映像:1200年の歴史がある五頭温泉郷出湯温泉華報寺共同浴場は五頭山の麓にある。
(by公式HPより)
阿賀野市山間部の五頭温泉郷は前出の村杉温泉、今板温泉そして、出湯温泉からなる。
お寺の境内の片隅に地域の共同浴場があった。小さな湯船は5人も入れば満杯となる。
38.6℃という適温に、入浴者はなかなかあがらない。混んで来ると順番待ち状態だ。
【Data】単純温泉(アルカリ性)37.7℃ pH8.4 源泉:出湯温泉 漲泉窟
参考:本物の名湯ベスト100‐86出湯温泉(講談社現代新書 石川理夫著)
浴感:筆者の大好きな温度帯(38.5℃前後)でかつアルカリ性は青森県の
#姉戸川温泉を彷彿とさせる。これは、人間にやさしいお勧めの湯!
映像:村杉温泉共同浴場『薬師の湯』の浴殿正面(by公式HPより)
泉研新潟支部長の案内で新潟里山部の名湯を訪ねる。小さな温泉街を形成して
いる杉村温泉に案内される。薬師堂と共同浴場を中心に小さな温泉場を形成す。
【Data】単純放射能泉 26 ℃ pH 8.0 204.7マッヘ/㎏ 483.0L/min(自噴)
源泉:薬師乃湯3号井
参考:本物の名湯ベスト100‐ぬる湯・冷泉名湯村杉温泉(講談社現代 石川理夫著)
感想:ラジウム含有は三朝温泉、益富温泉を凌駕し、三大ラジウム泉といえる。
記録:『薬師の湯』裏手に長方形の足湯があり、ラジウム泉足浴を楽しめれる。
映像:広田温泉もしくは奥の湯とも呼ばれる広田温泉・露天風呂
小さな無人駅に、温泉旅館:湯元館の女将が迎えに来た。
そして、連れて行かれたのは地域に古くから親しまれた
山間部にひっそりと佇む旅館、冷鉱泉:広田温泉だった。
【Data】含食塩ー重曹泉(冷鉱泉)16.6℃ PH9.07 源泉:広田鉱泉
浴感:味わい深い色合いの冷鉱泉….重曹泉特有のぬめり感が身体
全体を包む。古くから薬湯とされじっくり味わいたい名湯。
映像:信越本線の駅、越後広田駅の景観。無人駅。
泉研新潟支部長お勧めの鉱泉を求めて新潟の山間部に来た。
一時間に一本位しか列車が止まらない越後広田駅で降りる。
予定よりも2時間も早かったが女将が気持ち良く迎えにきた。
記録:地上駅2面2線、乗車58人/日、信越本線
作家・林芙美子といえば代表的作品『放浪記』。彼女自身も故郷鹿児島桜島から
全国を文字通り放浪した。そして疲れて立ち寄ったのがここ直江津の地とされる。
放浪記を演じた森光子の国民栄誉賞受賞記念して建立された。森光子は昨年他界。
碑文:『花のいのちは
みじかくて
苦しきことのみ
多かりき』
…か弱い女性が、仕事を得て、生きていくのは至難の業の時代に
自らを美しくはかない花に喩えたこの一文の重みが伝わって来る
今の時代、責任ある仕事をしている可憐な女性に想いを馳せる…
参照 #林芙美子生誕の温泉郷温石碑
加賀百万石の視察を終えた。次の目的は泉研新潟支部長推薦の広田鉱泉。
其処へ行くにはJR西日本北陸線からJR東日本の特急「はくたか」に乗換。
此処直江津駅はJR東日本とJR西日本が交錯する日本海の交通拠点である。
記録:3地上駅3面6線、乗車客3,639人/日(JR東日本+越後えちごトキめき)
映像:敷地内に設置された12本のホーンの内それぞれ2本が繋がっている
このペアはかならずしも隣同士のラッパではなく、思わぬところと繋がる。
音が迷宮に彷徨うかのような風景が立ち現れる。ドイツ語の作品タイトル
の意味は、「音のフィールド」。フローリアン・クラールが、作家活動の
初期から、音が持つ可能性を反映させた作品に興味を抱きつづけた本作品。
映像:フェルナンド・ロメロのまるでジャングル・ジムの様なオブジェ
本多通り側の広場の近くに設置。パイプの構造をステンレス製のメッシュが覆う。
ボリュームを感じさせるような金属製の素材を用いつつもメッシュ仕様、透過性
や軽やかさを持たせ、3つの入り口で人間が内部を登り通り抜けることが出来る。
映像:中庭に設置された疑似空間プールはブエイノスアイレス出身レアンドロ・エルリッヒ作
金沢21世紀美術館に設置されたプール。ライムストーンのデッキが周囲を囲む。
見下ろすと、深く水で満たされているかのようだが。実際は透明のガラスの上に
約10センチの水だけ、ガラスの下は水色の空間となり鑑賞者は底からも見上げる。
映像:カラー・アクティヴィティ・ハウスー現代美術作家・オラファー・エリアソン作
オレンジ・黄色・青の光を見ることになる。ガラスの向こう側の偶然の出会い。
都市空間美術館は気楽に立ち寄れるところに、その存在感がある。
そして館外に様々なオブジェが配置されている。こういう空間が
市民美術館の特徴だ。この立体構造物も観て、体験して、遊べる。
映像:「21美」とも「まるび」とも呼ばれる金沢市立美術館景観
最近、都市ごとにプチ美術館が建設されている。中でも人気なのが
参加型の美術館。そんなに建設費用もかけず、都市空間空き地利用
美術館の中で、人々が気軽に立ち寄れる。そんなコンセプトが人気。
駅、市役所、金沢城、兼六園、美術館が、徒歩15分以内に点在している。
美術館への途中金沢城が見えて来た。古城の石垣は、往時の栄華を写す。
映像:金沢市民から「おみちょ』と親しまれている市場、2階食堂街から撮影
金沢市民の台所近江町市場。金沢駅から歩いて10分位。
日本海の海産物、北陸の名産物が此処に集まってくる。
市場を覗きながら北陸の食を観察するのも面白いだろう。