「こんにちわッ、テディちゃでス!
あかいものォ、ひとォ~つゥ!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!身につけよう!)
こんにちは、ネーさです。
申年は、何か赤いものを身につけるとラッキーが来る!
という話を聞き、急いで赤い小物を探しました。
さあ、ラッキーアイテムをギュっと握りしめたら、
2016年第一回の読書タ~イムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 特捜部 Q 吊された少女 ――
著者はユッシ・エーズラ・オールスンさん、原著は2014年に、
日本語版は2015年11月に発行されました。
本国デンマークで、世界各国で、
そしてここ日本でも高い人気を誇る《特捜部 Q》シリーズの、
第6作が、こちらです!
「さむゥ~いィほくおうのォ~」
「ぐるがるるる!」(←訳:熱いミステリ!)
2015年のBEST BOOKの一冊としても
ちらっと言及しましたこの作品、
もちろん、主役はコペンハーゲン警察の
カール・マーク警部補です。
知る人ぞ知る、とは正反対と申しましょうか、
“未解決事件を解決に導く!”部署として、
今はその存在をけっこう認知されている
《特捜部 Q》。
おかげで、
カール・マーク警部補宛の電話は鳴り止むことがないようです。
「とくそうぶのォ、りーだーさんッでスからァ!」
「がるるぐるる?」(←訳:引く手あまた?)
引く手というか、
藁にもすがる思い、というか。
午後一時半、警察署の地下にある特捜部の部室で
カール・マーク警部補がデスクに足を乗せ、
ちょっとウトウト……いえ、一息ついていると、
ああ、また電話が。
「じゅわきィ、とりましょうゥ!」
「ぐるるるがるっ?」(←訳:緊急事件かもっ?)
緊急、ってことはないはず、です。
《Q》が扱うのは過去の事件ばかりなんですからね。
電話の主も、
ずいぶん前に起きた事件について
カール・マーク警部補と話し合いたいらしいんですけど?
「あれッ??」
「がるるぅっる??」(←訳:切れちゃった??)
警部補さんの、すげない対応のせいでしょうか、
通話は突然切れてしまいました。
しかし、その翌日。
カール・マーク警部補は知ることになります。
電話をふいに切ってしまった人物の身に
ただならぬ“事件”が起きた、と。
「うわわァ~、それはァ~…」
「ぐるがるるぅ!」(←訳:後味悪いよぅ!)
いつものように、
助手のアサドさん&ローセさんとともに
地下室から外へ歩み出し、
過去の事件/現在の事件と
立ち向かうカール・マーク警部補ですが……
え?
17年前の未解決事件?
今回はそんな昔の出来事と対峙しなくちゃならないんですか?
「ふァ~、しょうこもォ、のこッてないィしィ?」
「がるるぐるるる?」(←訳:証人もいないし?)
見過ごしていた手掛かりを、
明らかになっていなかった証言を、
《Q》のメンバーは掘り起こすことが出来るのか――
「しつこォ~くゥ!」
「ぐるるるぅる!」(←訳:掘りましょう!)
6作目となるこの御本では、
警部補さんの“はぐれ者”度合いが少し影をひそめ、
正統派警察小説的な面が強く描かれています。
それでも、ハードボイルドっぽさは、
失くしていないんですけどね♪
「わきやくさんがァ、よいィのでス!」
「がるるるぐっるる!」(←訳:名台詞もいっぱい!)
2015年のミステリシーンを語るにはハズせない、
もはや巨匠の威風さえ漂わせるオールスンさんの快作、
未読の活字マニアさんは、ぜひ、一読を!
あかいものォ、ひとォ~つゥ!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!身につけよう!)
こんにちは、ネーさです。
申年は、何か赤いものを身につけるとラッキーが来る!
という話を聞き、急いで赤い小物を探しました。
さあ、ラッキーアイテムをギュっと握りしめたら、
2016年第一回の読書タ~イムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 特捜部 Q 吊された少女 ――
著者はユッシ・エーズラ・オールスンさん、原著は2014年に、
日本語版は2015年11月に発行されました。
本国デンマークで、世界各国で、
そしてここ日本でも高い人気を誇る《特捜部 Q》シリーズの、
第6作が、こちらです!
「さむゥ~いィほくおうのォ~」
「ぐるがるるる!」(←訳:熱いミステリ!)
2015年のBEST BOOKの一冊としても
ちらっと言及しましたこの作品、
もちろん、主役はコペンハーゲン警察の
カール・マーク警部補です。
知る人ぞ知る、とは正反対と申しましょうか、
“未解決事件を解決に導く!”部署として、
今はその存在をけっこう認知されている
《特捜部 Q》。
おかげで、
カール・マーク警部補宛の電話は鳴り止むことがないようです。
「とくそうぶのォ、りーだーさんッでスからァ!」
「がるるぐるる?」(←訳:引く手あまた?)
引く手というか、
藁にもすがる思い、というか。
午後一時半、警察署の地下にある特捜部の部室で
カール・マーク警部補がデスクに足を乗せ、
ちょっとウトウト……いえ、一息ついていると、
ああ、また電話が。
「じゅわきィ、とりましょうゥ!」
「ぐるるるがるっ?」(←訳:緊急事件かもっ?)
緊急、ってことはないはず、です。
《Q》が扱うのは過去の事件ばかりなんですからね。
電話の主も、
ずいぶん前に起きた事件について
カール・マーク警部補と話し合いたいらしいんですけど?
「あれッ??」
「がるるぅっる??」(←訳:切れちゃった??)
警部補さんの、すげない対応のせいでしょうか、
通話は突然切れてしまいました。
しかし、その翌日。
カール・マーク警部補は知ることになります。
電話をふいに切ってしまった人物の身に
ただならぬ“事件”が起きた、と。
「うわわァ~、それはァ~…」
「ぐるがるるぅ!」(←訳:後味悪いよぅ!)
いつものように、
助手のアサドさん&ローセさんとともに
地下室から外へ歩み出し、
過去の事件/現在の事件と
立ち向かうカール・マーク警部補ですが……
え?
17年前の未解決事件?
今回はそんな昔の出来事と対峙しなくちゃならないんですか?
「ふァ~、しょうこもォ、のこッてないィしィ?」
「がるるぐるるる?」(←訳:証人もいないし?)
見過ごしていた手掛かりを、
明らかになっていなかった証言を、
《Q》のメンバーは掘り起こすことが出来るのか――
「しつこォ~くゥ!」
「ぐるるるぅる!」(←訳:掘りましょう!)
6作目となるこの御本では、
警部補さんの“はぐれ者”度合いが少し影をひそめ、
正統派警察小説的な面が強く描かれています。
それでも、ハードボイルドっぽさは、
失くしていないんですけどね♪
「わきやくさんがァ、よいィのでス!」
「がるるるぐっるる!」(←訳:名台詞もいっぱい!)
2015年のミステリシーンを語るにはハズせない、
もはや巨匠の威風さえ漂わせるオールスンさんの快作、
未読の活字マニアさんは、ぜひ、一読を!