リニューアル再掲:上北温泉観光セミナー(東北町コミュティセンター未来館2階会議室)
映像:立上げ記念講演を受け持つ石川理夫氏(現日本温泉地域学会会長)
今から14年前の活性化活動、これが筆者の温泉探訪の原点の一つ。
十和田市・三沢市・東北町・七戸町等の、温泉経営者が参加開催の会議
は今思えば活気的なことであった。上北地方の温泉資源の豊かさを体感。
この時の会議・連携が今の上北地方の温泉施設連携協業に繋がっている。
参照#① 十和田市(十和田奥入瀬)温泉紀行
② 三沢市(大空・基地の街)温泉紀行
③ 七戸町(東八甲田・山麓)温泉紀行
④ 東北町(小川原湖・伝説)温泉紀行
⑤ その他(六戸・野辺地・六ケ所 他)
⑥ 温泉評論家 石川 理夫
(過去の記録:2010.06.22)
本日の『温泉観光セミナー」の意図は、継続的なセミナーの開催をして
温泉関連の知識を高め、23年度には『上北温泉検定』を実施してこの
地域の温泉地リーダーを育成し、温泉観光資源の活性化機運を高める事。
●温泉観光セミナーの開催 ●温泉観光フォーラムの開催
●上北地域温泉ガイドブック作成 ●上北温泉検定
●上北おんせん湯守士の認定
温泉地活性化研究会代表が、アドバイザーに就任、支援・サポートした
🔵上北温泉セミナー:6月22日は第一回セミナーとなり立上げ講演実施。
⇧ ネットワーク立ち上がりの様子、正面中央筆者。
☆ 第一講座:温泉評論家 石川理夫 14:10~13:00
『温泉とは何か、癒しと健康、温泉の素晴らしさについて』
☆ 第二講座:温泉地研究家 谷口清和 13:10~13:50
『北日本の温泉観光&日本温泉地域資産について』
参照# 講演 / 講師 / 研究発表 一覧
速報:学会・研究情報 【十和田市交流プラザ 2016.2.28】
筆者が副理事長を務める 非営利特別法人 ひろだいリサーチ の
2015年度研究報告会が十和田市トワーレ(十和田市交流プラザ)
で開催された。関係者が集い、実りある情報交換の場となった。
≪事前告知内容≫
テーマ:「函館酪農公社」移動販売車に見る買い物過疎地域へ
の社会貢献的役割の研究報告
発表者:竹ケ原 公(弘前大学客員研究員)
東日本大震災後の被災地周辺の牛乳流通について
:井上 隆(青森大学経営学部教授)
㈱函館酪農公社・移動販売車の社会的役割と機能
:佐々木 純一郎(弘前大学大学院教授)
牛乳流通の社会貢献的役割とブランド価値について
:(有)身土不二~無農薬栽培、有精卵生産~
東北牧場「安心野菜」への取り組み
司会進行:谷口 清和(NPOひろだいリサーチ副理事長)
≪その他≫
関係機関:弘前大学、北里大学、青森大学、十和田市、東北牧場、
ひろだいリサーチ、温泉地活性化研究会
報道機関:東奥日報、デーリー東北、南部新報
≪速報≫ NPO法人ひろだいリサーチ受託事業
今回は、筆者が参加しているNPO法人の活動を紹介する
12月11日十和田市市民交流プラザ:トワーレで開催された
町内会お悩み意見交換会に参加、ファシリテータを務めた
記録:
日時:2015.12.11 14:00~16:00
場所:十和田市市民交流プラザ:トワーレ
参加:十和田市町内会各会長他 約80名
目的:話し合いは楽しいと感じること(ご近所の困り事)
課題:ワースト①ごみ出し②町会担い手③クレーマー(不参加)
支援:青森県、十和田市、NPO法人ひろだいリサーチ、
スマイルラボ(現地ボランティア団体:アシスタント)
手法:ブレーン・ストーミング法(BS法)
速報:浅虫温泉で開催された泉研セミナー(フリーディスカッション)の様子
温泉地活性化研究会が主催する『泉研セミナー』が開催された。
温泉地活性化研究会は結成10年を経過した。これまでの活動を
総括する意味で、『入浴と健康セミナー』を浅虫温泉で開催した。
次 第:司 会 温泉地活性化研究会 幹事
挨 拶 温泉地活性化研究会 代表
第一部 基調講演『安全安心の入浴について』 13:00~13:45
講 師:渡部一郎(温泉療法医:青森県立保健大学教授)
第二部 フリーディスカッション 13:50~15:00
進 行:石川理夫(温泉評論家、日本温泉地域学会会長)
