Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

2015年の中秋の名月

2015年10月04日 | 
2015年9月27日、中秋の名月を奈良猿沢の池で見ました。

奈良では中秋の名月の日に「采女祭」が催されます。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



前日26日の昼の猿沢池の様子

  龍頭  

  鷁首(げきす)  

                   

猿沢池の西北の隅にある采女神社  

この小舟に流し燈籠が載せられます    

采女神社では、マイクのテストなどが行われていました。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



中秋の名月(平成27年9月27日)

花扇奉納行列17時~
神事18時~
管絃船の儀19時~


★『大和物語』によると「奈良時代に帝に仕えていた采女が、帝のご寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池の池畔の柳に衣を掛け、入水したので、その霊を慰めるために社を建てた。しかし、采女は我が身を投じた池を見るにしのびないと一夜のうちに社を後ろ向きにした。」と伝えられているそうです。


17時から花扇奉納行列が市内を練り歩きます。

秋の七草で飾られた2m余りの花扇  

数十人の稚児、御所車に乗った十二単姿の花扇使

姉妹都市福島県郡山市から参加しているミスうねめ、ミス奈良などが天平衣装をまとっています。

三条通    





小西さくら商店街  



東の空に月が上がってきました  

興福寺五重塔と月  

18時から春日大社神官による神事の後、花扇が奉納されます。





19時過ぎ、南都楽所の奏する雅楽が流れるなか、花扇、花扇使・ミスうねめ・ミス奈良を乗せた2隻の管絃船(龍頭・鷁首)が、猿沢池に浮かぶ40余りの流し燈籠の間をぬ って2周めぐり、最後には花扇を池中に投じます。

池の周りで管弦船を見る人たち  















※采女祭のチラシを見ると、9月24日(木)・25日(金)・26日(土)は【管絃船乗船体験】もできるそうです。管絃船に乗り、猿沢池から望む古都奈良の景色を堪能できるとのこと。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする