お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

ニセコちせの湯(ニセコ湯元温泉郷)

2006年06月29日 |  ♨ 北海道 推奨湯.

                   映像は公式サイトより転用(設備撮影禁により)

  名山名湯を辿りとうとう夜になってしまった。此処はニセコアンヌプリ(標1308.2m)
  日本三百名山のひとつで北海道では羊蹄山の次に好きな山。ニセコ連山の最高峰である。
  西側にはイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリの山々、北側にはワイスホルンがある。
  初夏のトレッキングは格別!ゴールデンウィークは未だスキー・スノーシューが出来る
  愛車は貪欲に温泉の香りを察知、夜7時アポ無しの宿泊。勿論飯ナシ、ビールと余った
  おかずのサービス!山男の宿。皆喜んで珍客を歓迎した。酔いが回り露天風呂で乾杯

  【Data】単純硫黄泉(硫化水素型) 56.8℃ PH3.9  源泉雪秩父(硫黄泉)

  参考:本施設は現在、月美の宿 紅葉音として営業している。

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水無海浜温泉(北海道恵山岬)

2006年06月26日 |  ♨ 北海道 推奨湯.

北海道は秘湯、珍湯の宝庫。今日は「幻の温泉」を紹介。渡島半島東南端の恵山岬。
ここに湧くのが「水無海浜温泉」。なぜ幻かというと満潮時には入れない。干潮時で
は熱すぎて丁度温度が良いのは限られた時期、時間帯なのである。夏なら多少冷たく
ても海水浴のノリで入浴可。筆者は満潮時に入浴、温泉の湧出し口にしがみつき入る。 

【Data】含芒硝ー食塩泉 45℃ PH7.1 源泉:水無海浜温泉

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蔦温泉 久安の湯(八甲田山中)

2006年06月25日 | 💛青い森 名湯巡里.

映像:蔦温泉の久安の湯。昔湯治混浴湯であったが今は時間制で男女交代制

大町桂月
は酒と温泉をこよなく愛しついにこの宿の住人となってしまった。
浴槽直下から沸々湧く温泉は天下の名湯である。吉田拓郎の名曲「旅の宿
の詩は、作詞家:岡本おさみがこの宿の格別情景月夜を詩に現わしたもの。

【Data】含芒硝ー重曹泉 46.9度 pH7.3 源泉:旧源泉(足元湧出)
参考本物の名湯ベスト10059 蔦温泉(講談社現代新書:石川理夫)
学術:日本温泉地域文化資産NO.11伝統的旅館建築と泉源浴舎(日本温泉地域学会編)

記録:桂月の名は高知県出身の彼が名勝桂浜の月をそのまま名前とした。

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大町桂月歌碑(極楽へ・・・ 蔦温泉)

2006年06月25日 |   ✑歌碑句碑 紀行

八甲田山は南に奥入瀬・十和田湖を擁している。どちらが玄関か奥座敷かは読者が
判すべきであるが、むつ湾から八甲田を抜けるルートだと奥座敷ともいえる。大町
桂月は高知出身の文士であったがこの地、特に「蔦温泉」を愛しこの地で終焉した。

碑文:大町桂月の辞世の歌ともいえる。蔦温泉を愛した桂月らしい短歌である。

   極楽へ  こゆる峠の  ひとやすみ  蔦のいで湯に  身をばきよめて

十和田湖を世間に紹介したことから「湖水の父」とも慕われた。温泉の前に墓がある。

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武家屋敷(津軽藩旧伊東家住宅)

2006年06月21日 |  🏰城郭史跡探訪

   弘前は城下町である。お城北門の東側の一角(若党町)に今も往時の様子が忍ばれる
   街並みがある。その中の一軒。旧伊東家住宅。代々藩医を務めた伊東家の居宅として、
   建てられた。医者としての居宅だが、中級武士の居宅に良く似た構造・特徴を有する。

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おしどり(弘前城公園)

2006年06月20日 |  🐋動物観察紀行..

孔雀にも劣らぬメイク、衣装を纏った鳥、それはオシドリ、すごいの
はこの鳥、野鳥で空を飛び回ってるということだ。弘前城はまた野鳥
の天国でもある。数えたら、この白神の砦に40種以上が飛来・生息。

啼き声:オスは「ピューイ ピューイ」 メスは「キュッ キュッ」

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サクラソウ(青森県 岩木山神社)

2006年06月19日 |  🌷.樹花.庭園探訪

温泉のあと、岩木山神社に寄る。この神社は小生の生まれた所で、遊び場でもあった。
庭園は昔のままだった。そして流れる小川に懐かしい花を発見。摘んでは投げていた
花。しかし今日良く観てみるとなんと可憐で綺麗なことか!幼き記憶がよみがえる花

分 類:キク類・ツツジ目・サクラソウ(科・属・種)
薬 効:利尿・去痰(根茎:サポニン、生薬名:オウソウコン)
花言葉:初恋、純潔、富貴、少年時代、青春、可憐、神秘な心、うぬぼれ、素朴、勝
    者の寛容、永遠の愛、青春の喜びと悲しみ、貪欲、希望、かわいい、少女の
    愛、若者、自然の美しさを失わない   ピンク:長続きする愛情  白色:初恋
参 照思い出の花「サクラソウ」が咲いていた岩木山神社社務所客殿庭園