ゲスト:渡部一郎(前掲)
ゲスト:長谷雅恵(まるほん旅館女将、下風呂温泉女将の会会長)
記 録:
・日 時…2014年11月22日(土曜日) 午後一時~三時
・場 所…道の駅浅虫温泉『ゆ~さ浅虫』 4階大会議室
・機 器…パソコン2(持参)、プロジェクター、マイク2、スクリーン(会場備付)
・受 付 泉研 事務局長
・撮 影 泉研 代 表
・設 営 泉研 メンバー他
・参加者…35名
NPO法人健康保養ネットワークあおもり、青森県公衆浴場業生活衛生同業組合長
浅虫温泉旅館組合組合長、〃女将の会、(一社法人)浅虫温泉観光協会事務局長
浅虫町会町民、道の駅ゆ~さ浅虫職員、青森市民、弘前市民、五所川原市民 他
(速報 2014.10.25 15:00 ~16:00 出前講座 )
映像:画面中央は講師紹介をする『蟹田商店街をみんなで盛り上げる会』木戸代表。
2014.10.2515:00から外ヶ浜町蟹田公民館で第二回街中サロンが開催された。
今回は、第一部:正しい温泉入浴法と温泉観光、第二部:大正琴演奏会である。
主催は『蟹田商店街をみんなで盛り上げる会』。参加者は35名。熱心な聴講だ。
主宰: 蟹田商店街をみんなで盛り上げる会
演目: 正しい温泉入浴法と温泉観光
講師: 温泉地活性化研究会 代表
映像:左コーディネータ―石川副会長、中央パネラー山村会長、右谷口監事
背後に古牧温泉が誇る庭園を望む大庭園会議室で開催された。
温泉地活性化研究会がコーディネトした青森県では本格的な「温泉フォーラム」
日本の温泉地域学を束ねる日本温泉地域学会、日本で最もピュアな温泉評論家、
ユニークな活動をする温泉地活性化研究会、温泉地再生を図る古牧温泉青森屋
この組織を代表するパネラー、コーディネーターが、2時間中身の濃いトーク。
参考:この公的なフォーラムには日本温泉地域学会の山村会長、石川副会長
地元からは同じく日本温泉地域学会の谷口監事、星野リゾート古牧温
泉青森屋佐藤支配人がコーディネーター、パネリストとして参加した。
20100.2.28 10時半~青森市浅虫温泉道の駅ゆ~さ浅虫4階大会議室にて
温泉地活性化研究会&青東地域県民局の共催浅虫温泉地域活性化セミナー
が開催された。あおもり温泉検定の選考結果の『おんせん湯守士』の認定
する講座・手続に基調講演受講者も含め約40名が参加した。東北町、大鰐
町等青森市外からも参加、熱心に聴講し、筆者作成認定試験に取り組んだ。
認定試験の結果、『おんせん湯守士』21名誕生。今後更なる自己研鑽に
励み、温泉知識、温泉観光、温泉経営などの知見を深める決意を表明した。
☆ 2010.2.28 浅虫温泉地域活性化セミナー ☆
一部:基調講演『安心・安全の入浴方法』 内科医・温泉療法医 津川信彦
二部:あおもり『おんせん湯守士』認定講座 温泉地活性化研究会 代 表
三部:あおもり『おんせん湯守士』認定手続 温泉地活性化研究会 事務局長
映像:泉研隊長の講演を熱心に聴く、温湯温泉地域の町会役員達。(温湯集会場:2009.11.16 19:00~)
青森県を代表する共同浴場:鶴の湯を抱える黒石市温湯町会の招きで講演会を開催した。温湯温泉「鶴の湯」は現在の施設になって8年だという。その後近郊には新しい民間の温泉施設が出現し、入浴者も減って来たそうだ。衰退する温湯温泉をなんとかしようと『温湯のまちづくり懇談会』が開催されたのだ
所感:温湯温泉共同浴場周辺は今も温泉客舎が残る温泉文化史の見地からも貴重なものだ。筆者もこの湯の里景観を守りたい気持ちがあり、熱心な聴衆に感動した。19:00~21:00まで、これからの温湯温泉のあり方について懇談、帰宅したのは22:00頃だった。温湯地区の皆さん、これからも一緒に温湯地区の発展に頑張りましょう。
映像:温泉講座で熱心に聴講する人々、左上の講師は温泉療法医の津川先生。
2009.8.22に大鰐・南津軽温泉郷温泉講座IN鰐comeが温泉地活性化研究会&
黒石温泉郷活性化協議会によって開催された。当日は参加者およそ30名。行政
、事業者、愛好家、学識者、地域活動家など参加者も多彩であった。温泉学、
健康学、湯治学、温泉料理の4つの講座と最後、主催者代表から『あおもり温
