは良く目にしている筈。浅草寺と
境内を同じにしている。今神社ガールに人気なのが御朱印。
社格:郷社 祭神:土師真中知命、檜前浜成命、檜前武成命
催事:浅草神社例大祭(浅草三社祭5月17日)
解説:ここも神仏混淆の時代がありお寺と神社が同居する
映像:秘湯を守る会「まるほん旅館」の大浴場の二つの湯船(手前と奥)
沢渡温泉を代表する温泉宿。同じひらがなの「まるほん旅館」は
日本国にもう一軒存在する。下北半島下風呂温泉郷にある。女将
が言うには、よくネット検索で間違って問い合わせが有るという。
【Data】石膏泉 55℃ pH8.5 源泉:県有泉(沢渡温泉)
参考:本物の名湯ベスト100‐ 83 沢渡温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
解説:下風呂温泉郷の女将は筆者馴染である。沢渡温泉の女将と
今回初めて面談した。同じ『まるほん』名称なので、今後は
仲良く、双方交流するようお願いし、女将は笑顔で了承した。
乗物でこれだけエコでシンプルなものは無い。
観光地ではこの乗り物が人気だ。頭に浮かぶ
のは京都だが、ここ鎌倉も街歩きには快適だ。
記録:1870年に東京都が人力車の製造・販売
・運転免許証を許可・発行をしている。
映像:沢渡温泉共同浴場の浴室。立派な石造りに感動。
尻焼温泉から沢渡温泉に移動。12軒の旅館が営業する。
坂の中腹に共同浴場がある。依然訪問の時とは様相が
異なる。リニュアルしたが浴室は依然と変わらぬ風情。
【Data】含食塩ー石膏泉 55℃ PH8.3 源泉:県有泉
≪メモワール:東京23区 ニコライ堂2013.06.28 ≫
映像:コンドル設計のドーム型の屋根のロシア正教教会
お茶の水駅を降りて先ず、足が向くのが駿河台・神田方面。
下り坂なのと、明大など学生街の人の流れがそうなるのに
合わせがちどうしてもニコライ堂に向かないが今日は違う。
解説:聖ニコライが建設したことからニコライ堂の愛称で
呼ばれるのだが、正式名称は東京復活大聖堂である。
宗派:日本正教会 指定:国重要文化財(煉瓦造りで最古)
参照:函館ハリスト正教会
長笹川のほとりに作られた湯壺。三方の壁と屋根があるが
川の正面は開放されている。川湯は水着使用だが共同浴場
は水着を禁じているので注意。やや熱めの源泉が注がれる。
【Data】含食塩ー石膏泉 55℃ pH7.9 源泉:営林署源泉
停車場、駅、Station・・・このフレーズが大好きだ。旅をすると必ずこの
場所が始まりのと終わりになる。在京中はなんど上野駅が懐かしく悲し
い駅であったことか。そんななか、御茶ノ水駅はいつも心弾む駅だった。
記録:一日平均乗車人員104,816人(2016年)
路線:中央線、総武線
漸くありついた神田いもやの天婦羅定食。学生時代神田で低料金の定食
で美味しいと感じたものだ。その後移転し、ず~と探して、今日移転先
を見つけて白木のカウンターに座り味う。何十年振りで懐かしく涙涙涙
感慨:学生時代この定食屋でお腹一杯になった記憶。貧乏学生にはオアシス。
参照:東京都神田神保町の移転先後の「いもや」の外観
映像:長笹川の河川露天風呂に浸かる師匠的存在『温泉達人』T・I氏。
尻焼温泉のいわれの河川湯。全国に河川湯はあるが、此処の直下源泉は
なかなか強烈だ。石組湯船を作り損ねると激熱の源泉がお尻を直撃する。
今ではそれぞれに丁度いいように石組みされているのでそこが入り目だ。
【Data】含食塩泉-石膏泉 54.8℃ pH8 源泉:尻焼温泉営林署源泉
参考:本物の名湯ベスト100-81尻焼温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域自然資産No.52川床の自然湧出泉源(日本温泉地域学会編)
映像:一見質素にも見えるが、地物、山菜、手作りの味は極上。
温泉民宿『白根の見える丘』は、夫婦二人で営業している。
水はあるが、手作り豆腐のために4時間もかかって清水を
運ぶ。そんなお宿のこだわりの夕食で食事は盛上がった。
素材:手作りの豆腐、こんにゃく、味噌。アケビの芽。こごみ。わらび。
イワナ塩焼。こんにゃく刺身。タラの芽天ぷら。初卵(初産)…
そして、知人でもある亭主からの、とっておきの地酒の差入など
※今宵は筆者一行5名でお宿は貸切だった。
映像:温泉民宿『白根が見える丘』の露天風呂から望んだ白根山
白根山は他に日光にも存在するので通称は『草津白根山』とも呼ばれる。
草津白根山というように、この山は豊富な硫黄泉を擁する草津温泉発祥
の山と言って良いだろう。旅の目的地草津温泉はもうすぐ先なのである。
日本百名山:深田久弥の山岳名著『日本百名山』に掲載NO.41の一文。
『…小四阿と呼ぶ前山を過ぎると、アゴの出る急坂になった。それ
を登り切ると、傾斜が緩やかになって、広い原が続いていた。そ
れが長かった。ようやくその果てに乳首のような頂上が現れ・・・』
記録:標高2,160m 種類:活火山・Bランク 常時観測火山
現況:2018年1月23日草津白根山の本白根山旧火口が水蒸気爆発。訓練
中の自衛隊員が噴石に襲われ死亡した。山は生きていると実感。
温泉#草津白根山が起因の草津温泉の名湯『草津温泉中沢ヴィレッジ』
映像:人気温泉民宿『白根の見える丘』の内風呂は長笹川を眼下に白根山を頭上に仰ぐ絶景。
今日のお宿は長笹川の丘の上にある民宿。尻焼温泉の源泉を引入れた極上の温泉民宿だった。
【Data】含食塩ー石膏泉 56℃ PH7.90 源泉:尻焼温泉営林署源泉(根広共有泉)
解説:尻焼温泉は河底湧出の温泉として有名、川岸には温泉宿もある。六合村の住民は川上
の丘の上に居住し川へ降りて温泉を利用していた。丘の上に温泉病院が出来てからは
泉病院が汲上げた源泉を集落が利用。民宿『白根が見える丘』は集落唯一の温泉民宿。
もう一つ、探し求めた温泉がある。これもI氏の嘗ての温泉コレクションだ。
現在は道の駅六合(くに)の併設施設、旅館『花まめ』と立寄り温泉である。
併設足湯には硫黄泉独特の湯の花、硫黄臭が漂うなかなか素敵な温泉だった。
【Data】含食塩ー石膏硫化水素泉 51.8℃ pH7.7
源泉:応徳温泉(応徳の湯・昭和の湯の混合泉)
同行した温泉評論家I氏の案内で辿りついたのが花敷温泉だ。嘗ての温泉地の風情がない
のだが名残りとして共同浴場と温泉宿が一軒そしてゆかりの歌人若山牧水の歌碑があった。
源頼朝が発見入浴して「山桜夕日に映える花敷て、谷間に煙る湯にぞ入る山」と詠んだ事
から花敷温泉と呼ばれた鎌倉時代からの名湯とされる。尻焼温泉からおよそ800mの距離。
歌碑:若山牧水(大正11年11月19日)
『一夜寝て わが立居ずる 山蔭の
温泉の村に 雪降りにける』
【DATA】含食塩ー石膏泉 43℃ PH7.9 200ℓ/m 源泉:元の湯(花敷共有泉)