Memoir:星降る宿 星庵 (湯布院温泉) 2007.09.28
映像:自撮りなのか、仲居さんに取って貰ったかはもう記憶にない。
今から17年前の入湯体験。未だ温泉地域学の知見が無かった。従ってこの宿も
今となってはどうして泊ったかも定かでない。現在は隠れ家的存在で各部屋に
露天風呂が配置された高級な旅荘なのだが、当時はそんなイメージも無い湯宿。
【Data】単純温泉 45℃ ph8.1 源泉:ー
(入湯源泉計上 1,224湯目)
参照#大分県 温泉地 探査紀行
Memoir:みなと温泉 久留米ラーメン 大分県別府市3‐33‐33 2008年5月18日
過去の温泉探査記録をチェックしていたら、本ブログ未公開の温泉探査記録があった
ので紹介する。2008年に別府温泉を探査していた時の頃『ラーメンを食って温泉
に入ろう、温泉裏にあります』の看板に気を取られ利用した施設。らーめん&温泉好
に堪らない。あっついラーメンでかいた汗を大好きな温泉でひと流し。別府温泉天国。
⇧ 温泉の持ち主が経営の久留米ラーメン
【Ⅾata】単純温泉 45℃(湯口) ㏗8.2 源泉:みなと温泉(源泉入浴1,200湯目計上)
解説:当時、ラーメン500円+入浴料100円(入浴のみだと300円)温泉は一見、共同
浴場にも見えるがラーメン屋の御主人の嗜好で600m掘っての個人所有の温泉
参照#食堂併設の温泉で思い出深いのが岩手県巣郷温泉「でめ金食堂の湯」
梅園温泉 男湯 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.06.04】
映像:2016年熊本地震で壊れた共同浴場が2018年に再建された
本日六湯目 別府八湯温泉道14番
14年振りの入湯。老朽化(熊本地震被災)した梅園温泉は二年後クラウドファンデ
ィングで見事7百万円も集まり再建された。それを確かめたい気持ちもあり立ち寄
った。外観は変わったが、湯殿は当時のままだった。梅園(さかば)通りの夢が続く。
【 Data】単純温泉 46.3℃ ph7.4 源泉:梅園温泉
(2008年の記事)
深夜、お客のもてなしが終わり、店を閉め向かうのが路地裏ジモセン。そう、ホス
テス達も深夜に通う温泉が梅園温泉。別府ならではの路地裏名湯。深夜12時まで営
業している。身も心も疲れたホステスは温泉に浸かり、12時にはシンデレラに変身。
小唄:この温泉を小唄にしたのが梅園小路音頭
♪ここは名高き梅園の
道の狭さは日本一
カラオケ聞こえるジモセンで
別府名湯ここにあり♪
♪お湯の泉質比類なく
昔は砂湯ありました
管理運営自治会で
スナックママさんはいるため
夜は0時まであいてます♪
記録:梅園温泉は2018年熊本大地震で被災取り壊しとなったが、地元の愛好家の手
で再建され2018年営業を再開した。依然、スナックママ用に女風呂が大きい。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
映像⇧外見は新しくなったが、湯船殿の寂れた風情が変わらず堪らない。
この日は朝湯三湯から始まり五湯目。別府八湯温泉道 3番/218
裏通りの海門寺公園に小奇麗になった共同浴場がある。14年振りの入湯。
この間、別府温泉の利用の仕方が激変した。オンパクや別府温泉道など
外部からの入浴者が増えた分、古参の利用者達の苛立ちも多いと感じた。
【Data】単純温泉 54.7℃ PH7.0 源泉:別府市営海門寺温泉
現象:この日は最初誰も居なく、広々と利用していたら、常連客らしい
中年男性が入り、散乱していた桶を激しい音で片付け始めた。明
らかに外部の入浴者への威嚇と感じて、早々に退散したのだった。
感想:今別府市では様々なツールで別府温泉の活性化に努めて、共同浴
場も重要なツール。観光客が増える事により別府市の税収も上が
り、単独で維持困難な共同浴場の助けになるのだが。このことを
市民は理解してるのだろうか?。湯処別府の正念場と感じた次第。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