泉湯守士』の認定講座開設の宣言がなされた。
映像:津軽伝承工芸館(落合温泉)の戸口即席ステージで講演する泉研T隊員(画面右)
4月26日は思い出深い一日となった。黄金週間の初日、私たち温泉地活性化研究会メンバーは黒石落合温泉:津軽伝承工芸館に終結。なんと、みぞれ混じりの天候となり、寒い日であった。昨年の同時期は酸ケ湯温泉の出前講座、今年は黒石落合温泉の出張講座。設定は黒石温泉郷カタクリ祭協賛「黒石・南津軽温泉座談会」。
生憎の雪の天候でカタクリ祭は勿論、本講座も中止かな?という思いで臨んだ。場所は、館内のりんご村、即席のステージに持参のスクリーン、プロジェクターを設置、もう手慣れたものだ、いつでも、どこでも出前講座は出来るのが泉研の心情。先ずは、弘前城桜満開の映像スライドショーで客待ち様子伺い。地元の先立ち津軽伝承工芸館館長が観客を引率、飛び込み客を含めて総勢15名での座談会となった。
内容:黒石・南津軽温泉座談会 IN 津軽伝承工芸館
①「温泉&癒し&健康」講演=T隊員(看護師)
②「日本温泉地域資産」講演=隊 長(温泉テラピスト)
考察: 春の嵐にも関わらず、観客が来て、熱心に聞いてくれた事、何よりもどんな場所、どんな状況でも講演する隊長、隊員のたくましさ、今日はそれに尽きる。寒かった!勿論、講演後は向かいの「花禅の庄」で温泉を楽しむ。この天候で飛行機が欠航となりお客様が来れないと心配顔のホテル女将に同情。ガンバレ落合温泉。
映像:黒石・南津軽温泉フォーラム第二部、「語るべ」塾に参加した方々
筆者が共催黒石・南津軽温泉フォーラム第二部『語るべ』塾、塾長は著名温泉に
30年以上関わって来た方で独特の温泉経営で今日の著名温泉を築き上げた。弘前
市から自転車で来たと言う精神科医、平川市玄米食推進者、大鰐元気隊メンバー、
温湯温泉の世話人、ニセコでボードを楽しんでいたという黒石市のボーダー・・・。
塾長:福士収蔵(青荷温泉 支配人) コメンティーター:谷口清和(温泉地活性化研究会 代表)
20名程度の輪は語る程に和になっていった。次回はこの方々に加え、来れなか
った方に呼びかけて温泉塾(談義・講義)を開催する予定。
映像:黒石市津軽伝承工芸館で開催された黒石温泉郷フォーラムで講演する筆者
7月21日は北日本も梅雨明けで南津軽は夏日だった。黒石での温泉フォーラムは
初めて、碇ヶ関温泉郷、平賀温泉郷、黒石温泉郷…南津軽の温泉ベルト地帯ど真中、
落合温泉で意義深い温泉フォーラムを開催。講師により『北日本の温泉地域資産』
の紹介・解説が行われた。日本温泉地域学会が認定した125の温泉地域資産の内、
北海道・青森・秋田・岩手を紹介した。今後は全国の温泉地域資産を紹介する予定。
第一部:「北日本の温泉地域資産について」谷口清和(日本温泉地域学会監事)
「新温泉医学について」・津川信彦(健康スポーツ医、温泉療法医)
第二部:「温泉語り部塾」・・・・・・・塾長:福士収蔵(青荷温泉支配人)
参 照# 黒石温泉郷 温湯温泉語り部塾光景
報 道:地元「東奥日報」事前掲載(7月20日)、地元「陸奥新報」事後掲載(7月22日)
映像:参集した下風呂温泉の方々に資料を提示し講演する泉研代表
7月6日は大変な日となった。下風呂温泉郷の温泉関係者を集めて、共同浴場が如何に温泉郷を支えているかを認識してもらいたい為に開催した『下北温泉セミナー IN 下風呂』は、大間崎のヘリコプター墜落という大事件の最中、行われた。講演中、そのことは全く気がつかなかったが、取材に来ていた、新聞記者が二人急に居なくなったのが不自然だったぐらい、帰り道ラジオのニュースで驚いたのだった。
セミナー:
①日本温泉地域学会別府大会で、『下風呂温泉郷の現行共同浴場の廃止問題を温泉文化の保護の観点から、現行の共同浴場を建替え保存を願い、日本温泉地域学会として今後注目し、存続を全国に呼びかけたい』との山村会長の議長宣言がなされた事を報告
②直近の上の湯(恐山)・下風呂温泉の取材映像を提示しながら日本の温泉地として、共同浴場を中心とした下風呂温泉郷の魅力の再認識を参加者に促した。又、青森県内の先行事例、大鰐温泉郷の新温泉館『鰐.COM』の最新取材内容を報告。
