春の桜が満開の湯田川温泉。南東北では筆者がもっとも好きな温泉地。
春の陽気に誘われ湯冷まし気分で竹林を逍遥桜の花を観察したところ
ご覧の蜜蜂ハッチがやって来た。狙いは桜の花びらに蓄えられた花蜜。
参照:湯田川温泉「正面湯」(山形県)
湯田川温泉は筆者の好きな温泉地の一つである。その温泉地の正面湯の真ん前の
神社は「たそがれ清兵衛」のロケ現場。フーテンの寅の山田洋二監督がメガホン
をとった現場。その境内に、まるで賑やかなロケを懐かしむかのように猫が佇む。
温泉地と猫。どうしても温泉地に来ると猫に目が行く。それだけ温泉地に猫が
多いのだろう。ここ鳴子温泉でもそうだ。警戒心もなく下半身をさらし身繕い
する。猫に名前を付けようとすれば、この地が昔玉造という地名なので玉造猫
なんとも奇想天外な映画だ。しかし、温泉を愛する人々には面白くも可笑しくも
温泉がテーマなので最後まで楽しめれる。テルマエとは浴場のこと。古代ローマ
にあって温泉は今の日本同様身近な生活アイテムだった。思えば日本は温泉天国。
解説:この映画を良く見てみてるとワ-プする度に日本の著名温泉地が出現する。
サア、あなたはいくつ発見できるかな。日本の温泉文化の素晴らしさ発見。
記録:原作テルマエ・ロマエ(コミック:ヤマザキマリ)、興行収入59.8億円
後日:2014年4月26日二作目テルマエ・ロマエⅡが封切。TOHOシネマズ鑑賞。
ロケ温泉:河津温泉郷(大滝温泉)、那須温泉郷(北温泉)、伊香保温泉
Ⅱ:草津温泉、法師温泉(長寿館)、宝川温泉(汪泉閣)、上諏訪温泉(
片倉館)、箱根小涌園ユネッサン、大江戸温泉物語(東京都江東区)
≪Mémoire:温泉猫犬・東日本被災地・雄勝町の猫(2012.4.28) ≫
岩手県から南下し宮城県雄勝町に入る。見渡す限り瓦礫原の中
海水が引いた路地(かろうじて)に、一匹の生命体を発見した。
無人の街路にたたずむ子猫。よく生きていたもんだ。涙が出る。
映像:黒石浅石ダム下流の浅石川下流には板留温泉、落合温泉、温湯温泉が続く。
黒石温泉郷板留温泉にやってきた。川に流れる温泉を板で留めて入ったことから
板留温泉とされる、そんな昔を彷彿とされる景観である。画面右に以前共同浴場
があったが、崖中腹で崩落の危険性があると撤去した。共浴場の復活が望まれる。
参照#板留温泉の代表的な温泉旅館:ホテルあずまし屋(旧丹羽旅館)
映像:秋口には遡上鮭の奥入瀬サーモンフィッシング大会主会場となる奥入瀬川簗場。
津軽と南部の地域研究者の発表会終了後、十和田市郊外を流れる
奥入瀬川河岸で、研究者交流会が開催された。積雪はないものの
八甲寒風は厳しく、河岸特設テントには地元手料理が準備された。
泉研隊長が関っている団体の一つ、あおもり県民政策ネットワークの
事業が十和田市で開催された。津軽と南部の中間に位置する十和田市
で津軽の藁焼問題、奥入瀬川の内水面漁業振興について研究発表された。
十和田市にある日本の道百選:官庁街やはり通行人が
いないと寂しい。今日はこの町最大の積雪にも関らず
十和田市立美術館の見学者が美術館前を歩いていた。
(2012.冬の十和田市官庁街 完)
十和田市立美術館にある展示物の中で屋外に有り目を引くのが、
『花馬』だ。この作成コンセプトは知らないが、馬は十和田市
のシンボル。それを花花で被いつくしたエキゾチックな造形だ。
参照:桜の花馬(とわだじかん)
十和田市官庁街芸術パーク(筆者命名)。十和田市立美術館の道路向かいにある
小さな空き地に設置された極彩色のモニュメント群。その一つがこの巨大きのこ。
極彩色の水玉模様は一見毒キノコを連想させるが、実は水玉模様で子供達の人気
記録:この作品は「水玉の女王」で知られる草間彌生野外展示作品。十和田市現代
美術館前の広場に他の作品と共に設置されている。市民等は自由に鑑賞可