南的ヶ浜温泉 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.06.04】
本日四湯目 別府八湯温泉道 181 番/218
朝風呂三湯を終えて、温泉探査チーム合流まで三時間もある。そこで北浜
界隈を温泉探査することにした。別府駅からおよそ七分、北浜から五分の
南的ヶ浜温泉。昨日の夕刻に確認し、入れなかった地元の共同浴場に入浴。
⇧ 前日、夕刻の南的ヶ浜温泉の玄関様子
【Data】含食塩―重曹泉 62.4℃ pH6.9 源泉:南的ヶ浜温泉
(入湯源泉1,166湯目)
湯感:コンクリートで設えた全くシンプルな浴槽に、重曹泉が満たされて、
地元のご老人達が憩っていた。共同浴場の二階は公民館。癒された。
旧清水旅館 (別府ステーションホテル)【大分県(別府)温泉探査紀行 2022.06.04】
別府駅前にビジネスホテルが三棟ある。筆者が宿泊したのは其のグループ
の一棟なのだが、朝風呂がない💦それで、朝風呂を探したらなんとグルー
プの温泉が無料で提供されていた。ここは気合で、他の二棟の源泉ゲット。
【Data】 単純温泉 37.6℃ pH7.6 源泉:旧清水旅館
(入湯源泉1,164湯目)
湯感:宿泊したホテルより数倍綺麗な湯殿。勿論館内もグレードが高いが、
何か物足りない💦やはり、宿泊先#ホテルはやしの湯が気持ち良い。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
紙屋温泉(共同浴場) 【大分県(別府)温泉 探査紀行2022.06.03】
別府八湯温泉道 11番湯
今回の温泉探査で、初めて入る温泉。別府駅前東口で温泉を探して
ようやく探し当てた。別府はウロウロして温泉に容易に行き当たる。
【Data】含食塩ー重曹泉 54℃ pH7.1 源泉:紙屋温泉
(入湯源泉1,160湯目)
湯感:浴室壁にはお猿で有名な高崎山が描き込まれていた。因みに
女性風呂には別府八湯を見守る鶴見岳が描き込まれていると
いう。勿論、お湯も別府美人の湯を十分楽しむことが出きた。
現状:今、別府市は『別府八湯温泉道』と称し別府八湯の公衆浴場、
共同浴場、ホテル・旅館の源泉を巡る取り組みの中、今日は
嫌な体験をした。地元の常連客が筆者に向って、石鹸で全身
を洗ってから入れと言うのだ。勿論、全身掛け湯は当たり前
にしていたのだが、旅の途中で洗面具迄は持ち合わせがない。
要するに、湯船に入るな!と言っている様なものだ。結果的
湯船には浸からず掛湯だけで終わった。正論とはいえ観光客
には冷たい言動。これでは、別府温泉の活性化にはほど遠い。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
駅前高等温泉 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.6.3】
別府八湯温泉道 7番
映像:大正洋館風のレトロな別府市営『駅前高等温泉』の外観
14年振りの入湯となった。別府市の文化的公衆浴場「駅前高等温泉」
の佇まいは変わることが無かった。懐かしさで一杯の入浴となった。
【Data】単純温泉 50.6℃ pH7.7 源泉:薬師温
湯感:青森から一足飛びで別府温泉の中枢に辿り着いた。先ず駅前
の温泉を目指す。全国に駅前温泉は数あれどここが究極の湯
(14年前の入湯記録)
究極の共同浴場を発見!なんと宿泊もできる。24時間利用できる。
こんな共同浴場は全国でもここだけだ。湯の街別府を楽しみ、時
を忘れたら、ここへ来れば何とかなる。湯行脚の駆け込み寺湯だ。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行
そば饅頭本舗「田代屋」の向かいに薬師湯へ降りる階段がある。階段を降りると
道路崖沿いに茶色いシートが道路から覗かれないように覆っているが川面は一望
