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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

思い出の縁(よすが)として…

2011年04月28日 | 雑文
友人Cさんの引っ越しのお手伝いに行ってきました。

昨日は激しい雨が降り、強風が吹いていたのですが、今日は引っ越し日和!!

朝9時ごろに引っ越し屋さんのトラックが到着し、荷物がほとんど運び出された10時ごろから12時ごろまで、YさんとTさんと一緒に、雑巾を手にあちらこちら拭いたり、掃除機をかけたり、玄関のドアや郵便受けを磨いたりしました。

引っ越しのお手伝いといえば、いつもは窓のサッシを磨くのに時間がかかるのですが、今回は、サッシはきれいに掃除されていました。

どの部屋もきれいになったところで、準備してくださっていたお寿司をみんなでいただきました。

食事の間は、「平成○年から住んでいるから、○○年になるわね。」とか、「ここへ来た時、娘と息子は中学生だった。」とか、「○○○○のアルバイトを一緒にしたわねぇ。あれはいつごろだったかしら。あの頃はみんな若かったね。」とか、思い出話にたくさんの花が咲きました。
これからの生活の期待と不安も話題になりました。

賑やかな食事が終わると、最後の荷物を車に積み込み、玄関ドアを閉め、表札をはずし、車に乗り込まれ、いよいよ別れの時。

新しい土地で、新たな人生が始まるCさんご夫婦に幸多かれと祈りながら、遠ざかっていく車を見送りました。




Cさんが「これはもういらないわ。」とおっしゃったので、長いS字フックをもらって帰りました。

             

お別れにいただくものとして、その人が使っていたものや作ったものは、何よりの品だと思います。これを使う度に私はCさんのことを思い出すでしょうから。

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