③前段の講演を受けて、参加者の皆さんにより、共同浴場の建設に絡む意見交換をした。
所感:意見交換の場で、意図的にセミナーに圧力をかけようと参加した人達が居るのに気づいた。新温泉館建設推進派の人達だった。無意味にこれまでの経緯を延々と述べ、しかも、講演内容が建設反対を述べているという抗議だった。
泉研代表はこの方々にこう呼びかけた
①共同浴場を浜に移転し、新温泉館を建設する事を決めるのは地元の皆さんです。
②その中で、意見を聞いて貰えない、決定の過程が不明瞭だと訴えている旅館経営者に十分に説明責任があります。
③駐車場が無くて不便というのでしたら5キロ先に同じような温泉館『桑畑ゆんゆん』があり、駐車場もサウナも完備するこの施設の経営内容を明確にするべき。
③下風呂温泉郷は一部の人のものではなく、実は日本全国の温泉ファンによって成り立っている。皆さんの身内でも温泉旅館・ホテルでの就労・漁獲の納入など経済的に依存している方はたくさんいる筈、観光客の皆さんにきちんと説明責任がありますよ。
⑤推進派の方々は絶対赤字にならない、専門家もそう述べているという、そんなに自信があるのであれば、もし赤字経営になった場合、その責任を明確にするべきです。
⑥お客様有っての下風呂温泉、風間浦村です。そのお客様のことを皆さんでもう一度、ゆっくり考えてください。お客様は正直です、魅力を感じなければ不便な場所にわざわざきませんよ。
下風呂温泉:共同浴場大湯、新湯を中心に温泉街が形成され、それぞれの源泉に魅力を感じ、全国から湯治、観光客が訪れる。湯量は少なく、それぞれの施設はお互い貴重な源泉を分け合って成り立っている。こんな素朴な温泉郷で循環・加温・薬剤投入の施設に都会の方々は魅力を感じるだろうか?ましてそれが故に各施設への配湯が困難になったとしたら…。こんな大事なことを一部の声の大きい人達で決めてはならない。
映像:日本温泉地域資産の講演をする酸ヶ湯温泉ハッピを着た泉研代表(2008.4.29)
平成20年度事業がスタートした。本年度の温泉地活性化研究会の事業テーマは『人材育成』。温泉地・温泉人の意識醸成事業(温泉フォーラムなど)からのステップアップである。温泉地の指導者、もしくは温泉プロ育成支援の事業で、本事業はむつ小川原地域・産業振興プロジェクト支援も得ている。
千人風呂から上がったお客様で賑わう酸ヶ湯温泉正面フロアはミニ講演会場になった。このようなライブ講演は始めてである。背後の混浴千人風呂には次から次と入浴客が吸い込まれ、湯上りの人々に囲まれながらの講演&入浴指導であった。
酸ヶ湯温泉の『混浴マナーアップ作戦』の協賛・支援という形であり、同温泉の全面的な協力のもとに実施。事業的には従業員の『温泉プロ』養成という意味合いを持ち、『酸ヶ湯温泉混浴入浴マナーアップ作戦』の企画・実施などのコーディネート、実地指導を行った。事業は4月26日から5月5日のゴールデンウィーク中実施される。
評価・指導:入浴マナーアップに向けての、方策、広報、入浴指導、健康指導など『酸ヶ湯温泉』の温泉プロ意識の醸成が観察・確認できた。次へのステップは今回の事業を受けて、実際の入浴客への浸透、安心・安全・快適の入浴効果を『温泉入浴指導員』が審査マニアルに従い実施、必要な改善策を提言し、次年度の当温泉地の自立した活動へとつなげる。
映像:隊長がパワーポイントで共同浴場の素晴らしさを訴えた一画面(2007.3.24)
泉研代表が共同浴場(新湯・大湯)』の廃止、『温泉館』建設、で揺れる下風呂温泉郷で基調講演『下風呂温泉の魅力について』を行った。下風呂温泉の宝とは何か、後世に引継ぐべく資産とは、共同浴場の価値とは、日本の温泉地でいま何が起きているか・・・。
およそ30名の下風呂温泉の旅館、観光関係者に切々と語りかけた。・・・呼びかけながら、誰もが疑問を持つ、『温泉館』建設に走った幹部達に何故?という、憤りで言葉が詰まった。温泉街も、村民も、漁師も皆、2つの共同浴場で温泉の恵みを享受してきた筈なのに。
今日は、皆が思っている基本的な事柄を確認して頂き、その結果として良識のある判断への再考を促した。下風呂温泉の共同浴場廃止問題はこれからが、大切なプロセスとなる。