出来てやや開放感がある。脱衣コーナーもあるので神田湯よりは使い勝手が良い。
【Data】単純硫黄泉 75℃ PH7.3 源泉:薬師湯(入湯1,014目2018.5.28)
観察:天ヶ瀬温泉には共同浴場が五つある。何れも無人で100円を料金箱に投入。
「駅前温泉」 「薬師湯」 「神田湯」 「益次郎温泉」 「鶴舞の湯」
参照 ♯大分県 温泉地 データ・ベース
映像:玖珠川の川原にあるおよそ7つ(共同5、旅館2)の露天風呂の一つ。
温泉仲間と二回目の訪問の天ヶ瀬温泉共同浴場。以前訪れた寂寥感は無いが
月曜日のせいか、人影は見られない。出湯だけが出迎えてくれる寂しさ・・・。
(過去の記録2008.6.7)
旅館の窓から川原にゴミ捨てを目撃してガッカリして帰りかけた時更に下流
に露天風呂を発見。どうやらまともな露天風呂らしい。地元で神田湯と呼ば
れている。入浴料金 100円 の表示箱の無人。この辺は其処此処に露天風呂が。
【Data】含重曹ー食塩泉 80℃ ph7.5 源泉:神田湯(じんでんゆ)
映像:共同浴場らしく青いペンキと板張りが独特の雰囲気だ。
御前湯で極上の温泉を味わったあと更に温泉街路地裏を探査。
くるくる巡った先に薬師堂の下に共同浴場を発見。温泉場の
楽しみは共同浴場を探し当てる事。間違いなく源泉に遭遇だ。
【Data】食塩泉 98℃ PH8.3 源泉:薬師湯(入湯1,012湯)
浴感:この日は少々風邪気味で肌感覚よりは汗の吹き出しで
少々湯疲れ気味であったのが残念であった。要再挑戦。
参考:本物の名湯ベスト100(石川理夫著:講談社現代新書)-69杖立温泉
( ⇧ 対岸島原半島に雲仙普賢岳を望む露天風呂:by公式HP)
有明海と対岸の雲仙普賢岳の雄大な景色を手中に収める蜜柑山の中腹の温泉施設。
宿泊、温泉、食事、バーベキュー等が楽しめれる複合施設。建屋の奇抜な形は対
岸の絶佳な景観の展望台だ。この施設のメインテーマはやはり、夏目漱石の草枕。
文学:夏目漱石は旧制五高の教授として赴任し、この地方に足を延ばし「草枕」
の素材とした。その「草枕」の一文がこの辺り間から眺めた景色だろう。
『・・・すぐ懸崖と見えて、眼の下に朧夜の海がたちまちに開ける。急に気が
大きくなったような心持である。漁火がここ、かしこに、ちらついて、遥
かの末は空に入って、星に化るつもりだろう』
【Data】単純温泉 45.5℃ PH7.92 源泉:小天温泉(掘削400ⅿ)(入湯1006目)
参照#熊本県草枕温泉「てんすい」の地から観た有明海~島原雲仙の景観
いよいよ福岡県から熊本県の温泉地と県境を越えた。宿泊温泉地は植木温泉だが
先ずご近所さんにご挨拶と宿に着く前のもう一湯が亀の甲温泉。植木温泉周辺に
この様な地元湯が点在して癒しの源泉を提供。勿論、朝取野菜の展示販売もあり。
【Data】重曹泉 39.2℃ PH7.5 源泉:亀の甲温泉(999湯目:2018.5.27)
淡黄色、微鉱物臭、微鉱物味(苦味)
浴感:大好きな安らぎゾーン39℃の源泉が掛け流し、湯船にはライオン湯口が。
地元の人々はつくづく幸せだと実感。毎日癒し湯に入れるのが羨ましい。
筑後平野6湯目。入浴も混み合う時間帯ながら幸いにもゆったり入浴可能だ
独占気味に内湯、露天風呂を楽しむ。「献上の湯」の名の通り、江戸時代に
多くの大名が利用したとか・・・。単純温泉ながら微硫黄臭の綺麗な美肌の湯。
【Data】単純温泉 37.5℃ PH9.3 220ℓ/分 源泉:献上の湯(996湯目)
耳納(みのう)山中腹のみのう温泉から平野部にくだって出逢うのが笹の湯温泉。
社会福祉法人が経営している施設らしく至る所がバリアフリー化されている。レ
ストラン&パン工房等が併設。この露天風呂の佇まいは温泉を楽しむ空間だった。
【Data】含重曹‐食塩泉 55.6℃ PH8.3 200L/min 源泉:笹の湯(995湯目)
浴感:社会福祉法人の運営なのでもしや循環消毒と覚悟していたのだが、入浴感
は全く逆。完全に源泉掛け流し。さすが、温泉州九州らしいお湯の提供だ。