「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうもォ、なげるぞッ、げんきだまァ!」
「がるる!ぐぅるぅるるるー!」(←訳:虎です!とぉりゃあああー!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、伊のユヴェントスへ元気玉を送ったら、
ユーヴェOBのジタンさんが指揮することになったレアルにも
エールを送りたいですね♪
あ、いけません、
また海外サッカーブログになりかけちゃってますが、
ここからは読書タ~イム!
本日は、とっても痛快?な、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― このミステリーがひどい! ――
著者は小谷野敦(こやの・あつし)さん、2015年8月に発行されました。
『Why Do People Read Mystery Novels?』と英語題名が付されています。
はい、誤字誤植ではありませんよ、
私ネーさがキーを打ち間違えたのでもありません。
御本の題名は、
『ひどい!』です。
「すごいィ、でもないのでスよゥ!」
「ぐるる!がるる!」(←訳:ひどい!なのだ!)
毎年、年末になると刊行される、
『このミステリーが○×△!』
とは、ちょっとどころか大いに違うこちらの『このミス』は、
いうなれば、
“確信犯”!
です。
なにしろ、御本の『まえがき』で、著者・小谷野さんは、
そんな『すごい』ものが毎年ざくざく出るはずがないのである。
と記しているんですから、
これはもう――
「けんかだッけんかだッ!」
「がるぐっるるぅ!」(←訳:喧嘩売ってるぅ!)
だけでなく、
本書では基本的に『ネタバレ忌避』はしない
とも宣言しているのです。
つまり、ミステリ作品を論じるに当たって、
ストーリーもトリックも遠慮なく明かしてしまう、という……
「やッぱりィ、けんかだッ!」
「ぐっるるるぅ~…!」(←訳:売ってるなぁ~…!)
しかし、百戦錬磨&海千山千の《ミステリ読み》を自認する
ミステリマニアさんには、
小谷野さんの喧嘩宣言(果し状というべきでしょうか)、
けっこう楽しめるかもしれません。
第一章《いかにして私は推理小説嫌いとなったか》では
ホームズさんを軽々とスルーし、
乱歩さんもあっさりと片付け、
クリスティさんを、あまりうまくない、と評し。
第四章《松本清張、長編はあかんかった》では、
清張さんをケナしておきながら誉め、
誉めておきながらケナしたり。
「これはァもうゥ、まるでァ~」
「がるるる?」(←訳:プロレス?)
世のミステリ作品に対して、
著者・小谷野さんが、本当に題名通り、
『ひどい!』
と怒っているのか、
『あ~あ、ひどいよなぁ~』
と苦笑しているのか。
そのあたりは、読み手の受け止め方次第、ですね。
「おおらかなァ、こころもちでェ~」
「ぐるるるるぅる!」(←訳:受けとめましょう!)
ミステリのみならず、
純文学から、SF、ファンタジー、
映画やTVドラマなどなど。
博識無類の著者さんによる
近代日本文学の《よし》と《あし》とは?
かさねがさね申し上げておきますが、
この御本、ネタばれだらけの文芸評論書です。
ミステリ初心者さんは、ええ、そのぅ、
近寄らない方がいい、でしょうねえ。
代わりに、ベテランのミステリ好きさんは
挑戦してみるのも……アリでしょう。
皆さま、覚悟の上で、一読を♪
きょうもォ、なげるぞッ、げんきだまァ!」
「がるる!ぐぅるぅるるるー!」(←訳:虎です!とぉりゃあああー!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、伊のユヴェントスへ元気玉を送ったら、
ユーヴェOBのジタンさんが指揮することになったレアルにも
エールを送りたいですね♪
あ、いけません、
また海外サッカーブログになりかけちゃってますが、
ここからは読書タ~イム!
本日は、とっても痛快?な、こちらの御本を、どうぞ~!

―― このミステリーがひどい! ――
著者は小谷野敦(こやの・あつし)さん、2015年8月に発行されました。
『Why Do People Read Mystery Novels?』と英語題名が付されています。
はい、誤字誤植ではありませんよ、
私ネーさがキーを打ち間違えたのでもありません。
御本の題名は、
『ひどい!』です。
「すごいィ、でもないのでスよゥ!」
「ぐるる!がるる!」(←訳:ひどい!なのだ!)
毎年、年末になると刊行される、
『このミステリーが○×△!』
とは、ちょっとどころか大いに違うこちらの『このミス』は、
いうなれば、
“確信犯”!
です。
なにしろ、御本の『まえがき』で、著者・小谷野さんは、
そんな『すごい』ものが毎年ざくざく出るはずがないのである。
と記しているんですから、
これはもう――
「けんかだッけんかだッ!」
「がるぐっるるぅ!」(←訳:喧嘩売ってるぅ!)
だけでなく、
本書では基本的に『ネタバレ忌避』はしない
とも宣言しているのです。
つまり、ミステリ作品を論じるに当たって、
ストーリーもトリックも遠慮なく明かしてしまう、という……
「やッぱりィ、けんかだッ!」
「ぐっるるるぅ~…!」(←訳:売ってるなぁ~…!)
しかし、百戦錬磨&海千山千の《ミステリ読み》を自認する
ミステリマニアさんには、
小谷野さんの喧嘩宣言(果し状というべきでしょうか)、
けっこう楽しめるかもしれません。
第一章《いかにして私は推理小説嫌いとなったか》では
ホームズさんを軽々とスルーし、
乱歩さんもあっさりと片付け、
クリスティさんを、あまりうまくない、と評し。
第四章《松本清張、長編はあかんかった》では、
清張さんをケナしておきながら誉め、
誉めておきながらケナしたり。
「これはァもうゥ、まるでァ~」
「がるるる?」(←訳:プロレス?)
世のミステリ作品に対して、
著者・小谷野さんが、本当に題名通り、
『ひどい!』
と怒っているのか、
『あ~あ、ひどいよなぁ~』
と苦笑しているのか。
そのあたりは、読み手の受け止め方次第、ですね。
「おおらかなァ、こころもちでェ~」
「ぐるるるるぅる!」(←訳:受けとめましょう!)
ミステリのみならず、
純文学から、SF、ファンタジー、
映画やTVドラマなどなど。
博識無類の著者さんによる
近代日本文学の《よし》と《あし》とは?
かさねがさね申し上げておきますが、
この御本、ネタばれだらけの文芸評論書です。
ミステリ初心者さんは、ええ、そのぅ、
近寄らない方がいい、でしょうねえ。
代わりに、ベテランのミステリ好きさんは
挑戦してみるのも……アリでしょう。
皆さま、覚悟の上で、一読を♪