💛 ここまで辿り着きお疲れ様です。 この花が筆者
ルーツ花です。

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青い山脈(世界遺産白神山地)

2006年06月18日 |   ✑文学逍遥 紀行

今日は嶽温泉に入ろうと岩木山麓を走る。途中、石坂洋二郎の文学碑がある。この高原
では実際『草を刈る娘」の映画のロケが行われたのだ。 今から40年も前の話である。
吉永さゆりが18才の時だった。この高原からは眼下に世界遺産白神の青い山脈も絶景だ。

碑文:碑には映画「青い山脈」の主題歌が記されている。
     『♬若くあかるい歌声に 雪崩は消える花も咲く 
            青い山脈雪割桜 空のはて今日のわれらの夢を呼ぶ…♬』 
 
物資はいまより少ない時代、この様な青春賛歌を皆歌っていた。さて今の若者の夢は何?
戦後の日本に夢と希望をもたらした青春映画「青い山脈」は青森県出身の作家石坂洋二郎 
の小説「青い山脈」が原作である。この青い山脈こそ、石坂洋二郎が岩木山麓嶽高原から
眺めた白神山地なのである。・・・もう一度、青春の夢を原点に還り、見なければならない。

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オロロン鳥(北海道オロロン街道)

2006年06月18日 |  🐋動物観察紀行..

留萌を過ぎ、羽幌町を北上中、オロロン鳥を発見。カモメ、海鵜に混じり1羽。
この鳥かつて4万羽もいたが今では近くの天売島に19羽を確認するに過ぎ
ない。油汚染、プラスチック汚染などが、オロロン鳥の食糧を奪い天敵を増加
させた。激減の最たる原因は人為的なことと言わざるを得ない。豊かな資源
を我々は自ら失いつつある、深く反省をしなければならない。

啼声:「オロロン~」もしくは「ウルル~ン」
観察:画面左端の一羽がオロロン鳥、あとはカモメ2羽、海鳥12羽

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北の大地

2006年06月15日 |  🚙道央・道北紀行.

 ちょうど昨年の今あたり、北海道の最北端の地を走っていた。北の大地では今でも
 伝統?的な農業が行われている。黙々と大地を耕す農夫はまるでミレーの晩秋・落
 穂拾いの様に印象深い。感動的なのはこれが日本の農業として継続されている事だ。
 北海道は感動がまだたくさん残っている。温泉も素晴らしい!今年も青森のねぶた
 が終わった頃に、ツーリングしようと思う。今年は最東端知床半島!がまっている

 観感:myカメラが切り取った風景は、まるでミレーの絵画の様だ。北の大地風物詩。

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「RAB夢ラジオ」出演:青森放送

2006年06月15日 |  ✑講演・研究・招聘

ヤット依頼原稿が上がった、後は陸奥新報社の来月締め切りのみ!また夜明けの珈琲だ。 
こんな眠れない夜はNHKラジオ深夜便を聞きながらの執筆だ。ラジオといえば、会員諸
君に小生のRAB生放送『夢ラジオ』の出演風景を見せていませんでしたね!このブログ
即公開できるのが便利、公開します。30分の出演だったけど結局2時間ぐらいかかったか?

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わらし地蔵(京都府大原三千院)

2006年06月13日 | 💖 感動 ‼ 西日本..

  ♪京都大原三千院~♪京都駅から大原の里は遠かった。バスで一時間(580円)
  帰りの飛行機を気にしながらの遠出だった。三条河原から鴨川、高野川と進み
  狭い山道を辿り紫蘇畑が終着。三千院まではさらに徒歩5分。境内には杉苔が
  活き活きし、紫陽花の莟に勝っていた。そして、境内のあちこちに石仏がある。

  想い:慈愛に満ちたその顔は大切な人の面影だった。京の優しさが身に沁みる。

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ロータリー倶楽部卓話(ホテル青森)

2006年06月13日 |  ✑講演・研究・招聘

本日、ホテル青森にて泉研代表による講演会、対象は市内のロータリー倶楽部。演題
は「日本温泉地域資産について」会場は錦鶏の間。昼食をはさんで一時間。恐山、蔦
、温湯、酸ヶ湯の温泉文化を解説、併せて北海道の温泉資産と世界遺産を紹介した。

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幸福の鐘(北海道地球岬)

2006年06月12日 | 💖 感動 ‼ 北海道..

 去年の今頃北海道温泉探査だった。登別温泉から室蘭に。室蘭で目の覚める景色
 に出会う。『地球岬』海も空もただただ果てなくて!ただ地球の真ん中にひとり
 立つ。・・・この鐘を鳴らすのは誰!人生、苦しみ、悲しみが襲うその時この岬
 に来
て叫んでご覧。溢れんばかりの希望と喜びの源を胸、一杯に吸込んで帰ろう。

    参照チキュウ岬灯台(室蘭市)

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哲学の画家(哲学の道)

2006年06月11日 | 💖 感動 ‼ 西日本..

映像:橋の上で一心不乱の画家…時間が止まった様。

京都哲学の道を歩いていくと、中ほど、橋の上で
一心不乱に風景細密画を描いている人物に出会う。
風変わりな麦藁帽子をかぶり描く様は哲学者の趣

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