「こんにちわッ、テディちゃでェ~スッ!
またしてもォ、しょうりィでスゥ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!11連勝~!)
こんにちは、ネーさです。
ユヴェントス今節もしっかり勝ちました!
次節こそ!首位を獲ったる!と牙を研ぎながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの小説作品を、どうぞ~♪
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―― あまからカルテット ――
著者は柚木麻子(ゆずき・あさこ)さん、2011年10月に発行されました。
活字マニアさんには
『ランチのアッコちゃん』『3時のアッコちゃん』で
その名が知れ渡った著者・柚木さんが
《アッコちゃん》シリーズよりも前に発表した作品です。
「あッこおねえさんはァ、いないけれどォ~」
「ぐるるるるるがる!」(←訳:美味しそうな香り!)
ええ、この御本にも出てきます。
著者・柚木さんが得意?とする、
“美味しそうなもの”が、次々と!
冒頭に収録されている
『恋する稲荷寿司』は、
題名に違わず、
稲荷寿司から始まる物語です。
「おいなりさんがァ??」
「がるるる!」(←訳:鍵ですか!)
ピアノの教師をしている咲子(さきこ)さん、
花火大会で恋に落ちてしまいました♪
「あはァ! それはァ~♪」
「ぐるるるがる~!」(←訳:一目惚れだね~!)
偶然、隣のシートに座っていた男性と、
少しお喋りして、
お稲荷さんは嫌いですか?と
稲荷寿司を差し出されて――
「むふゥ!おいしィ~!」
「がるがるっ!」(←訳:ぱくぱくっ!)
よぉし!
ここで名前聞いておかないと!
メールアドレスも、もちろん!
あ、住所も!
って、皆が皆、咲子さんの後押しをしたくなります、よね。
ところが……?
「だッ、だいこんざつゥ~!」
「ぐるがぅるるるぐるっ!」(←訳:訊くチャンスがないっ?)
なんたって夏の花火大会ですから。
見物人でごった返す現場。
迷子や急病人で混乱も起こり、
騒音もひどいし、
何より、咲子さんはひと見知りする性格で、
もう一歩が踏み出せないのです。
美味しい稲荷寿司だけを残し、
あのひとは去ってしまった……。
いえ、正確には、見失ってしまった、んですけど。
「えええェ~! そんなァ~!」
「がるるぐるるるぅ!」(←訳:何とかしなくちゃ!)
と立ち上がったのは、
咲子さんの親友たち。
編集者の薫子(かおるこ)さん、
コスメメーカーに勤務する満里子(まりこ)さん、
ブロガー主婦の由香子(ゆかこ)さん。
見つけましょう、
その『お稲荷さんの君』を。
見つけ出してみせましょう!
「そッそうでスねッ!」
「ぐるるる!」(←訳:ですよね!)
稲荷寿司の味を手掛かりに、
広~い東京のどこかにいる一目惚れ相手を探し出す。
たいへんな難行となることは疑いありませんが、
はたしてその労苦は……報われるのでしょうか?
「おいなりさまにィ~」
「がるるぐるる!」(←訳:願掛けしよう!)
仲良し、というだけじゃなく、
たまにはドカンと喧嘩もする仲良し4人の、
“美味しいもの”も存分に織り込んだ短編連作集は、
ひと足先にパァッと春が来たような、
心地良い読む楽しさに満ちています。
寒さ厳しい冬にこそ似合うこの御本、
皆さま、ぜひ一読を♪
なお、《アッコちゃん》シリーズ最新作
『幹事のアッコちゃん』は2月中旬発売予定だそうですよ♪
「わほうゥ! やッたァ~♪」
「ぐっるるるるがっるるぅる!」(←訳:待ってますよアッコちゃん!)
またしてもォ、しょうりィでスゥ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!11連勝~!)
こんにちは、ネーさです。
ユヴェントス今節もしっかり勝ちました!
次節こそ!首位を獲ったる!と牙を研ぎながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの小説作品を、どうぞ~♪
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―― あまからカルテット ――
著者は柚木麻子(ゆずき・あさこ)さん、2011年10月に発行されました。
活字マニアさんには
『ランチのアッコちゃん』『3時のアッコちゃん』で
その名が知れ渡った著者・柚木さんが
《アッコちゃん》シリーズよりも前に発表した作品です。
「あッこおねえさんはァ、いないけれどォ~」
「ぐるるるるるがる!」(←訳:美味しそうな香り!)
ええ、この御本にも出てきます。
著者・柚木さんが得意?とする、
“美味しそうなもの”が、次々と!
冒頭に収録されている
『恋する稲荷寿司』は、
題名に違わず、
稲荷寿司から始まる物語です。
「おいなりさんがァ??」
「がるるる!」(←訳:鍵ですか!)
ピアノの教師をしている咲子(さきこ)さん、
花火大会で恋に落ちてしまいました♪
「あはァ! それはァ~♪」
「ぐるるるがる~!」(←訳:一目惚れだね~!)
偶然、隣のシートに座っていた男性と、
少しお喋りして、
お稲荷さんは嫌いですか?と
稲荷寿司を差し出されて――
「むふゥ!おいしィ~!」
「がるがるっ!」(←訳:ぱくぱくっ!)
よぉし!
ここで名前聞いておかないと!
メールアドレスも、もちろん!
あ、住所も!
って、皆が皆、咲子さんの後押しをしたくなります、よね。
ところが……?
「だッ、だいこんざつゥ~!」
「ぐるがぅるるるぐるっ!」(←訳:訊くチャンスがないっ?)
なんたって夏の花火大会ですから。
見物人でごった返す現場。
迷子や急病人で混乱も起こり、
騒音もひどいし、
何より、咲子さんはひと見知りする性格で、
もう一歩が踏み出せないのです。
美味しい稲荷寿司だけを残し、
あのひとは去ってしまった……。
いえ、正確には、見失ってしまった、んですけど。
「えええェ~! そんなァ~!」
「がるるぐるるるぅ!」(←訳:何とかしなくちゃ!)
と立ち上がったのは、
咲子さんの親友たち。
編集者の薫子(かおるこ)さん、
コスメメーカーに勤務する満里子(まりこ)さん、
ブロガー主婦の由香子(ゆかこ)さん。
見つけましょう、
その『お稲荷さんの君』を。
見つけ出してみせましょう!
「そッそうでスねッ!」
「ぐるるる!」(←訳:ですよね!)
稲荷寿司の味を手掛かりに、
広~い東京のどこかにいる一目惚れ相手を探し出す。
たいへんな難行となることは疑いありませんが、
はたしてその労苦は……報われるのでしょうか?
「おいなりさまにィ~」
「がるるぐるる!」(←訳:願掛けしよう!)
仲良し、というだけじゃなく、
たまにはドカンと喧嘩もする仲良し4人の、
“美味しいもの”も存分に織り込んだ短編連作集は、
ひと足先にパァッと春が来たような、
心地良い読む楽しさに満ちています。
寒さ厳しい冬にこそ似合うこの御本、
皆さま、ぜひ一読を♪
なお、《アッコちゃん》シリーズ最新作
『幹事のアッコちゃん』は2月中旬発売予定だそうですよ♪
「わほうゥ! やッたァ~♪」
「ぐっるるるるがっるるぅる!」(←訳:待ってますよアッコちゃん!)